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「靖国」よろしく議論を巻き起こしてる「ザ・コーヴ」を観て来ました。
アイシネマさん、相変わらずナイスなチョイスで映画を持ってきてくれるねぇ♪
支配人最高w
*** 以下、長い&ネタバレオンパレードです ***
さてこの映画ですが、いきなり笑わせてくれます。
「ここからは立ち入り禁止だ」「この先に何か隠してる」とか言いつつバリケードを指してるシーンがあります。
そこの看板に書かれているのは「落石注意」。
その後も再び看板ネタがありまして
「看板には立ち入り禁止とか○○(すみません、憶えてません;)とか書いてるんだぜ、まぁ俺は読めないけどな!」
「落石注意」の看板見ながら何言ってるのコイツら(笑)
もうね、いきなり吉本見に来たのかと勘違いしましたよ;
ちなみに、しきりに「着けられている」「連中は俺を殺したがっている」とか言って危機感を演出していますが、移動中の車内はハンディカメラで撮って、車でトンネル出てきたシーンでは外からの固定カメラで撮影しています。
おいおい、隠れて撮ってたんじゃないのかよ!?
・・・とまぁ、ノッケから突っ込みの嵐で展開していきます(^-^;
内容を簡単に言えば「イルカを殺すのをやめろ!」という趣旨の映画です。
何故そうするのかと言えば、過去に自分(リック・オバリー)がTV撮影で一緒にいたイルカを水族館に売って車を買ったけど、イルカが死んだのを見て「自分の行為は間違いだった」と翌日には水族館(?)のイルカの檻を壊して捕まるという破天荒っぷりな行動が原点になっています。
え?なにそれ??思いっきりエゴじゃん!?
それ以降は各地の施設からイルカを開放する為に網を壊したりしています(とーぜん逮捕歴多数)。
ちなみに彼は『シーシェパード』に名を連ねていましたが、この映画を撮る為に脱退してます。
無関係を装いたいのが見え見えですね。
他にもシーシェパード関係の方が多数参加されています(笑)
ともあれ見た感想なのですが、完全な理論誘導の為の構成がなされた映画でした。
プロパガンダと言うのでしょうか。
何も考えずに見ると、たぶん全部信じちゃうんじゃないかな?
それ程までに「イルカを殺す日本=悪」というイメージを、徹底的に演出しています。
簡単にピックアップすると
・舞台となった太地という漁港で、年間2万匹以上のイルカが無残に殺されている。
・殺したイルカは食用として、時には鯨肉と偽って販売されている。
・イルカ肉には多量の水銀が含まれており危険、その事実を国は隠している。
・撮影しようとすると、町の猟師達から露骨な妨害にあった。
・苦しまないようにイルカを殺しているというが、実際には銛(モリ)で刺し殺している。
などなど・・・。
ほかにも他国の水族館を例に挙げてイルカショーを批判して、その続きに日本の映像(築地市場とか;)を持ってきたりしています。
あと、日本人の研究者が出てきますが、彼はこの映画の事を全く知らされておらず、編集によって恣意的に内容が改竄されたりしています。
そして極めつけ。
ヤラセのオンパレード(汗)
女性ダイバーが海で苦しむイルカを見て泣き崩れるシーンがあるのですが、実際にはカメラが回っている時以外は笑顔でいたそうです。
しかも、イルカ漁の時期じゃない期間に撮影されたので、何もない海を見て泣いていたんですと。
映画では明らかにイルカ漁の最中に見てたように上映されてましたが・・・。
子イルカがコッチに泳いで来るのを見て「イルカの血が見える」とか言ってたよね???
他には、撮影を邪魔する漁師達が映し出されますが、最初に撮影を始めた頃は「日本の風景を撮る」という名目で撮影していた為、非常に協力的だったそうです。
が、あらかた撮り終わると自分の正体を明かし、時には挑発や投石までして漁師たちを怒らせたそうです。
しかも、その撮影自体が隠し撮りや無許可のオンパレード。
挙句、劇中でも公開されてますが、警察に対して偽証をおこなっています。
犯罪行為を「隠された暴力を暴く為の正義」として堂々と扱っているのがエゲツない・・・。
さてさて、クライマックスに当たるシーンでは、漁師によるイルカの虐殺シーンを隠しカメラでの撮影に成功しています。
入り江に集められたイルカを、船から銛で次々に刺し殺し、海はイルカの血で真っ赤に染まっていく・・・。
これがまた・・・どう見ても隠しカメラにしては鮮明すぎるんですよね(汗)
なんで都合よくここまでキレイに撮れるんだ? と。
調べてみたら、どうも過去の資料映像を使ってるみたいです(ぉぃ!)
