空のようすを気にしながら登ってゆくと、ついにその瞬間を迎えます。 太陽が産まれる時間です。 http://www.geocities.jp/hash_noa/blg/blg004.jpg http://www.geocities.jp/hash_noa/blg/blg005.jpg http://www.geocities.jp/hash_noa/blg/blg006.jpg 徐々に空の海から太陽が昇ります。 凍えるほど寒かった気温が一気に上昇します。 当たり前すぎて忘れかけていた太陽の恵みに、再度感謝する瞬間でした。 私達は、この地球で生かされていると強く感じることができます。 この太陽がなかったら、私達は生きてゆけないのですから。 自然への感謝を忘れないことを、再び胸に刻みます。 しばらく昇りゆく太陽を眺めていましたが、私達は頂上へ向わねばなりません。 ご来光を見て少し元気を取り戻した私達は、また一歩一歩昇り始めました。
これはご来光の少し後の、西の空。 http://www.geocities.jp/hash_noa/blg/blg007.jpg 太陽が昇ったことにより辺りはとても暖かくなり、視界も良好なので登りやすくなりました。 ・・・はずなんですが、標高が高くなったせいか登り始めの頃の苦しさが蘇ってきました。 ついさっきは「あぁ、登って来てよかった・・・」と思っていたのに、
苦しみながらも、明るくなった雲の上の景色に励まされつつ、なんとか頂上を目指しました。 ふと山の向こう側を覗いて見たら、雲の海に山の影が映っていました。 こんなに大きな影法師はめったに見ることはできないでしょうね。 http://www.geocities.jp/hash_noa/blg/blg008.jpg 暖かくなったのは良かったのですが次第に暑くなり、どんどん体力を奪われます。 九合目の頃の記憶はもはやありません(笑) 九合目と頂上の間には九合五勺、9.5合目があります。 ここに辿り着くと、先に進んでいた仲間が既に頂上から降りてきていました。 なんだかみんな結構元気です。 みんな私より結構年上だし、普段からデスクワークの人ばかりなのに、いったいどこから体力を捻出しているんだ・・・。
でもみんなと談笑していたら、少し元気が出ました。 長めに休憩をして、重いリュックを山小屋に預けて私と主人はあと一息の頂上へ。 頂上から降りてきたはずの仲間が一人、なぜか私達に同行してくれました(笑) もうすぐそこに頂上が見えているのに、なかなか辿り着くことが出来ません。 私は酸素スプレーを多用するあまり喉が渇き、水を飲みすぎて辛くなる、という悪循環に悩まされつつ 先を行く主人達を目標に少しずつ歩みを進めます。 しかし私達よりも、二度目の頂上を目指す仲間がありえない勢いで登ってゆくのが見えました。 もはや人間とは思えません。きっと彼は機械の体です。アンドロメダまで行きそうな勢いです。 頂上から降りてくる人々とすれ違い、そのたびに「もうすこし、頑張って」と励まされます。 やはり笑顔で答える余裕が無い私。会釈をするのが精一杯です。 急な岩場をよじ登るように登り、鳥居が見えてきました。 鳥居をくぐる頃、機械の体の仲間が岩場の上で踊りながら私を応援してくれました(笑)
そしてここから帰ることを考えると激しく憂鬱になりました・・・。
下山しようと山を見下ろすと、先ほどとはまた姿を変えた空の海が見えます。 くもの形がどんどん変わるんですね。まるで小さな島々が浮かぶよう。 日本の真珠の首飾り、といったところでしょうか。 「これから下りるだけ」。という精神的ダメージの軽さから、私も登ってゆく人々を「頑張って!」と笑顔で応援。 さっきの会釈が精一杯の私が嘘のようです。 九合五勺まで下りると、ここからはみんなで仲良く下山。 私にとっては登山よりも下山の方がはるかに楽です。 筋肉的には下山のほうが辛いのですが、空気がどんどん豊かになり、「もう少しで下りられる」という精神的なものの方が大きかったようです。 機械の体くんは下山よりも登山のほうが向いていたようで、かなり凹んでいました(笑) 同じ距離を下りているはずなのに、下山にかかる時間は登山よりもずっと短くて済みます。 私達が下山を終えた頃、下山開始から4時間が経っていました。 本当に苦しいイベントでしたが、今思えば行って良かったなと思います。 (登っている時はご来光の時を除きみじんこ程も思いませんでしたが) ただもうしばらくは登らなくてもいいです(笑) 体力があったらまた登りたいですけどね・・・・体力があったら・・・・。 以前から問題視されている、「富士山のごみ」。
これは本当にひどいです。 登山をしている人は老若男女問わず居ますが、こころ無い人々もいるものだと胸を痛めます。 これから富士登山をしようと思っている皆さん、ごみをその辺りに捨てるのはやめましょう。 登っていて決して気分のいいものではないし、自然に感謝するべき場所で行なう行為ではありません。 きちんと自分の責任において持ち帰ってくださいね。 |
富士登山。
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去年の今頃、富士登山をしました。 |
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