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案外であるが、南アフリカは高地である。日本代表が試合を行う地でも、ルステンブルグやブルームフォンテーンは標高1000m以上である。
また、日本代表についていえば、もう一試合を行うダーバンは港街であるから標高0mである。 試合は人間がやるので、体調管理や気候になれることも大切になる。4年前のW杯では、ドイツを知っているという傲慢さ、日本選手の予想以上の環境適応能力の低さが仇となって、走れない・スタミナがもたない選手が続出した。 今回はどこまで準備をしているのか、選手自身の体調管理も重要であるが、そういう能力まで判定した23人になっているのかも大事である。 AFCの4クラブの結果を見ていると、旅を重ねていく先々で試合をしていく勁さに欠けるといわざるをえない。 選手の試合におけるパフォーマンスの根っこの部分で、アフリカ勢やヨーロッパ勢に劣ると思われる。 そこで思い起こされるのが前大会の、いやいち早くヨーロッパを知った、中田英俊である。彼を称賛する言葉「キラーパス」が、やがて他の選手をして、「オレラを無視してんじゃねえ?」という意味になるほど、無謀なパスを連発するということになった。 当時も今も、あのナカタのパフォーマンスの意味を一般メディアが伝えきれていない。 「このパスに追いつくFWやサイドアタッカーでないと、日本は得点できない」というメッセージが空回りしたからこそ、中田は引退したのである。当たり前だがサッカーは独りではできないから。 さて、内田・長友という新しいダイナモたちならば、あの早いパスに追いつけるのか???それとも中田の理想は見果てぬ夢で終わるのか?アジアでは通用する中村・遠藤のボンヤリしたスル―パスが通るのか? それこそが日本代表の挑戦であると思われる。6月14日初戦キックオフである。 |
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