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四月 金子 みすゞ
新しいご本、
新しいかばんに。
新しい葉っぱ、
新しいえだに。
新しいお日さま、
新しい空に。
新しい四月、
うれしい四月。
ヨーロッパでは大昔、三月二十五日が新年でした。種まきに年が変わり、収穫で一年が終わるというのは、地球のリズム、植物の生育リズムによるカレンダー。やがて文明が発達し、都市が生まれますと、富の集中と権力が発生します。三月二十五日から新年を祝う春の祭りを、四月一日まで盛大に行っていました。ところがフランスでは、皇帝シャルル九世が、十六世紀に一月一日を新年とし、これに反発して四月一日を「嘘の新年」として大騒ぎをした人々を 片っ端から捕らえて処刑したそうです。この弾圧にはさすがに批判がわき、ウソの新年を祝うことは黙認されるようになり、「ウソをついてもいい日」として世界中に広まりました。
日本では四月が新学期。何もかも新しく始まる。北半球の植物の生育リズムに合わせた「農林水産暦」ですね。衣食が足りたら子子孫孫持続できる生活をする。未来から奪いとって財をなし欲を満たすことの無いように。仏教は「少欲知足」の教えです。
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