ええ、本日はけっこなお運びを頂戴いたしましてからに、わたくしの方は相変わらずのバカバカしいお噂をば、しゃべらさせていただきます。 その昔、カミナリさんとお日さまとお月さまがご旅行に出られました。 三人そろうのも久しぶりですから、夕方宿屋につきますとさっそく大宴会。お日さまが「ぎんぎんぎらぎら夕日がおどる」と踊られる。お月さまは「月見うどん、おかわりじゃ!」と食べ通し。 カミナリさんはゴロゴロとのどを鳴らして酒を飲む。ええかげんでありまして、ぐっすり眠ってしまいました。 さすがに飲みすぎで目が覚めん。ようよう昼近くなって目をさますと、なんとお月さまもお日さまの姿がもうありません。 「これ、おなごしさん。お二人はどないしなはった?」「へえ、朝はように御立ちになりましたで」「なんと月日の立つのは早いもんじゃ」 「カミナリさん、急いでおいかけんとおいてきぼりでっせ」「いやあ、心配ない。わしゃゆっくりさせてもらう。」「そろまたなんで?」「ははは、カミナリは夕立に決まっとるがな。」 住職が最初に覚えた小話です。笑いながらも、「月と太陽と雷がいっぺんにどっかいったら困るなあ…」と思ったことを思い出します。 当たり前にあるものは、無くなったり失ったりしないとその存在のありがたさに気がつかない。道徳では、親孝行や親の恩をいいますね。弔事での縁から仏教に触れますと、「恩」を親の恩と思われる。それは無理もないことです。 けれど、こんな小話からでも、もっともっと大きなはたらき、大いなる宇宙の「恩(めぐみ)」に気づかされることだってあるのです。
(『常照我』2007.7月号より) |
仏教をカタル







思わず「そうきたか!」というオチがついていますね(笑)
そこから「恩」に思いをいたす、、、なるほどなあ。ふんふん、と聞いてしまいますね。
2009/5/28(木) 午後 6:24
まあ、最近は高座説教へ傾いておりますので、半分の噺家さんのような「説教」を行っております。趣味と実益を兼ねて(笑)。
2009/5/29(金) 午後 7:12
息の詰まるような日々を過ごす中、信じられないタイミングで、突然、サポーターが現れたり、、、
笑われても、人知を越えた、何某かの力を感じてそれに感謝せずにはいられない。だから、もう少し頑張ってみよぉって元気を、まさしくいただいている、そんなことを時々感じます。
是非一度、おはなしを、拝聴いたしたいものです♪
2009/5/31(日) 午後 6:45
いつもいいお写真を、ありがとうございます。人事より自然に傾くのは年齢でしょうか(笑)。年々歳々、ヒト以外の生物への関心が高まっております。
2009/5/31(日) 午後 8:27