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ボクはコタロー
2013年 7月14日 ボクは 暑い梅雨明け後の晴れた早朝に
ダンボール箱に入れられて とある住宅地に捨てられたんだ
ダンボール箱の中は 朝でもすでに暑くて
ぼくの兄弟たちは先に箱に穴を開けてはい出していて
どっか行ってしまったんだ
残されたボクは 兄弟たちのうんちやオシッコのシートで
とてもいられない でもボクは小さいかったから 仲間と同時には
這い出せなかったよ・・・
何とか背伸びして 箱に爪を立てて 穴から飛びだしたら もう誰もいなくて・・・
仕方なくて ぼくは壁沿いから とある家の門扉の隙間へもぐりこんだんだ
仲間は見つからないし 一人でブロック塀の隅に じっとしていたんだ
そしたら 誰か知らない大人が門扉を開けて僕と目が合ったよ
その大人の人は しばらく僕を見つめて・・・
なんだか困り顔・・・
僕は鳴き声もでず 怖くて動けないまま
そしたら その大人の人が がばっと 僕を拾いあげたんだ
その人は僕の顏を見て 身体中触られて お尻や耳の穴まで・・
「ニュウシガハエテルナ〜オスカ」と声が聞こえたよ
そんでもって 何やら知らない家に入れられて
ケージの中に置いてかれたんだ
どうなるのかとても不安だったよ・・・
少ししたら またその人が来て 僕はまた抱かれて
眼に何か薬を付けられてから 急にじゃぶじゃぶ洗われたんだ
ごしごし泡立てられて じゃぶじゃぶ流されて・・・
でも お湯で暖かかった・・
熱風の出る機械で暴風受けながら ごしごし拭かれて
何かの台の上に乗せられたんだ
その人は
「560グラム」 ボクの重さらしい
しばらくまたケージに入れられて その後 何か錠剤をごくりと飲まされて
その後しばらくしたら ケージの中に ご飯と水が置かれたよ
でも怖くて何も食べられなかったよ
外はとても暑くて辛かったけど
そのあとはなんだか涼しい部屋で タオルの上でボクは寝てしまったよ
どれくらい寝たのか知らないけど 夜らしい
ボクは今度は四角い箱に入れられて ゆらゆら揺れる中
少し騒がしいところで止まって また静かになって・・
ちょっと経つと ガサガサと荷物抱えた人がまた戻ってきたよ
そしてまたゆらゆら揺れてボクがそのあと着いたところは
また知らない家だったよ
箱の扉が開けられて 僕を覗く人が 今度はもう一人増えていたんだ
何か喋ってるけど、僕は意味が分からないし
でも箱から出されて 知らない家の 知らない部屋だったよ
僕は二人の人にじっと眺められて・・
何だかまた眠くなったんだ・・・
目が覚めたらまた朝だったよ
何か美味しそうな匂いがして 食べてみる お水も飲めた
何か四角い箱に砂粒が入っている箱があったから
オシッコしてみたけど 砂粒が足の底にチクチクする
時は流れて・・・・
眠ってるうちに・・・・
気がついたら 知らない奴まで増えて・・・
なんだか めんどくさい奴だな〜・・・
寒い時期に騒がしい時期もあって・・・
また眠くなって・・・・
気がついたら またポカポカな季節で・・・
また桜が咲いて・・・
また 寒い季節が来て・・・
また暗くなるのが早くなって・・・
また眠くなって・・・
目が覚めると また夏が来て・・・
そしてまた時が流れて・・・
2019年 7月12日の晩 お腹空いた・・・
キッチンカウンターに乗ると
ごはんを出してくれるんだ・・・
めんどくさい奴が一緒にいるけど
ボクのうちは ここなんだ
時々 階段のある家も別にあるんだぞ〜
めんどくさい奴も一緒について来るんだけど・・・
さぁ そろそろ また暑い夏がくる・・・
2019年も 7月14日の朝がもうすぐだな・・・
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