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自民が大敗した。
そうなると予想していた。いくら英語がペラペラでも中身のない人を、「日本人の顔」として世界に出て行っってもらうことは、お恥ずかしいことだった。
これで小学校での英語教育を見直すだろうか???
海外メディアに対して、酔っぱらって記者会見した男もいたっけ。
「恥の文化」と日本を分析した外国人からみたら、最早現代社会は「日本ではない」といわれるかもしれぬ。
武士道は統治者の哲学である。多くの人々の人生を左右するような決断をしたり、法律をこさえたり、またそれを実行させたりする権力を行使するものの、行動様式や思想を規制する思想である。
儒教、ことに朱子学の影響下にある思想であるが、体面や世間体(大義名分)を大切にし、私をそちらに近づけていく生き方を是とした。そういう意味では理想主義であり、仏教におきかえれば自力聖道門である。
「罪」というものは、本人に意識されないから「罪」を生むのであって、そもそも「罪」と認識して犯すということであれば、それなりの内面の葛藤や相克が存在するはずである。あるべき人間の姿をもたなければ罪の意識は生まれない。
一方、庶民の宗教は真宗であった。それもまた「お恥ずかしい」という文化である。
「智慧の光明はかりなし、有量の諸相ことごとく…」と仰せのように、絶対他力によって、無限大の慈悲や智慧に出会うことで、自身の問題に目覚めていく道が念仏である。
大安じゃ吉日じゃ、今日はA型の日やな、てんびん座と相性がええねん。こういう言辞は全て、利己心とつながっている。
占いや吉凶を用いるということは、自身の罪や問題を全て外在化させて、忘却したり責任転嫁するこtとだ。ここからは、いつも「ワタシは正しい」という答えしか出ない。だから、絶対に「罪」の意識は生まれない。もちろん、「恥ずかしい」という感情も経験しないことになる。
選挙の応援に「細木数子を呼ぶ」という候補や、政党にかかわらず票欲しさに、信仰心が本当にあるのかどうか疑わしいのに、「新宗教団体に入信」する候補もいる。また、この選挙だけでなくこういう事態が政治家の間に浸透している事実がある。これが創価学会=公明党を与党にした結果である。今回は幸福実現党まで登場したものなあ。
だから、麻生太郎氏と中川昭一氏のことだけではないけれど、「武士道」が為政者や官僚に生きていたら、中川氏や赤城氏は「選挙民の審判」なぞに依らす、自ら辞職されただろう。まともに漢字を読めずマンガしかわからん、野中氏を「部落民!」と差別するような男を、党の顔や一国の代表にしただろうか?
よってたかって、恥の文化がないことを自民党は示したのである。閣僚の権威、内閣の権威を著しく損なうという罪を犯したのであるから、サムライなら切腹して果てているだろうね。
真宗は、そのような「恥」を感じられない自らに目覚めていく教えである。肥大した自我。他人は批判するが己だけは間違いないという愚。それらを、他力に出会うことで、いや他力に出会うことでしか目覚められず、目覚めてのちも愚行を繰り返す自己であると、あやまりあやまり生かされていく宗教である。
だから、「武士道」にあたる自力聖道門の僧侶がたが、世間に迎合せず余計なことをなさらずに真剣に仏道を歩み説いて欲しいのである。どうしても、銭もほしいし家族ももつ、とおっしゃるならば、宗門を解散して、在家の宗派に参加されてはどうだろう。お墓屋で収入を得るというような悲しいお寺はみたくないのであるが。
占い吉凶にこることは、この意味では凡夫の自然である。けれどもだからといって、「せやろ。みんな凡夫やねんから、かまへんがな」というのは悪しき居直りである。真宗門徒でもこういうセリフを口にする悲しい人がいるのである。
バカか。仏に遇うて念仏するものが、生き方が変わらなかったら(厳密にいえば化阿弥陀さまを仰ぐことで変えられるのであるが)意味がない。
自分では変われない私。それを「悲しいかな!」と抱きしめてくださる如来の御慈悲があたたかいのである。その温かさによって、恥かしくもたいいなくじっとしておられんようになっていき、気がつけば仏道第一と生かされて、罪悪を常に意識して避けていこうとする生き方を選択せさしむるのである。
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かくのごとき大敗を喫したこと自体、ながく政権政党であった自民党にとって、とても恥ずかしい事態といわなければいけないと思います。ああ、情けない。
ちなみに、民主党も、あの自称世界一の大予言社ジョセ○ーノなる山師を呼んで、わざわざ話を聞いている。ただのほら吹き男か詐欺師の親戚だと、中学生でも分かりそうなもの。
まったく、もう。。。
2009/9/2(水) 午後 6:20
鳩山由紀夫氏も、「崇教真光」という宗教団体に積極的に関与しています。石原伸晃氏は同団体の一般信者よりも一段階上の信者です。
nazunaは、民主党にも同じ穴の狢がたくさんいると思います。戦後社会がきちんと宗教を考えて来なかった結果であり、保守といいつつ「ええとこどり」の御都合主義です。だからこそ、何度も政権交代してもらって、政治家に試練を与えて歴史や文化をきちんと身につけた人物に育てるのです。自民党の復活を応援しようと思っています。
2009/9/2(水) 午後 11:29
naznaさん、「何度も政権交代」というのは、今の時点における一つの回答だと思います。価値観がぐちゃぐちゃですもん。なんどかやっていれば、もう少し洗練されてくる期待がもてますから。腐敗を防ぐ意味でも有意義だと思いますね。
2009/9/3(木) 午後 3:25