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かなしくなったときは 寺山修司
かなしくなったときは 海を見にゆく
古本屋のかえりも 海を見にゆく
あなたが病気なら 海を見にゆく
こころ貧しい朝も 海を見にゆく
ああ 海よ
大きな肩とひろい胸よ
どんなつらい朝も どんなむごい夜も
いつかは終わる
人生はいつか終わるが
海だけは終わらないのだ
かなしくなったときは 海を見にゆく
一人ぼっちの夜も 海を見にゆく
『海街diary』というコミックがあります。吉田秋生さんのすばらしい作品で連載は九年に及びます。父が出た家を守る香田三姉妹が、再々婚した父の死から、継母と暮らす前妻の子すずと出会い、四女として香田家に迎 ( むか )える。舞台は鎌倉。すずとのかかわりから、「家族」が形成されていくさまが、この寺山の詩と響きあうように、丁寧に描かれていきます。映画になってさきほど公開されて、今年の最高傑作ともいわれています。 親鸞さまは、「どんなあなたでも受け入れ、見捨てることがないから、あみだとなりました」という、如来の願いを、「本願海」と言われるのです。色も味もちがう世界中の川がそそぎこんでも、同じ一味となる海。私の喜怒哀楽を包み込む「終わらない海」ですね。南無阿弥陀仏は、ここへ帰るのだよという如来の御命令であります。
〇今月の行事 7月12日(日)常例法座 午後2時〜 長谷川毅正師 7月25日(土)聞法の会 午後2時〜 住職・節談説教 「新説親鸞聖人伝6-善信真菩薩」 毎土曜 午前8時半〜9時半 正信偈ご和讃繰読
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