古代出雲と神話の世界

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 前のページ | 次のページ ]

アマテラス不在で闇に包まれた世界で悪い神々が騒ぎ出し、世界中が大混乱になってしまいます。
困った神々は、なんとかアマテラスを岩屋から出す方法が無いものか、あーだこーだと考えたん
ですが思いつきません。そこで、高天原で一番博識と評判のオモイカネを訪ねて知恵を授けて
貰いました。

さあ、あとは実行あるのみ!
まず、鶏を岩屋の前に集められるだけ集めて「コケッ・コケッ・コケコッコー」と大騒ぎさせます。
その次に天香山から持って来た榊に勾玉や鏡や布を取り付けました。これで準備完了です。

そこでアメノウズメが桶の上に立って、激しい踊りを始めました(*^_^*)ここでアメノウズメは
大事な所を見せびらかすように半分裸で踊るんで、この部分ばかりが強調されてしまうんです。
誰かが「エロいよね」と言ってましたが、古代では女性の○部や裸は邪気を払う神秘的なもの
だったのですから、エロくは無いんですね(建前)あ〜神秘が見たい・・(本音)
他に呪術的な要素もあって、アメノウズメは巫女の役割を担っていた神の一人と言えるでしょう。

騒がしい鶏の声と踊りのお囃子、アメノウズメを見る神々の笑い声・・アマテラスは余りに賑やか
な外の様子に、岩屋をほんの少し開けて外を覗いてみます。
その瞬間、一人の神がアマテラスの前に鏡を差し出しました。その鏡にアマテラスの姿が写ります。
しかしアマテラスはそれが自分だとは気付かないんですね?鏡を見たことが無かったんだろうか?
アマテラスはその鏡に写った女神が誰なのか、よく見ようと戸の影から少し出て来ました。

作戦成功!出た瞬間にタヂカラヲという力持ちの神様がアマテラスの手を引き、岩屋から引き出す
ことに成功しました。引き出したその時には他の神々によって岩屋を封印されてしまいます。
この作戦の成功によって、高天原にも地上(葦原の中ツ国)にも光が戻ったのでした。

次は、これも有名なヤマタノオロチについてですね。

イメージ 1

イザナギがイザナミとケンカして、黄泉の国から帰った時にした禊で生まれたのがアマテラスと
ツクヨミです。アマテラスは天上の神、ツクヨミは夜の世界の神ですね。
二人は父の言うことをよく聞き、平穏にその世界を治めていたんです。それに比べてうちの子供と
きたものなら言うことを聞きやしない(-_-;)・・・おっと脱線。

問題児(?)は何処にでもいるもので、海を治めていたスサノヲは母の死後、真面目に働かず
毎日泣き喚くばかり・・その様子を悪い方の神(?)が見て「じゃ、俺も騒いじゃおう」という
ことで、地上では次々と災いが起こりだした。
父がスサノヲに「なんでお前は何時までも騒いでんだ?」と聞くと「母に会いたい、根の堅州に
行きたいよ〜」と・・イザナギは怒ってスサノヲを勘当してしまいます。
スサノヲは意志を決めて、堅州の国へと向かう前に姉のアマテラスに別れを告げようと姉の許へ
向かって出発しました。ところが、スサノヲが動くたびに大地は揺れ、嵐が起こり大混乱。
そりゃそうです。彼は海の神と同時に暴風神、嵐の神なんですから・・

天上から、それを見ていたアマテラスはスサノヲが来ると「お前は天上界を奪いに来たんじゃ
ないのかい?」と問い詰めます。「そ〜んなヤツ、おらへんやろ〜」とは言わなかったでしょう
が、結局は身の潔白を証明しなければならないハメに・・・そこで、お互いの持ち物から子を
産むことになりました。何故、神を産んだら身の潔白なのかは置いといてスサノヲは女神を産
んだことで身の潔白が証明されたと喜び、また暴れまくります。
そしてとうとう最後には血まみれの馬を機織場に投げ込むんですが、この時たまたま機織をして
いた機織女が逃げ損ねて、こともあろうに機織機に女性の○部が刺さり死んでしまいます。
女性の○部ばかり被害に遭うのは、古代では神聖な部分とされていたからで、エロではありま
せん(*^_^*)

余りのスサノヲの暴れぶりに驚いたアマテラスは岩屋に身を隠してしまいます。
天上の神が隠れてしまったんで、世界は闇に包まれて悪い連中がまた騒ぎ出しました。



写真は高千穂町にある「天岩戸神社」

ヒルコに興味のある方がいらっしゃるようなんで、少し掘り下げてみましょう。

ヒルコはイザナギとイザナミの間に出来た初めての子供だったのですが、
その身体には骨が無くグニャグニャでした。その為に葦の船に乗せられて流されて
しまいます。「古事記」の中では、この点について解説は無く淡々と事実だけを
伝えています。正常な生産活動の出来ない者は捨てられてもしょうがないという
時代背景もあったでしょう。でも、自分の子供や親に対する愛情も、勿論あった筈です。
スサノオがイザナミの死を嘆き悲しみ、大声で叫ぶシーンがあることでも証明されています。

普通は葦の船で流されたりすると、子供は死んでしまうでしょう。しかしヒルコは神の子です。
葦の船は沈んでしまいますが、ヒルコは何処かの岸に流れ着いて生きながらえる可能性が強い。
イザナギやイザナミも、そこまで分かっていて流したのだ・・と信じたいところです。

