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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

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  春よ来い 松本隆 

 
                  お正月と云えぱ 炬燵を囲んで
                お雑煮を食べながら  歌留多をしていたものです
                今年は 一人ぼっちで  年を迎えたんです
                除夜の鐘が寂しすぎ  耳を押えてました

                家さえ飛び出なけれぱ 今頃皆揃って
                お芽出度うが云えたのに 何処で間違えたのか
                だけど全てを 賭けた 今は唯やってみよう
                春が訪れるまで 今は遠くないはず
                
                家さえ飛び出なけれぱ 今頃皆揃って
                お芽出度うが云えたのに 何処で間違えたのか
                だけど全てを 賭けた 今は唯やってみよう
                春が訪れるまで 今は遠くないはず

           春よ来い..  春よ来い 春よ来い

 明けまして南無阿弥陀仏。人それぞれの年の暮からお正月でありましょう。。20代で「なにもの」でもない自分と「なにかになりたい」自分の間で、じりじりしている感じがうなずける、はっぴえんどの名曲「春よ来い」。
 ここから、現在のJ-POPが生まれた。大滝詠一氏は言わずと知れたメロディ・メーカーであり、山下達郎・竹内まりあを表舞台へおしあげた。松本隆氏は日本を代表する作詞家となった。松田聖子への楽曲等、数々のヒット曲を飛ばして「ニュー・ミュージック」をお二人で牽引された。
 細野晴臣氏はイエローマジック・オーケストラで一世を風靡し、鈴木茂氏はスタジオ・ギタリストとして無数の楽曲を世に出し、ライブでのバックギタリストとして活躍された。はっぴいえんどは、60年代後半に彗星の如く現れて、多くの影響を数々のミュージシャンに与えたバンドであった。

 「春よ来い」とじりじりした日々から、五〇年。振り返って松本氏は「ただ食べるために詞を書いてきた」とおっしゃる。ある意味職業作家として懸命に生きられたということだろう。しかし、この永嶋慎二さんのコミックにインスパイアされて、大滝詠一氏の下宿でできたという一曲は、私たち全ての青春讃歌でもあると言える。

 思えば、無諍念王が政治権力の限界を知り、出家されて法蔵菩薩となり、「阿弥陀」となられるための果てしない修行時代において、やがて「全ての人がブッダとなり、憎しみが消え戦争のない「春よ来い」、という ( つよ ) ( ねが )いを失わずに、「衆生仏とならずば、サトリはひらかない」と ( い )きぬかれたことを想う春である。


○一月の法座 (一日  零時〜 元旦会 )

 六日(土) 午前十時〜 初朝事 正信偈・新年祝・ご法話一席
 十二日()          午後二時〜 初お座(御正忌報恩講) 小林顕英師
 十四日() 本山団体参拝(別紙)
 二十一日(日)午前十一時半〜 新年会 ( 門信徒会 ) 
                        午後二時半〜 新年法話会(無料)
○お朝事 毎土曜午前七時半〜 十三日・二十日・二十七日

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