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車椅子ハンドリムの取り付け部分に、レザーを張って仕上げました。
ハンドリムが黒い樹脂なので、前回言った色の強弱の意味が、わかってもらえたのではないかと思います。
表面に握った際に、滑りをなくすため、シボ加工がされています。
つるっとした表面に比べれば、艶感が落ち着いていますが、黒々しているのには、変わりがありません。
そこで、ポイントで明るい色を使うことで、アクセントとなりかなり表情も変わります。
黒いものに、オレンジを使ったアレンジで、スポーティーさが出ます。
でも、競技用の車いすではないので、スポーツスポーツさせても浮いてしまいます。
車のホイールを変えた時、ホイールデザインだけで買って、車にまったく合っていなくて、ホイールが走っているみたいなセレクトでは、ダサすぎます。
今回は、先日話した「かわいい」ということとスポーティーさをマッチングさせ、さわやかさを落ち着かせています。
「ユニバーサルファッション」などでもいいましたが、全体のバランスが大切です。
ホイールばかり特化しても、ボディーとのマッチングが合わなくては、先ほど言った車のホイールになってしまいます。
自分がこうしたいというおおよそのイメージは、持っておかないと、ミスマッチを生んでしまいますよ。
でも、「遊び心」と「楽しむ」気持ちを忘れなければ、いいものができるのではないかって思います。
リムの取り外しは、ホイールを外していいので、苦労しました。
取り付けは、ボルトとナットです。
ボルトをホイール内側から出してナット止めです。
ホイールに、ナットが固定ではないので、取り付けようとすると、ボルトが押されて、ハンドリムがボルトにはまりません。
そこで、空気を入れる部分のバルブを外し、エアを全て抜きます。
タイヤをめくって、リムバンドをめくって、ボルトを確認し、プラスドライバーで、ボルトを押さえます。
ドライバーで押さえられたら、ドライバーとタイヤを左手で押さえ、右手で、リムを調整し、ボルトをはめ込みました。
部分的に、めくっていたリムバンドが戻り、何度も一連の作業を繰り返す場所もありました。
それ以外に、うまくいっていると思い、レンチでナットを締めると、リムバンドをボルトが挟んでしまって、再度緩めてなどというのもありました。
リムバンドは、破損させると、パンクの原因になるので、気を付けました。
取り付けが終わっても、4か所すべて、確認してから、エアを入れて戻しました。
画像が、仕上げ後です。
既製品の車椅子という感じに見えないと思います。
ここまででも、だいぶカスタムしたと思ってます。
どうしても、既製品の車いすは、イメージが「病院」ですが、そのイメージも感じさせないのではと、自分なりに思っています。
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