しかも、その漁法は現在では行われていないそうだ。
えーっと、隠しカメラって何???
しかもこの映像を日本人研究者に見せて、研究者が「いつどこで撮影したのか?」と尋ねた所で映像を切り、絶句している様に見せ掛けている。
そして極めつけ。
その映像が流れるディスプレイを持って、IWC(国際捕鯨委員会)の議事会場を練り歩くというアピールを行っている。
えーと・・・普通にそういう行為をすれば、即つまみ出されるんじゃないの?
もうね、したり顔してるのが本当に呆れるわ。
で、最終的に私が思い至った結論は
「イルカはカモフラージュで、単なる捕鯨反対の宣伝じゃないか」
という事。
まぁイルカはクジラの仲間なんですけどね〜。
だから、日本のイルカ漁に白羽の矢が立ったと。
何をしても命の危険がない国だし。
ちなみに年間2万匹以上という漁獲数は、日本全体の合計であって、決して太地だけの数字じゃありません。
映画では太地のみでそれだけ虐殺してるというイメージで作られています。
ま、何にしても迷惑な話ですな!
あとイルカをなぜ殺しちゃいけないかと言うと、知能指数が高いからですと。
それって何かおかしくない?
他の動物や魚だって、ちゃんと喜怒哀楽がある訳だし(植物もね)。
その理論で行くと、なぜイルカだけが特別扱いされているかっていう理由にはならないよね。
ちなみにー。
頭が良いからかどうか知りませんが、イルカによってイケスや魚網が壊されて被害が出るので、「害獣」として処分をする事があります。
でまぁそのまま捨てるのも忍びないので供養の意味で食べちゃうわけですが、その場合でも「かわいいイルカを食べるなんて信じられない」と言われるそうです。
ソコに住まない人間が事情も知らずに口を出すな・・・と。
ちなみにもういっちょ。
今は捕鯨反対が盛んに叫ばれていますが、そうなった原因って知っていますか?
欧米による、鯨油の乱獲です。
当時は石油ではなく、鯨油が生活必需品でした。
しかも、油を抜き取ったクジラはそのままドンドン海へ捨てられました。
クジラを捕まえれば、骨や皮まで利用していた日本とはエライ違いです。
当然石油に代わるまで乱獲したお陰で、個体数が大きく減少します。
だから捕鯨禁止。
で、未だに日本だけ何やってんの???・・・と。
別に日本が原因で鯨の数が減った訳じゃないんですがねぇ(-_-;
今これと同じような現象が「まぐろ」と「サメ」で起きています。
マグロは日本食ブームで乱獲され、サメは中国のフカヒレの為に乱獲されています。
さーて、どうなるのかな〜?
最後に一つ。
映画には関係ないのですが、後ろで見ていたオバチャンの態度が嫌だった・・・。
冒頭の主題歌(?)では手の平で膝を打ち、上映中は前の席の背もたれ(空席)に肘を乗せて頬杖をつき、途中のシーンではズビズビと鼻水をかみ、イルカが銛で突かれるシーンではいちいち「ヒッ」と反応する。
こういう人が捕鯨反対・イルカ漁反対とか言うんだろうな〜と思いました。
詳しく知りたい方は「ザ・コーヴ」wikiをご覧下さい、私もかなりの部分で参考にさせて頂きました。
映画は・・・「落石注意」の看板に興味のある方はどうぞ(笑)
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初めまして。
自分も『ザ・コーヴ』を観ましたがあまりの捏造っぷりに
これはドキュメンタリーじゃなくてエンターテイメントでしょ?と思いました。
しかも、リンクしてあったwikipediaのページを読ませてもらいましたが
自分が知っていた以上にヤラセ満載だったそうで………
「落石注意」等にはもう失笑するしかないですね。
最後に、この記事をトラックバックさせてもらいました。
よければ私の書いた映画感想記事も読んでください。
長文失礼しました。
2010/9/4(土) 午前 0:59 [ horoy ]
>horoyさん。
初めまして(^-^=
アレは本当にドキュメンタリー作品ではないですよね!
明らかに現実から加工された世界を編集している、まさにエンタテイメント作品なのは間違いないですよね。
しかも、とっても危険な誘導付きで・・・。
Wikiをご覧になりましたか。
100%信用するのは危険ですが、それでもあれだけの情報が上がっているというのは変な話ですよね。
火のない所に煙は立ちませんから・・・。
看板の件は、この映画で唯一楽しめる部分だと思いますw
トラックバックありがとうございます。
ぜひお伺いして、horoyさんの記事も読ませて頂きます。
2010/9/6(月) 午前 1:49