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我が寺は、「祖霊信仰」にこめられた人の感情や想いをふまえつつ、それからジャンプして「仏教徒」と目覚めていただくために、nazuna が住職になってから、他宗でいう「棚経」を止めました。 父はさまざまなしがらみから、行われていたこの「お盆参り」を苦々しく思っていたようです。生まれた寺は興正寺派の学問僧の家柄ですから、お念仏の教義に反したり誤解されたりすることに若いころは大変な嫌悪を感じていたようです。西本願寺という大きな宗派の末寺では、「信心もないのか」と絶望したようなところもありました。熟してのちはずいぶんやわらかくなったようで、反対にええ加減すぎるくらいになっとりました。勤務していた大谷学園のご縁の方がぬきさしならずになってお寺の方はまあまあでええとよくいうてました。 そんな風に、社会にもまれて次第に世間を知り、nazunaや弟を育てるお金もいることになりますと、貧乏寺ではまとまった現金収入がある(1件につき2000〜5000円 ×100件=20万〜50万)ということの大きさななかなか捨て切れません。これは、現在でも葬儀の収入に依存している寺院の実態にも重なります。 これは、それぞれの門徒の家で「真宗理解」が十分でないからしょいうがない。「お寺や坊主が先走っても檀家に離れられるだけやで」と理由づけて現状維持にきゅうきゅうとする。 これは卵が先かニワトリが先かというタイプの議論。 で、議論するだけムダ!と、nazunaは判断したわけで。 8月12日〜16日までを「歓喜会」の期間として、お寺で法座を行い、また諸般の事情でお寺に参拝できない家での法座を行うこととしました。 さて、こうして20年近くたつと、お寺参りが定着しました。で、家族そろって「お念仏の相続」のご縁にしてくださることも増えてきたので、大人から子どもまでが感じ取ることのできる「絵本」法座を行っています。また、みんなで仏讃歌を歌いながらする法座を、合わせて5法座行っています。 写真は、今年の3冊。オススメです。この法座の絵本をこっそりと2学期以降に教材として、授業する教員の門徒さまもいらっしゃるようで。 13日は、アミダさまの「親心」を味わえる『ちいさな あなたへ』。 14日は、今回のメインとした『星つむぎの歌』.真実の宗教とは、「癒し」などではなく絶望を超えた果てにある「赦し」にあることを味わいました。それにしても、覚和歌子氏ってナニモノ??? 15日は、終戦の日なので『おれはなにわのライオンや』で、業縁による絶望とそれを引き受けて生きる悲しみをいただきました。戦没者は私たちを仏道に導く「菩薩さま」であります。 それぞれのご法話は、アップするかもしれませんが、絵本そのものがステキですよ。
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