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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

書庫住職、涙チョチョ切れる

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「うーーーむ。難しいですねえ」


この間、単独でこの問題と格闘してみようと決めてから、出会うお友達や先生に主旨を説明して意見やアドヴァイスを求めている。


一方で一日にヤフーだけでどれぐらいあるんかと、「他力本願=自分の願いや夢を人まかせにすること」という意味だと思い込んで使用されている数を調べた。さらに10月3日にかぎって、失礼を承知しながらも「誤用です」とコメントを書き込んだ。その際、「他力本願」を記事ではなくタイトルにされている方も数人いらっしゃうrことは発見であり、驚きでもあった。



ヤフーブログ内で、一日平均20〜30例。つくねパパのおかげで(TB参照)、データが入ったが、アクティブなブログは全体の2割・300万だそうである。ヤフーのアクティヴは各サービス別の4位で、およそ5万。25例として単純計算をすると、全ブログで1日に1500例となる。ブログへの書き込みを週一回とすると、1500例×50=7万5千例 の誤用数を推定できる。


2006年後半あたりから飛躍的に利用度の高まったブログ。であるから今後減少することはあまり考えられない。開設数は横ばいであろうが、利用割合つまりコミュニケーションの密度は増すと思われる。



これはまずメディアによる誤用の普及→第二用例と認知が、メディアの東京一極集中による重複効果(病理学でいう感染者の集中による感染の倍数的拡大)によって約40年かかったのに対し、おそらくは第一義つまり私たちの宗教的アイデンティティのための言葉とこの第二義の逆転を生みつつあると認識すべきなのであろう。


双葉社の編集者が「佐伯氏にも編集部にも宗教的な用語という認識はなかった」とおっしゃるぐらいであるから、事態は深刻ではないのか?


これがイスラムなら、コーランの文言の誤用ならば、世界ネタで大騒ぎになっているであろう。また、聖書の言葉の誤用ならば数多くの指摘があるだろう。


社会に対して声高に主張したがゆえに、戦前の政治に絡めとられた経験から、あるいは伝統的な真俗二諦論から、戦後社会において浄土真宗はメディアとも政治ともそして一般社会とも距離をおいている。


しかし「世の中安穏なれ、仏法広まれ」という姿勢は大切であるが、五逆・誹謗正法(仏法をゆえなく謗ったり教団や信者の心や体を傷つけること)することは、少なくとも抑止するべきではないのだろうか?


もちろん十八願の抑止門は安心門であるから、ひとに指摘することではないのだが。二諦と関連させたときには、私たちはこうなのです、という説明していくことは僧侶門徒としては、必要ではないんかと思うのである。


学者さまや布教の立場のお方、さらには教団組織も「   」という答えであろうか?


ちなみに失礼な侵入を受けたブロガーさんのうちには、nunoさんのようにこちらを読んでくださって反応して下さる方がいらっしゃった。また、コメントにレスをいただいてさっそく「書き直して下さる方もいらっしゃった。反応もふくめてその割合が3割。


言ってみるもんであるな、というのが正直な感想だが。


(写真は 当寺蔵の善信上人伝絵・信行二座の段。廊下にいるのは熊谷次郎直実こと法力房)

  • 顔アイコン

    確かに「宗教的な用語という認識はなかった」方が大半、なのではないかと。で、問題は「宗教的な用語」であるか否か、ということではなくて(それもあるかもしれませんが)その語義の誤用であろう、と思います。この根底には、西欧思想の「我」が中心の思想がある、と見ます。つまり、これは語義の誤用ということじゃなくて、日本の伝統仏教と不可分になっている日本の伝統思想の敗北であろう、すべてが「自分の思いのままになるはずだ」という不可思議な思想の前提がにじみ出てるように思うんです。

    single40

    2008/10/9(木) 午前 10:59

  • 顔アイコン

    さすがに慧眼であります。元寇のときに神社仏閣で祈祷して「神風がふいた」という一連の経過を、すべてが「自分の思いのままになるはずだ」という感覚でしかとらえないと、神仏は欲望の道具になる。深刻なのは自力門や祈祷を行う宗旨のお方までもが、既にそのような「キリスト教的世界観」に染まっていることであります。

    nazuna

    2008/10/9(木) 午後 1:53

nazuna
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