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ナトリウムの架鉄ブログ
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伊島電鉄:会社

伊島電気鉄道株式会社
・業種
運輸業(鉄道事業、船舶事業)など
・上場状況
非上場
・筆頭株主
静岡県
伊島町
逢瀬セメント など
・代表
保谷基夫(2000年就任)
・本社所在地
静岡県羽原市

伊島電気鉄道(以下、伊島電鉄)は、静岡県羽原市、伊島町、逢瀬町において鉄道事業を展開する鉄道会社である。

概要
伊島電鉄は静岡県内にて鉄道1路線(伊島線)、船舶1路線(逢瀬新港―江瑠璃港)での旅客営業及び貨物輸送を行っている。中小私鉄の一つであり、経営状況は黒字を維持している。

関連企業
・逢瀬セメント
江瑠璃島産出の石灰石を採掘し、逢瀬新港内にある工場でセメントやコンクリートに加工している会社。原料の輸送を伊島電鉄の貨物船、製品の輸送を伊島線の貨物列車で行っており、伊島電鉄と株式関係を結んでいる。
・オウセリゾート
逢瀬海岸においてホテルやレストランなどの観光事業を展開する企業。1960年に「逢瀬観光開発」として発足した際に伊島電鉄から出資があり、それ以来関係が続いている。

鉄道事業

事業所

本社
伊島電鉄の本社は西羽原車両区の敷地内の一角にある。3階建ての鉄筋コンクリート製。

車掌区
伊島線に乗務する乗務員は皆、西羽原車両区に隣接する西羽原車掌区に所属する。

車両区
伊島線で運用される車両は貨車を除いて全て、西羽原車両区に所属する。車両検査と車両の留置がここで行われるが、留置はこのほか羽原駅や逢瀬海岸駅でも行われる。

路線
伊島電鉄は鉄道路線として伊島線を営業している。
伊島線
営業距離:21.2km
駅数:16(旅客駅14、貨物駅2※)
電化設備:直流1500V
軌間:1067mm
※逢瀬新港駅は貨物駅だが、隣接する旅客ホームは逢瀬海岸駅構内扱い。
詳細は「路線」を参照のこと。

車両形式
現在、伊島電鉄に在籍する営業用車両は以下の通り。
普通車
・200形(動態保存車)
・250形
・300形
・500形
急行車
・350形
機関車
・ED10形
貨車
・タキ1900形(逢瀬セメント所有)
・ワ10形
備考:セメント用タンク車タキ1900形は、車籍は伊島電鉄に置かれているが所有者は逢瀬セメントとなっている(私有貨車)。

その他

優等列車
観光地となった逢瀬海岸に向かう列車として、伊島線では優等列車が設定されてきた。また、かつては東京から東海道本線を走り、羽原で伊島線に直通して逢瀬海岸に至る優等列車も多く運行されていた。
東海道本線直通列車
・準急/急行「おうせ」
運行区間:東京―逢瀬海岸
運行期間:1959年(定期化は1963年)〜1981年
使用車両:国鉄153系
準急「おうせ」は「湘南準急」の一つとして設定された列車。熱海駅まで準急「はつしま」(東京―伊東)と併結し、その先は三島、富士、羽原に停車し、伊島線内は交換駅での運転停車を除いてはノンストップで走った。東京―逢瀬海岸の所要時間はおよそ3時間30分。当初は繁忙期のみの臨時列車だったが、1963年に定期列車化された。車両は当時最新型だった153系電車の5両編成が用いられた。この際伊島線ではホーム有効長を延長する改修を行っている。また、1966年にほかの「湘南準急」同様、急行に格上げされ、1981年まで運転された。
・特急「ひすい」
運行区間:東京/新宿―逢瀬海岸
運行期間:1981年〜1990年
使用車両:国鉄/JR185系
「おうせ」の後を継ぐ形で運行を開始した列車。熱海駅まで「踊り子」(東京―伊豆急下田)と併結して走り、その先は「おうせ」と同じ停車駅で運転した。また、新宿発着の臨時列車も運転された。車両は、同時期に運行を開始した「踊り子」と同じ185系の5両編成。1990年まで運転されたが、その後は新幹線との接続輸送に方針を転換し、「ひすい」は臨時列車に格下げされた。

