ここから本文です
自由な心
山梨現地・残された2頭の問題
【山梨県犬の多頭飼育現場:小林さんについてのお知らせ】
長文になりますが、小林さんと現場に関する重要なことが載っていますので、最後までお読みください。
元SHおよび多頭班のみなさんへ。8期生の大田区こと大林です。
...
突然の連絡ですが、先週8日(金)に、小林さんが緊急入院したと電話があり、
本日11日に小林さんのお見舞いに行ってきて、小林さんと息子さん、そして行政の方たちとお話をしてきました。
まだ検査の結果は出ていませんが、もう、小林さんは現場に戻ることはできそうにありません。
しばらく前から食欲もなく、食事を食べたとしても吐いてしまうといった状態が続いていましたが、8日に息子さんと行政の保健士さんに連れられて、都留市内の病院に入院することになりました。
小林さんの状態ですが、意識はありますが会話が少し怪しく(しゃべりづらそう)、思考もしっかりしていない感じでした。また、体の状態も自分で起き上がることはできず、退院したとしても介護などが必要な状態になりそうです。
息子さんとしても、仮に退院できたとしても現場(山奥)に戻すことはせず、近くで生活保護やケアサービスを受けながら余生を過ごしてほしいと言っていました。
しかし、現場には現在2匹の犬、エース(オス:推定15才)とリン(メス:推定8才)が残されています。
この2,3日は小林さんの息子さんがエサやりに行ってくれていましたが、これからずっと通うことはできず、また犬たちを引き取ることはできないと言っていました。
また、行政としても、犬たちの処遇については、一週間くらい預かることはできるが、それ以上は通常の“飼い主のいない犬”と同じように、愛護センターに連れていく形になるそうです。センターでは収容された犬の譲渡もしくは処分を行っていますが、リンとエースの年齢や性格を考えると、譲渡の方に回される可能性は低いと考えられます。
以前から学生たちが毎週のように犬たちのお世話の手伝いや、犬の一時預かり及び譲渡会などを行っていましたが、犬の頭数が少なくなって近年では学生が現場に行くのも月に1度くらいで、メンバーも数人程度と、かつてよりも活動規模が縮小しており、このような事態に対応ができない状態となっております。
そこで、このような差し迫った状況ではありますが、このエースとリンの里親、もしくは預かり先を募集したいと思います。ただ、預かりといっても、もう現場に戻すことはできませんので、実質的には譲渡という形を考えていただきたいです。
ただ、最近の現場に来た方ならわかると思いますが、エースとリンは性格的に警戒心が強く、人に対しても咬む可能性のある犬です。(小林さんに対しては懐いており、触ることができましたが、散歩などは行っていません。学生でも手からのエサは食べてくれる感じです。)
また、高齢であり、ワクチンや診察なども未経験のため、不測の事態が起きる可能性も十分あります。
そのため、「だれでもいいから飼ってください!」という形ではなく、★多頭班やSHの卒業生、または動物愛護ボランティアなどに関わっていた方など、そういった高齢や警戒心が強い性格の犬の扱いに理解のある方への譲渡もしくは預かりを希望しております。
今後の犬たちについてですが、近日中に行政の方が現場へ赴き犬たちの捕獲(移動)を行い、1週間は役所の管轄内で収容されることになり、里親が決まれば譲渡の方向へ進めることができるが、その間に里親が見つからなければ、センターに連れて行かれる形となります。
捕獲などの進捗状況については行政の方より随時連絡をもらえることになっておりますが、タイムリミットは1週間以内と考えた方がいいと思います。もちろん、感情的に、無理に犬を引き取ってもらって事故などが起きても不本意ですので、あまりタイムリミットを強調したくありませんが、差し迫った状況であるということはご承知ください。
なお、犬たちの預金口座については、本日、私が通帳を預からせていただきました。5月31日現在の残高は31,095円となっていますが、このお金はエースまたはリンの里親が決まったら、ワクチンなどもふくめた費用として里親さんにお渡ししようと考えております。
また、これ以上の寄付を募る必要がないため、6月18日をもちまして犬たちの口座を閉鎖とさせていただきます。私の勝手な判断で申し訳ありませんが、ご理解をお願いいたします。
後日、小林さんの小屋にある会計ノートなども私の方で回収して管理する予定です。
またこれらの件については小林さんとも話を済ませており、犬たちの行く末について私たちが譲渡を進めること、そして行政に収容されることについても了承を得ました。
(ただ、精神的な負担をかけさせたくないため、犬たちが「処分されるかも」ということを直接は言っておらず、どうにかして行く当てを探せると言ってあります。)
つまり、実質的に、山梨県犬の多頭飼育現場は収束を迎えるという形になります。
小林さんの入院という形で終わりを迎えましたが、もっと私たちが早くに犬たちを全頭譲渡できていれば…という後悔の念に駆られております。
しかし、現実問題として、最後に残った二匹の犬について考えなければならず、深刻な状況ではありますが、希望を捨てることはなく、みなさんと一緒に多頭飼育現場の“解決“に向けて最後の活動ができれば幸いです。
いちおう、小林さんは携帯電話の使用できるので(病室でも普通に使っていたのですが、いいのかな…)、返事ができない場合もあるかもしれませんが、みなさんからも気遣いメールを送ってもらえると喜ぶと思います。
お見舞いについても、小林さん本人があまり公表してほしくない言い方をしていましたが、ただ、実際に私たちが行ったときは、嬉しそうな顔をしていました。なので、もしご都合がつきそうな方で、小林さんのお見舞いを希望される場合は、私までメッセージをいただければ、病院を教えますので、お見舞いに行ってあげてください。
また、同様に、犬たちの里親希望の申し出や、質問について、その他何かありましたら、私までメッセージなどでご連絡をいただければと思います。
そして、これを読んでくださった多頭班、SHメンバーの方は、ぜひシェアをお願いします。
メーリングリストなども古い卒業生は消去されてしまったため、少しでも多くの多頭班のメンバーに、小林さんの状態について、そして多頭現場の終わりについて伝わってほしいと思います。

イメージ
                    エースくん 推定15才 里親様、預かり様募集中


イメージ
        リンちゃん  里親様、預かり様募集中
  

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事