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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

書庫学びの家

名詞 夜間の授業から

春の七草をあなたは全部いえますか。それだけではありません。実物を知っていますか。触ったことありますか。

今年に入って、聴講の方が一人増えた。一方、大手術後の生徒さんは一日2時間の学習しか参加できない。それだけでも、えらいなあと、思う。

昨年の4月に一度授業した内容ですが、季節柄いいなと思って後3回の授業なので、取り上げました。どの教科の授業をしていても痛切に感じるのが、モノの名前=名詞を蓄える事の重要性です。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。花の写真を7枚配り、名前を記入してもらう。

「わからん」「観た事がない」

そうなんですね。一度、言葉としては学んだ。しかし、夜間の生徒さんにとってそれは、耳を通過していくのです。名詞とは、名づける行為です。名づけるとはそれに先行して実物との接触交流があり、他のものと区別したい、あるいはそれを自分の言葉で呼びたいという、親近感や距離感がはっきりして成立するのです。

「名」を呼ぶとは、その瞬間にそのものや相手と自分の関係が明らかになる事です。だから、語彙を増やすという事は、それだけ多くのものや人との関係を結ばなくてはならないのです。

そこに問題がある。文字を奪われ身体言語の世界で生きてこられた生徒さんは、そういう時間や空間を奪われてきたといってもいのです。そこを回復することを考えなくてはならない。

「先生、今度は淀川にでもいって実物を見たいなあ」とは生徒さんの声。写真と名前は結びついても、正体を把握したことにはならないよ。生徒さんからそうつきつけられました。

反対に、では当たり前のごとく文字言語を使える私たちはどうだろう。本当に名詞というものの重さをわかっているのだろうか、と考えさせられました。名を呼ぶ=関係を結ぶ=身体を通してワカル、という「学び」を、今からでも遅くは無いから、私もスタートしましょ。

PS.できればいっしょに実物探しに行きたいなあ。

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    せり。私には亡くなった祖母と幼い頃草摘みをして、ゆがいてすり鉢でせっせとこさえたお豆腐のあえごろもで和えた白和え。ほろ苦く、個性のある香りは子供の舌に美味しいものではありませんでした。図鑑のセリとは未だにマッチングできませんが、昔にもまして待ち遠しい春の恵です。

    鈴木藍子

    2006/3/2(木) 午前 8:15

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    ほとけのざは、最近あまり見かけなくなってしまいました。七草を採集するときには毒セリに注意です。

    single40

    2006/3/2(木) 午前 10:00

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    ほとけのざ。今は、タビラコですね。ある程度土の状態がよくないと見つかりません。淀川付近では、思わぬ所に出ていることがあります。ゆるやかな川近く、少し固めの土地で探すと東京でもありますまいか。 せりは、本当に地域偏差がでますね。水がきれいじゃないとダメなので、毒せりが多いです。ちゅうことは環境破壊?

    nazuna

    2006/3/2(木) 午前 10:26

nazuna
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