伊島線内運行列車
・快速「みさご」
運行区間:羽原―逢瀬海岸
運行期間:1963年〜1990年
使用車両:普通用車両(ただし200形優先)
繁忙期に「おうせ」「ひすい」を補助する目的で設定された伊島線内運行の臨時快速列車。羽原で東海道本線急行「東海」と接続し、伊島線内は羽原市、伊島、逢瀬、逢瀬海岸に停車。普通用車両を充当し、特別料金はなし。「ひすい」の運行が終了した1990年からは、新幹線と接続する役割に転換した。
・急行「みさご」
運行区間:羽原―逢瀬海岸
運行期間:1990年〜
使用車両:350形
「みさご」を急行に格上げ、定期化する形で設定された新幹線接続列車。羽原で東海道新幹線「こだま」に接続し、快速時代と同じ停車駅で逢瀬海岸へ向かう。専用形式である350形が充当され、急行料金も徴収する。現在伊島線で運行されている唯一の定期優等列車。

運賃
伊島電鉄の運賃は、初乗り0〜5キロが200円、それ以降は1キロ毎に40円ずつ加算されていく。小人料金は半額、10円未満切り上げ。
キロ程:円
0〜5:200
5〜6:240
6〜7:280
7〜8:320
8〜9:360
9〜10:400
10〜11:440
11〜12:480
12〜13:520
13〜14:560
14〜15:600
15〜16:640
16〜17:680
17〜18:720
18〜19:760
19〜:800
また、急行列車に乗車する際には急行券が必要となる。座席指定ではなく、料金は一律200円。
伊島電鉄は中小私鉄であるため、それなりの運賃設定となっている。また、観光客の利用が多い羽原―逢瀬海岸の急行利用料金は運賃800円+急行料金200円でちょうど1000円となるように設定されている。

スローガン・ロゴマーク
伊島電鉄は2008年に利用者向けのスローガンとロゴマークを制定した。スローガンは「IR愛ある電車」で、これをもとにロゴマークは「IR」の文字にハートマークをあわせたものになった。駅の掲示物や広告に用いられている。

経営
伊島電鉄は中小私鉄ながら、逢瀬海岸への観光客利用と安定した地元利用客によって毎年黒字を計上している。特に観光利用に関しては、現在も繁忙期には東京からの直通列車が運転されるなど賑わいを見せており、会社の大きな収入源となっている。また、沿線には羽原、伊島、逢瀬という3つの町があり、病院や高校、大学もあるため定期利用収入も安定している。セメント輸送による貨物営業収入も黒字である。

貨物輸送
伊島電鉄では羽原貨物ターミナル―逢瀬新港で定期貨物列車を運行している。
逢瀬町沖にある江瑠璃島は石灰質の地質で、1950年代に開発され石灰石が盛んに産出するようになった。その石灰石は後述する貨物船で逢瀬新港に運搬され、工場でセメントなどの製品に加工された後、東海道本線までの輸送を伊島線が行っている。貨物列車はED10形機関車が重連で牽引し、貨車は逢瀬セメントの私有貨車であるセメント輸送用タンク車(タキ1900形)が用いられる。
また、江瑠璃島への物資輸送も請け負っており、ワ10形有蓋貨車が1両もしくは2両ずつ、編成の羽原方に連結される。平日の場合は貨物列車4便分、ワ10形延べ7両分最大計約210tがセメント輸送とは別の貨客船に積載され島まで輸送される。

船舶事業
伊島電鉄は逢瀬新港と江瑠璃島を結ぶ船舶路線を運航している。

貨物輸送
先述したように、江瑠璃島からセメント工場のある逢瀬新港まで原料である石灰石を輸送する貨物船の定期便が設定されている。
石灰石は江瑠璃島内の採掘場からベルトコンベヤで江瑠璃港まで運ばれ、貨物船に積載される。船が逢瀬新港に着くと、積み降ろされた石灰石は直接港敷地内の逢瀬セメント逢瀬工場に入り加工される、という流れとなっている。このセメント輸送船は1日1往復、朝に江瑠璃港行き、夕方に逢瀬新港行きが運航されている。

