やんちゃ坊主の母時々私

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小さな小さな物語

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自作の短い絵本風の物語(絵はありません)
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サンタクロース

「サンタクロース」


「お母さん・・・本当はサンタさんって居ないの?」

坊やはママに尋ねました。

「どうして?」

お母さんが尋ねると坊やは哀しそうに言いました。

「幼稚園のお友達にサンタなんて居ないって笑われちゃったよ・・」

哀しそうな坊やを見て、お母さんは優しく微笑みながらそっと坊やの頭を撫でました。

「お母さんはね居ると思うな・・」

お母さんがそう言うと坊やは不安そうにお母さんを見つめ尋ねました。

「本当はお父さんやお母さんがプレゼントを置いているってほんと?」

「・・本当よ・・・サンタさんに頼まれたのよ」

「本当?」

そう言って坊やはじっとお母さんを見つめました。

お母さんは坊やの瞳を見つめながら少しの間、黙り込んでしまいました。

そして坊やをしっかりと見つめながら言いました。

「・・・本当はね・・・サンタさんがいるかどうかお母さんにもわからないの・・。でもね、お母さんはサンタさんが居るって信じることが大切だと思うのよ」

坊やは今にも泣き出しそうな瞳でお母さんをじっと見つめたまま黙っていました。

「お母さんが思うサンタさんはね、サンタさんってたくさん居ると思うの。」

「どうして?」

「だって誰でもサンタさんになれるもの!」

「みんなサンタさんなの?」

「その人のことを大切に思ってその人のために何かをする人がサンタさん・・・だからお母さんは坊やにとってのサンタさん。それが本当のサンタさんなんじゃないかな・・」

お母さんがそう言ってにっこり微笑むと、坊やは少しの間考え込んだあとにっこりと笑いお母さんに抱きついて言いました。

「じゃぁ今度は僕がお母さんのサンタさんになるね!」



聖なる夜・・・

大切な人のために幸せを運ぶ・・・サンタクロースという名を借りて・・大切な人の笑顔のたに・・・。



                    merry  christmas!

赤ちゃん

ねぇママ・・僕はたくさん泣くけれど、他に伝え方を知らないからなんだよ・・。

ねぇママ・・僕、今はお腹がすいているんじゃないんだ・・
      オムツが気持ち悪いじゃないんだ・・・

ただね、不安なんだ・・・少し前までは暖かくて心地のいいママのお腹の中に居たのに・・・

急に狭くなってそこから抜け出そうとがんばって出てきたけれどここは寒くて寂しいよ・・・

ねぇママ・・・そこに居るの?
       僕を置いていったりしない?

ねぇママ・・・どうしてそんなに不安そうなの?

ねぇママ・・・どうしてそんなに悲しそうなの?

ねぇママ・・・どうして怒っているの?

僕のこと嫌いなの?

僕が泣くから嫌いなの?

でも、僕、不安なんだ・・怖いんだ・・・

ねぇママ・・・笑ってよ・・・

ねえママ・・・抱っこして・・・


あっ!ママが笑った!

ママが抱っこしてくれたよ!

ママの胸のトクントクンの音は僕の子守唄なんだ・・・。

小さな小さな物語。

                Fairy(妖精)


妖精と女の子が出会ったのは星が瞬くある夜のことでした。

女の子は度々夜になるとお家のベランダで一人、うずくまって泣いています。

そんな女の子に妖精が「どうして泣いているの?」とたずねると、

女の子は涙を掻き消すようにごしごしと拭き、にっこりと笑って見せました。

「泣いてなんていないよ。」

「こんな夜中にこんなところでいたら風邪をひいてしまうよ。どうしてこんなところに?」

妖精がそう尋ねると、女の子は少しだけ悲しそうな表情を覗かせました。

「私一人ぼっちなの・・・でも大丈夫よ!パパが居なくなってからママは私のために一生懸命働いてくれているんだもん・・・それにおばぁちゃんが居てくれるもの!」

「・・・・本当は寂しいんだよね?」

妖精がそう訊くと女の子は強がった様子で首を大きく横に振りました。

「そんなこと・・・そんなことないもの!」

「ママに寂しいって言えないの?」

「・・・・・そんなこと言ったら絶対にママを困らせちゃうもん・・」

女の子はそう言ってこらえきれなくなった涙をぽろぽろと落としました。

「困らせてばかりはよくないと思うけれどたまには甘えたっていいんじゃないかなぁ?」

妖精がそう言うと女の子はまた大きく首を横に振りました。

「もし・・・もしもママに聞き分けのない子だって・・悪い子だって思われたら・・・・きっと私のこと嫌いになっちゃう・・・。」

そう言ってぽろぽろと涙を落とす女の子に妖精はゆっくりと近づき女の子のほほにそっと触れていいました。

「嫌いになったりなんてしないんじゃないかなぁ?君のママはいつだって君の事を思ってくれていると思うよ!だから勇気を出して君の本当の気持ち・・ママに話そうよ!」

妖精の言葉に勇気付けられた女の子は満面の笑顔で頷きました。

そんな女の子を見て妖精は嬉しそうに優しく微笑みながらゆっくりと消えていったのでした。

「消えちゃった・・・・・妖精さんありがとう・・。」

女の子がそう言うと、どこからともなく妖精の声がします・・

「また寂しくなったら、空を見上げてごらんよ・・きっと元気になれるから・・・」


そう言い残した妖精は二度と女の子の前に現れることはありませんでいた。

けれど女の子は、何年経っても何かがあるとあの日と同じ星の瞬く夜空を見上げあの日のように笑顔を取り戻すのでした。

                  END

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