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橋下改革案提示から、一年。 この間の、夜間中学生の取り組みを守口は1冊の本にまとめた。 毎日新聞の取材、NHKの取材、映像作家を目指す学生たちの取材、受け身であった生徒さんが学んだ文字とコトバを力として、自分の思いを知事へ教育委員会へそして居住市へとぶつけていった1年でもあった。 「2年に」限っての府予算の一部復活。これだけでも周りは「奇跡」という。 なんのことか。生徒さんにとっては死活問題なんである。 YさんやKさん、Hさん、など、高齢者の日本人生徒の中には病によって「余命宣告」された方もいらっしゃる。 90まで通学されたオモニ。9年目という年限に泣いて、卒業されたら、枯れ木が倒れるがごとくすぐに往生された。 nazunaがご縁を得てからも、通学姿のまま自宅で倒れてご往生、という生徒さんがいらっしゃった。 義務教育を受けられなかったことは、単に教育がない、ということではない。遠足や修学旅行も未経験であるから、集団で旅行したことがなく、60を超えるまで他人と深い付き合いをしたことがない、つまり友達のいない人も多い。 「夜間」にたどりついて、学びに目覚め、仲間の温かさを知り、自分の人生へのコンプレックスを超えて、「自尊感情」が芽生えたとき、生きること=学ぶことになる。 経済的に苦しい生徒さんにとっては、就学援助や給食補食が切られることは、そのまま通学不能になることを意味する。だからこそ、生徒さんたちは歯ぎしりし泣いた。 「今やっと手に入れた学校を、またあきらめろ!というのか」と 綛山副知事(前教育長)は、昨年、守口へ参観にこられて「この学校はなんとしても守らなければ」とおっしゃった。 そういう後押しもあって、「居住市での就学援助」が実現するはず?であったが。 6月議会を経て、学校に届いた各市の対応にびっくり!!! 府下の「夜間」の就学年限は前に書いたように9年。夜の課程は昼の三分の二であるから、何の問題もなく進級して卒業まで5年。小学校にも十分通学できなかった人も多いので、9年となった。もちろん、生徒さんの実態から言えば「10年でも20年でも、学べなかったことを全部取り返したい」というのが本音である。 ところがところが? 大阪市の回答は「6年間のみ就学援助する」というもの。 え?どういうこと、と職員室はパニックになった。 設置市である守口市は新聞に載るほど財政は苦しい。けれど、学校の年限が9年であるから当然9年保障、と回答された。そうすると、生徒で格差ができる。大阪市在住の生徒で7年目の人から「なんで、うちらだけないの?」と聞かれて、答えようがない。昼の子どもでも小学校6年中学3年で9年分は援助するはずなのに。 皆さん、どう思われますか? そこで、nazunaは、生まれて初めて市会議員さんに、陳情メールを送った。どきどきである。 (続)
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学びの家






弱い人が、自分を尊ぶことのできる、そんな社会であって欲しいものです。
遠くで、お手伝いできませんが、よい結果が導かれますよう、心よりお祈り申しあげます。
2009/6/19(金) 午後 0:28