連絡船
伊島電鉄は石灰石輸送だけではなく、江瑠璃島への旅客・物資輸送も行っている。後述する貨客船が毎日1往復、朝に本島行き、夕方に江瑠璃港行きで運航されている。旅客の移動は需要が少ないため扱いは週に2日、火曜と土曜のみ。

保有船舶
貨物船
・第三江瑠璃丸
石灰石輸送用ばら積み貨物船。石灰石輸送船の中では比較的小柄な船体。所属港は逢瀬新港。
・ひすい丸
旅客定員100名、積載貨物量250tの貨客船。江瑠璃島への物資と旅客の輸送を行う。運航自体は毎日だが、旅客の取り扱いは火曜日と土曜日のみ。所属港は逢瀬新港だが、急病人などの緊急事態発生に備えて原則的に江瑠璃港に係留されている。
 
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木葉「伊島線のお客様は大きく分けて二種類いらっしゃいます」
三谷「逢瀬海岸への観光客と、沿線の地元利用客、ですか」
木葉「そうです。観光客の方は主に羽原から逢瀬海岸までの全区間、地元のお客様は各駅間の短距離利用が多いと思われます」
三谷「地元の利用客は、やっぱり羽原まで出てJR線に行く人が多いんですか」
木葉「実はそうでもないんです。確かに定期や切符の利用区間を見るとその需要は多いのですが、それ以外にも羽原市駅や伊島駅への利用も多くなっております」
三谷「なるほど、伊島線は沿線に市街地がいくつもあるから、そういった需要もあるわけですね」
木葉「そういうことです。羽原市駅、伊島駅と逢瀬駅がそれぞれの街の中心地にあたります」
三谷「そういえば、伊島線には無人駅が多いですが、切符の取り扱いはどうなってるんですか」
木葉「はい、有人駅から有人駅の利用は言わずもがな、有人駅から無人駅の場合もその区間の磁気乗車券を購入し無人駅の回収箱にて処分していただきます。無人駅から有人駅の場合は降車時に駅員に乗車駅を申告し運賃を支払います」
三谷「無人駅から無人駅の場合は?」
木葉「乗車列車の車掌か、次に有人駅を利用する時に窓口に申告していただくことになってます。…いちおう」
三谷「はは…実質的にはお客さんの良心次第ということですか」
木葉「正直、そういうことです。ただ言ってしまえば、わずかな利用事例のために整理券発券機などを各駅に整備するのはどうかということなんです」
三谷「あーなるほど、設置コストだけでなく、維持費もかかりますもんね」
木葉「そういうわけです。なので、実質的には、ヨーロッパで普及している「信用乗車制度」と同様だと言えると思います」

