ここから本文です

スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

書庫お寺のくらし

柿渋

大阪の靴屋さんが、柿渋を使った中敷(靴の中にしいて通気性や湿気を防ぐもの)を売り出すそうである。なんと「試作品を社員が使ったところ、「水虫が治った」という声が続々。水虫の原因である白癬(はくせん)菌への抗菌効果や防臭効果は、公的機関のお墨付きも得た」そうである。

柿渋ねえ。これを塗り重ねて渋紙というのがあった。ちょっとした食物などはこれに包装してやりとりさされていたなあ。

また、しっかり厚塗りして、番傘という傘になっていたっけ。


実に三内丸山の時代(縄文期)から、私たちは「柿」文化の中にいたのであるが、一方でそれは追いやられるもの、山の人・山伏や金堀、木地師やろくろ師などのシンボルでもあった。

渋染めの服の着用を強制されて起きた、備前の「渋染一揆」は有名である。


がしかし、山の恵みを意識して、柿や栗を植えたのは間違いなく私たちの祖先で、その結果里山の風景も生まれたのである。

柿渋は渋柿を熟させずに、青いままに収穫し汁を絞りそれを醗酵させることで製造する。今、京都伏見で西川さんというお店がしっかりと商売なさっている。自然素材であり、柿の有効利用である。

我が寺にもかつて渋柿の木があり、それを米櫃に入れて甘くしては食したものである。ニュースとともに、火鉢と豆炭と米櫃の匂いが蘇ってきた。じいさん、ばあさんの顔も浮かんだぞ。

  • 顔アイコン

    私も、母方の本家のお庭には大きな渋柿の木があって、干し柿を作るための収穫のお伴は幼い頃の楽しみでした。熟し柿をお菓子の空き箱に並べてお土産にいただき、数日は嬉しいおやつになりました。はい、火鉢の匂い、ただよってまいりますともぉ〜♪

    鈴木藍子

    2007/7/2(月) 午後 10:13

  • 顔アイコン

    Aikoさま、お変わりなく。木の実や河川の恵みを思うとき、この国土の豊かさを思います。もっともっと風土を書いてみたいと思うこのごろです。

    nazuna

    2007/7/3(火) 午後 10:41

開くトラックバック(1)

nazuna
nazuna
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新のコメント最新のコメント

すべて表示

ブログバナー

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事