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それは、つい何時間か前のこと・・・
会社から2時間ほど山間に入った場所で仕事を終え、街灯も無い山道を走っていた時
例によって頭の中で何かが囁いたのです。
「そっちに・・・何かいるよ・・・」
あちゃ〜最近は余り聞くことが無かったのに
よりによって、こんな人気のない山の中で?
引き返そうかと一瞬思ったけど、この道を通らず大回りすると時間が倍かかる・・・
「ま、喰われたりすることはないだろ〜」と、そのまま20分ほど走ったのですが
途中から2車線が1車線になり、きついカーブばかりの下り坂にさしかかった頃
その3つほど先のカーブが地形の関係で見えたのです。
そのカーブの少し奥のところが「ボーッ・・・」と光っています。
「やっぱり・・・いたのか・・・」
引き返すつもりもないので、そのまま車を走らせて
そのカーブの手前まで進んで行きました。
なるべく、そちらを見ないように通り過ぎようと思ったそのとき!
車のエンジンが止まった!!
!Σ(▼□▼メ)
慌ててブレーキを踏んだのですが、油圧が効かない状態でのブレーキは異様に重い!
鬼のような顔で必死でペダルを踏み続け、それでも何とか車は道から外れることもなく
止まることが出来たのです。
「ふう・・・死ぬかと思った・・・」
しばらくハンドルに頭を押し当てて・・・ふと助手席側を見たその目に映ったのは
モヤッとした青白い光
よく目を凝らすと、その光の中にかすかに輪郭が見てとれました。
甲冑に刀・・・それと・・・足元に首が・・・
その落ちた首が私を窺っています。
戦国時代の落ち武者なのか、それともこの場所が戦場であったのか
どちらかは分からないけど、さすがにこの状況はヤバイ!
じっとその武者を見つめ、九字を切りながら真言を唱えたのは言うまでもありません。
その効果だったのか、他の力が働いたのかよく分からないまま
武者の輪郭が次第にぼやけていき・・・そのまま消えたのでした。
冷や汗を拭きながら、キーを回してみると
エンジンがかかった!
後は、絶対にバックミラーを見ること無く
ひたすら前を見て走り続け
無事に会社まで辿り着いたのでした。
もうあの道は絶対通らんぞ〜!
心に誓った私でしたが・・・
(メ▼。▼)y−〜〜〜おら〜
また夢に出て来るんだろうな〜
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