伊島電鉄:プロローグ

東京から1時間半、僕は東海道新幹線羽原駅ホームに降り立った。
JRの改札を出て、案内看板を確認しながら階段に向かう。降りたところには、出口だけでなく、改札機が並んでもいた。伊島電鉄伊島線ののりばだ。
初乗り切符を購入し、ホームに入る。向かって左側に停まっている列車に乗り込むと、ちょうど対向列車が反対側の番線に滑り込んできた。
『まもなく2番線から、普通逢瀬海岸行きが発車します』
アナウンスが流れた。ドアが閉まり、ブレーキが緩むと、弱め界磁装置の音を響かせながら列車は発車した。
右手の車窓に新幹線の高架橋を望みながら、列車は単線の線路を走っていく。と、その視界が開けた。広い敷地に貨車が並んでいる、羽原貨物ターミナルだ。
ターミナルを過ぎると、軌道が左にカーブし始めた。JR線と離れ、羽原市の町中に入っていく。
『まもなく西羽原、西羽原、お出口は左側です』
列車は減速し、1面だけの小さな駅に停車した。
僕は早速列車を降りた。無人の駅舎を出て、左手に進む。
踏切を渡ると、すぐに門が見えてきた。「伊島電鉄 本社 西羽原車両区 西羽原車掌区」とある。少し抵抗感を覚えながらも敷地内に入り、一番近い建物に向かう。この3階建てのコンクリートの箱こそ、この鉄道の本社屋なのだ。
ガラス戸を開けて中に入り、カウンターの人間に話しかけようとしたところ、奥から声がかけられた。「あ、三谷さん!」
焦げ茶のショートヘアを揺らしながら早足で近寄ってきたのは、20代らしい若い女性社員だった。「お待ちしておりました」
僕は軽く会釈をしてから話しかけた。
「『月刊レイルメディア』の三谷です。よろしくお願いします」
挨拶しながら、胸ポケットから取り出した名刺を差し出す。
「はい、ありがとうございます。私は伊島電鉄広報担当のコノハといいます」
差し出された名刺には確かに、「伊島電鉄総務部広報課課長 木葉ゆい」とあった。
「か、課長さんなんですか」
「そうなんです。わが社の広報課には私一人しかいませんから」
「なるほど」僕は頬を緩めた。中小私鉄らしいなと思う。
「では、こちらへどうぞ」
彼女に案内に従い、僕は奥の応接スペースに向かった。
ソファに腰を降ろすと、彼女は緑茶を淹れてきてくれた。「どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
「ええと、この度は私どもの鉄道を取り上げていただけるとのことだそうで…」
言いながら、木葉さんは向かいの席に腰かけた。
僕が記者をやっている鉄道雑誌「レイルメディア」誌で、伊島電鉄を大々的に取り上げることになった。100年を越える長い歴史を持つ中小私鉄であり、巧みな経営方針の転換により今までに大きな赤字を出したことがないことで知られている会社だった。また、秩父鉄道、三岐鉄道と並んで貨物列車を運行する私鉄としても有名だ。
そんな伊島電鉄の特集記事のため、僕は一泊二日の取材旅行に来たのだ。そしてその最初に、伊島電鉄本社に取材に訪れたのだった。
向かいに座る木葉さんは緊張しているようだった。こういう取材は初めてなのかもしれない。
「あ、そんなに緊張しないでください。うちもそこまで堅苦しい雑誌じゃありませんから」
言うと、彼女は肩の力を抜いてくれた。「そうですか、ありがとうございます」
温かいお茶を一口飲んでから、僕は話に取りかかった。「では早速、こちらの鉄道の基本的なデータを…」「あ、はい!」
僕の言葉が終わる前に、木葉さんはバッグから資料を取り出してテーブルに広げた。「こちらになります」
「ありがとうございます。えっと、じゃあ、これから取材を始めます。よろしくお願いします」
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
互いにぺこりと頭を下げた。

更新履歴9/15

常京急行
・いまさらながら「路線」に実寸地図(グーグルマップ)を公開
このたび、「沖縄かりゆしライン」の更新を一時停止することにしました
理由は、作者の中でいろいろと制作に厳しさを感じたからです。沖縄という特殊な地域ゆえ、実際の日本における鉄道との差が大きく、リアリティの追及という意味で難があると感じました。また、路線総延長が100キロを超える長大路線が手に負えなかったというのもあります。
このような訳で、楽しみにしていた方には申し訳ありませんが、「沖縄かりゆしライン」及び関連作品は一時的に制作を実質停止し、更新はしないわけではありませんが極めて低頻度で行うこととしたいと思います。
また、これにより、新たな架鉄企画を開始することも検討しています。
今後も当サイトをよろしくお願いします。
 

分岐シーンを頑張る2

(前の記事を見ていない人はそちらからどうぞ)
つづきです
入線してくるホームから撮るとこんな感じ
イメージ 1
迫力がある感じです。分岐や揺れも表れていると思いますが、3,4両目が見えません。これは割り切るしかありませんかね
どうしても割り切れん!となると、ここで対向列車を置いてそこから見てみましょう
イメージ 2
これはこれで面白い感じです。…まあ「2000系の画像」としては使えませんが
とりあえず、ナトリウムさんはこんな感じで画像をつくってるよ的なお話でした

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