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先日、国立新美術館で開催されている「マン・レイ展」に行ってきました。
マン・レイは19世紀末にアメリカに生まれ、20世紀初頭にパリに渡った芸術家です。 写真家として名高いのですが、デッサンも絵画もそして立体芸術の作品も多く残しています。
マルセル・デュシャンと知り合うことをきっかけに、パリ1920年代のシュールレアリストたちとの運動、またエコール・ド・パリの外国人芸術家達との交流で知られています。
私がパリで滞在するモンパルナス地区のアパルトマンの傍には、マン・レイのスタジオだった建物や、たむろしていたカフェが多くあり、私にとっては、馴染み深い芸術家です。
今まで、彼の総合的な展覧会は見た事がなかったので、今回のマン・レイの遺族が作った財団所有の作品群や、映像(彼はシュールな映画も何本か作っています)を一同に見せてくれる展覧会はとても興味深く、見ごたえがありました。
モンパルナス墓地に仲良く眠っている、最後の妻ジュリエットが彼を回想する映像もあり、彼の終の棲家であったフェルー街のアトリエが残っていないのがとても残念です。
今日は、終了間近の「マネとモダン・パリ」展を、東京丸の内の三菱一号館美術館に見に行ってきました。
印象派の父とも言われるエドゥアール・マネはモネなどと比較するとあまり有名ではないかもしれませんが、その代表作を見れば誰もがわかる画家ですね。
私は彼の描く、フランス印象派唯一女流画家とも言われるベルト・モリゾに関心があり、彼女をモデルにしたマネの作品を見るのをたのしみにしていました。
画家としても才能溢れる女性だったと私は思うのですが、師であるマネの弟と結婚して、家庭に入ります。
当時は、いくつかある有名な絵の学校でも女性にはとても狭き門だったようで、どうして彼女が画家を目指したのか、どんな葛藤や試練があったのか、無かったのか。
マネの描く彼女は意志の強そうな、美しい瞳を持つ近代的な女性に見受けられます。
女性の生き方から見ても、とても興味深いのでいつか彼女をじっくり調べてみたいな、と思っています。
三菱一号館美術館は、昔の古い洋館を残した趣きのある建物で、とても良い感じでした。一角の小さな庭もまるでパリの小さな公園のようで素敵です。
ただ、人気のある展覧会なので、人が一杯。 好きな絵を中心に駆け足で見てきてしまいました。
マン・レイ展はそんなに人は多くなく、ゆったりと楽しめました。 同じ新美術館で開催中の「オルセー美術館展」の方は長蛇の列でしたが・・・・ |
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2007年に東京都美術館でオルセー美術館展があったとき、受験の合間に見に行きましたが、すごい人・人・人で、「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾの肖像」は小さな作品ですが、その前は黒山の人だかりでした。
絵の目の輝きから意思の強い女性であったと思われますね。
2010/7/21(水) 午後 2:18 [ クィーン ]
クィーン様、さすが、既に「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾの肖像」ご覧になっていましたね。今回も人だかりでした。 おまけにスミレの花を練りこんだ小さいクッキーが5,6個で500円で売っていましたけど、そこまでしなくても・・・・と思ったのは私だけ?
2010/7/21(水) 午後 3:49 [ N52 ]