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噴射量の計算

エイプインジェクションですが、現在プログラムの改良を行っています。(*゚ー゚)

今までは簡易的な補正計算(単なる足し算)で、センサーからの値に対してどの程度補正を加えるかなどを検討してきました。

が、なんとなく体で補正量の具合がわかってきたので、本格的な計算式を導入してセッティングに入ることにしました。




うちのECUはスロットル開度とエンジン回転数のマップで動いています。(スロットルスピード方式)

「この回転数のときにこのアクセル開度の場合は、これだけの時間燃料を噴射してください」というデータをあらかじめプログラムに仕込んでおいて、必要に応じて読み出して使用するわけです。


で、うちの場合は噴射時間は以下の式を利用して計算しています。


噴射時間 = (基本噴射時間 × 各種補正係数) + 無効噴射時間



基本噴射時間は前述のとおりマップから読み出します。

これに補正係数を掛け算し、たとえば補正係数が1なら基本噴射時間のまま、1.5なら1.5倍になります。

無効噴射時間は電源電圧によって変化するので、あらかじめマップを作っておいてそれによって決定します。つまり、電源電圧による噴射時間補正はこちらに入るようになっています。



各種補正係数の内容ですが、うちで採用している補正は以下のものだけです。


イメージ 1

始動後増量補正
エンジンに火が入った直後に補正を開始します。始動時のエンジン温度から補正係数を決定し、時間ごと、または一定回転数ごとに補正を減らしていきます。
暖気増量補正とは別にこれを行うのは、エンジンの温度がある程度高くても、しばらく放置すればバルブやシリンダ内壁の温度が下がって気化しにくくなり、始動直後には少しだけ濃い目にする必要があるからです。

イメージ 2

暖気増量補正
エンジン温度によって補正を加えます。これは始動後増量補正とは違って、エンジンの温度によっては常に補正がかかります。
ただし30〜90℃ぐらいの常用温度の範囲では、補正量はほんの数%程度です。
この補正はあまり多くすると不調の原因になります。


セッティング用ボリューム補正
ECUについているボリューム調節することにより、走りながら噴射時間を濃くしたり薄くしたりできる補正です。
主にセッティングを出すのに使います。


大気圧補正
現在未使用です。大気圧センサーの値は常に液晶の方へ表示させています。




これらの補正とは別に始動時噴射量というものが存在します。

キック時における一回目の噴射のことで、通常時の計算式を使用せずに始動時噴射マップから直接読み取っています。

キック時はインマニにガソリンがほとんどない状態ですので、わりと思い切って濃い目にガソリンを噴射しなければなりません。

これでも一発目のキックでは気化が間に合わずに始動しにくいので、何らかの対策が必要かもしれません。

閉じる コメント(6)

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キック式スターターの泣き所ですね〜!
セルだと2秒も回せばOKですよね?

2008/11/11(火) 午前 9:02 かずっち

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難しそうです。

2008/11/11(火) 午前 9:33 ぱんぱぱ

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>>かずっちさん
セルだと連続的に回転してくれますからねー…
うちのは点火のタイミングと噴射のタイミングが近いので、今回のようなことがおこります。

2008/11/11(火) 午後 5:40 さんぺい

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>>パンパパさん
すいません…(汗)
最近こんなことばかりしてます。

2008/11/11(火) 午後 5:43 さんぺい

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噴射時間 = (基本噴射時間 × 各種補正係数) + 無効噴射時間

この式や各種補正のイメージって言うのは自分で考えた物ですか?
基本的なところは通常の自動車と同じなので、自分で考えてたらすごいなぁとおもいまして・・・

キック1発でちゃんと燃料吹いてエンジンかけるのはむずかしいですね!
そんなさんぺいさんに良い情報?があります〜

今年度の自動車技術会 秋季大会2008の「122-08 SIエンジンの燃料噴射」というセッションで以下のような講演がありました。

183 モトクロス競技用二輪車のバッテリレスキック始動燃料噴射
システム

http://www.jsae.or.jp/2008aki/prg/toujitsu.pdf

なんかヒントがあるかもしれないですヽ( ´ー`)ノ

2008/11/12(水) 午前 0:17 [ jum*er*yy* ]

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>>jumperさん
自動車と同じなのは自動車を参考にしているからですよ(笑)
うちのECUの燃料噴射にかかわる部分は、ほとんど自動車の既存の技術をアレンジして流用してるだけです。

その講演興味ありますけど名古屋っすかーw
遠いなー行きたいなー。
バッテリーレスのキック始動は燃圧が最大の難関かなー。それ以外はジェネレーターの発電量だけ確保していれば何も問題ないはず。

記事で書いている一発始動が難しいという問題は、クランク角かカム角センサがあれば、もっと早目に燃料を噴射できるので楽になりそうです。

2008/11/12(水) 午後 9:56 さんぺい


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