ヒルコ(水蛭子)は「エビス」とも読みます。恵比寿様になったのだという意見もありますが
多分そうでは無いでしょう。

そうであったらいいな・・というセンチメンタリズムから発したものだと思います。

現代のヒルコは「妖怪ハンター」ですね。これは余計でした(^_^)

八百万の神々の誕生

イザナギとイザナミは全部で14の島を産み終えると、次に神々を産む作業へと入ります。
オホコトオシヲから始まってカグツチまで、全部で35柱と伝えられてますが、実際は
23柱のようです。ここのところは「古事記」でも特に力を入れて書かれているようで
すが・・まあこれがこの先の基本となる訳で、力も入ろうというところでしょう。

その23柱の神々は三つのグループに分かれてます。
まず直系というか神世七代の流れを汲む純粋な神々。オホコトオシヲノカミ、イハツチ
ビコノカミ、イウスヒメノカミ、アメノフキオノカミ・・・頭いた・・省略
それから自然にまつわる神々。水や海や川、風、木、山などから闇にまつわる神など
アメノサヅチノカミ、アメノサギリノカミ・・・省略
最後に火の神とか五穀豊穣の神とか・・生産にかかわる神々ですね。
トリノイハスクフネノカミ、オホグツヒメノカミ、ヒノカグツチノカミ・・省略

神々を産み続けたイザナミは火の神であるカグツチを産みます。
ところが火の神なものだから、その身体はごうごうと燃えている訳で・・
流石のイザナミも堪りません。大事な部分に大火傷を負ってしまいました。

結局この火傷が致命傷となり、イザナミは命を落としてしまいます。
イザナギは大層悲しみましたが、亡骸をそのままにする訳にもいかず、
島根県と鳥取県の境にある比婆山へと葬ります。
イザナギは怒りまくり、腰の十挙(とつか)の剣を振り上げて火の神カグツチの首を
切り落としてしまいます。
これで火の神が居なくなっちゃうかと思ったらそうではなく、切った剣の先や周りの
岩に飛び散ったカグツチの血から3柱、2柱と神が生まれ、カグツチの亡骸からも8
柱の神が生まれちゃうんです。ちなみにこの神々は、山にちなんでますね。
カグツチは不幸な人生・・というか生まれてすぐ命を落としちゃうんですが、なぜか
現在も火の神なのに愛宕神社や秋葉神社などで「防火の神様」になってるってところは
面白いですね。

古代の人々は火をよっぽど恐れていたんでしょう。雷なんかで森が燃えたりして多くの
命が失われたのかも知れません。でも同時に、焼けた山の斜面に新芽が生えるところを
見て、命の源としての認識もあったでしょうね。
遺体から何かが生まれるというのも世界中で似たような伝説がありますね。

さて、残されて困ってしまったイザナギは妻を取り戻しに「黄泉の国」へと向かうんですが
この部分は他で書きましたから割愛します。

次はいよいよ天岩屋・・余りに有名な部分ですね。

国引き神話です

はるか大昔のできごと、この辺りに八束水臣津野命(やつかみづおみづのみこと)という
大変な力持ちの神様がいました。この神様が出雲の国を見たところ、まだ出来たばかりで
国は細く布のような形なので「よし、私が広い大きな国にしてやろう」と考えました。
そこで「どこか遠くで、引っ張ってきてもいいような土地が余ってないかな?」と北の方
を見ると、海の向こうの新羅の国に余った土地が見つかりました。

命は早速新羅の国へと出かけて、その国の端のところに大きな鋤を打ち込んで力一杯手元
に引き寄せました。すると見事にその端は新羅の国から離れます。

その次に命は離れた土地に太い丈夫な綱を結んでその一方を持ち、力一杯海の上を
「国来!国来!」(くにこ、くにこ)と大きな掛け声をかけながら引っ張って来ました。
その土地はどんどん海を進んで、最後にはとうとう出雲の国の北側にくっつきました。
現在の日御碕から平田市までの北山ですね。その時にこの土地が、また離れないように
南の山に大きな杭を打ち込んで綱の端を結びました。これが「三瓶山」

それでもまだ狭いと思った命は、またまた北から余った土地を見つけて引っ張って来ます。
これは今の十六島(うっぷるい)からの宍道湖北側の山

更にもう一度・・・
これは今の松江市の北に位置する山々ですね。

こうして出雲の国は随分大きくなった。それでももう少し・・と北を眺めていたら・・
北陸地方に余った土地を見つけたもので、それも引いて来ます。
これが千酌から美保関までの山々になります。
ここでまた杭を打ち込んだのが鳥取県の大山で、結んだ綱が現在の弓ヶ浜といわれます。

「これで、やっと国引きを終えた・・」と言って命は「阿太加夜神社」の境内にある
「意宇の社」まで行き、そこに杖を立てて「意恵!」(おうえ)と喜びの雄たけびを
上げられましたとさ。

「ご近所紹介」にあった「阿太加夜神社」・・ここで出て来ましたね。
昔、この辺りは「意宇」(オウ後でイウ)と呼ばれていて、出雲地方で最も大きな
「郡」でした。その後、新しい郡制で他の「島根」「秋鹿」と合併しますが、八束水臣
津野命の名前を残すため「八束郡」と名付けられました。
ですが、平成の大合併で他の八束郡は松江市となってしまい、この名前は東出雲町のみ
となっています。地名の由来もどんどん消えて行き、神話の時代から続く土地の名前も
まだ、この辺は多いとはいえ寂しいものがありますね。

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 前のページ | 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事