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筑前琵琶でした! お電話でお話しただけの講師依頼で、山口県から大阪までいらしてくださった、江口さんはとっても素敵な女性でした。 山口の山奥で無住になっていたお寺に、サラリーマンを退職されたご主人とともに入寺されたのが平成13年のことだったそうです。 ご本人も門徒の家に生まれたけれど、全くお寺にご縁のない人生を歩まれていたのですが、まだ子供さんが小さかった30歳のときに二台の車に挟まれるという交通事故にあわれたのです。 股関節骨折という重傷を負われて、半年間の入院生活を終えたとき、江口さんを襲ったのがPTSD。今まで人事であった「死」というものが、にわかに自分の問題となってきた。 「ああ、私も死ぬのだ。こう気がついたときこわくてこわくて仕方なくなりました」 「背中に何トンもの錘を背負っているようにどーんとのしかかってきて、普通の生活ができないのです」 「私は死んだらどうなるのか?それがわからないので、もう闇の中にいるのです」 こうして、お寺へかよいお念仏のご縁にあわれたのがきっかけで、通信教育で学び、気がつけば僧侶となり布教使にまでなられたのです。 福岡のお生まれで、小さい頃に琵琶を習っておられたことから、親鸞さまのお伝記を昔は琵琶で語って折られた方がいらっしゃったと聞かれて、唯一残っている歌詞「雪中の石の枕」に取り組まれ、節談説教の「弁円済度」を自作されていかれたのです。 「筑前琵琶を紹介します」とさらりと演じられたのが、平家物語。生で聞かせていただいた「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…」は、鳥肌ものでした。 満堂の門徒様方とともに、琵琶に乗せた江口さんの声に魅せられて、あっという間に時間がすぎました。 出会いに感謝、お念仏の尊さに感謝です。
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住職、涙チョチョ切れる







生の琵琶の音で平家物語を聞けるなんて、、お寺の本堂でですか?
なんて素敵だったことでしょう!
江口さんは布教で琵琶を奏で平家物語を演じられるだけでしょうか?
そんな機会があれば、私も是非聞いてみたいですが不謹慎でしょうか・・
2007/10/8(月) 午前 6:52