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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

書庫学びの家

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シーリング0の意味が次第に明らかに。

就学援助と給食補食は制度が違う。補食費というのは大阪府においては、府立学校(高校)の定時制における補食を行うという行政判断のもと、「補助金要綱」を府が作成して施行してきた政策である。

夜間中学は、60年代後半に運動(義務教育保障の論理+戦争被害補償の論理+「学び」の根源的な問い直し)から設置され、憲法・教育基本法による民主的政治制度の維持発展と基本的人権保障という社会運動によって支えられてきた機関である。

国家は戦後から現在にいたるまで、ときには「生涯教育」といいながらその実、非識字者や学齢期以上の人々の教育には「無関心」といえるほど冷淡である。過去の衆参両院における文教委員会での答弁をチェックすれば、「そういう取り組みを地方自治体がなさっていることは承知している」「地方自治体で必要と思われるならおススメになったらいい」という発言に終始している。

戦後30年ぐらいまでは「赤紙一つで戦場へ引っ張って行かれて戦死」という事実に対し、「靖国神社にお祭りした「よくやった!と尊敬しております」と言われても、共に体験した戦争・敗戦・占領という事態の中で、引っ張った方(国家―政治家や官僚)も引っ張られた方〈臣民・国民)にも、

「後ろめたい」「どこか申し訳ない」という感情レベルのひっかかり


があった。

90年代におこった自称「ウヨク」の「自虐史観」批判運動は、「すべてを名誉化したいという自我肥大」を「感情的に単純化した清算」しようというもので、反論者には「サヨク」というレッテルをはって「言論界」や「出版界」でのシェア拡大を目指すという、「商売」であった。

そのような商売で、満州入植者の「報国心」などを無化するとは失礼なことで「誇りある日本を取り戻す」を「セールスコピー」にしてしまうという、大侮辱を行った。その中心的な存在であった「新しい歴史をつくる会」が四分五裂している現在を見れば、その運動の本質がよくわかる。

歴史や伝統を大切にすると見えて現実の全面肯定という真言密教の悪しき面の全面展開にすぎない小林よしのりなどを持ち上げて、思想的には無価値もものをSAPIOあたりが「売れる」とふんで拡大しただけのことだ(特攻隊にすまないと思うなら、マンガなぞかかずに出家すべきだろうが)

日本国が選択した戦争と敗戦経験、そこから派生する様々な事象を自己責任として引き受けることが、歴史認識である。だか派に戦って死んだ国民に戦後国家体制が変わっても「遺族年金」を送ることに声をあげなくても皆が賛同したのである。そして、戦後国家が変わり外国人になったからと、当時の「韓国系日本人」「台湾系日本人」を支給対象としない、という国のありようを「みっともない」と感じたのである。

満州で失ったものを保障することは歴史のネジを逆転させなければ無理な話だ。しかし、この国にあとから生まれて「平和を甘受」し「さしたる苦労もなく」成長したnazunaなぞは、税金を使って「引揚者」に何がしかの保障をすることは当然であるという感情がある。

そういう感情を含んだ行政の配慮として、大阪府は補助機要綱を「夜間中学」にも適用して「補食」を支出してきた。それをバッサリ切ったのが、橋下知事。「府は府のことだけをする」という行政構成論である。

そうするとその論でいけば、守口市は「補助金要綱にしたがって補食を行政してきた」主体ではないので、府が行わないからなしです。というのがシーリング0ということなのだ。

問題は大阪府教育委員会が設置市に対して「補食実施のためにお願いをする」と生徒会に対応したことである。守口市教育委員会によれば「お願い」などなく、「守口市さん、どうなさいますか?独自でやらはりますか」という事情聴取だけであったという。

政治的に疎い生徒をごまかしたともいえる。つまり政治的にいうと大阪府は「生徒の要望をかなえるために」は、府下の市町村に「府の要綱の適用から〈夜間中学〉をはずすので、補食を実施できる要綱を作成するなどして対応していただけないか」と踏み込んだ対応をする必要がある。それは確かに指導できない(各市町村議会権限であるから)ことである。ならば、生徒には安易に約束すべきでない。また、もう少し具体的に生徒の要望に応えたい気があるおなら、昨年の時点で「各市において補助金要綱を作成していただくように生徒会からも働きかけをしたほしい」と要望すべきであった。

さて、このように従来の経過(これを橋下知事は「しがらみ」とよくおっしゃる)を一切チャラにするというのは、中央政界の既得権である「交付金補助金によって地方財政にしばりをかけていく」という手法が全て放棄されて、財源が地方移譲されているという前提での行政論なのである。

そのような理想はいいけれど、実際は生産性という基準で「社会の安定性」をはかるという行政責任を置き忘れているから、切り捨てが横行する。

それにしても府に便乗して、切れるものは切ってしまえという守口市には幻滅である。三中そのものを市政は合併消滅させたいらしいから、「夜間学級」をつぶしてしまえばやり易くなるとお考えであるらしいから、大したものである。
nazuna
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