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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

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10月 報恩講!

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  みみずのたいそう  かんざわ としこ
 
つちのなかから
とびだして
みみずの たいそう

ぴんぴこぴん
もつれて のびて
もつれて のびて
そら げんきよく
ぴんぴこぴん
 
あさの くうきを
いっぱい すって
みみずの たいそう
ぴんぴこぴん
はりきり はじけて
はねすぎて
ちきゅうの そとへ
ぴんぴこ ぴーん


 

真宗寺院は、これから「報恩講」のシーズンです。報恩講は、親鸞さまのご命日を吉書に、法会をいとなみます。それはお釈迦様の教えを聞き、本当に「生き生き」とこの命を喜ぶ道に出遭う御縁であります。

 「くまの子ウーフ」の神沢利子さんは、児童文学作家。今でも住職の憧れの人です。運動会に文化祭と、秋は若者や子どもが躍動する季節でもあります。土の中からとびだして「ぴんぴこぴん」とはねまわるみみずに、生命の息吹を感じとられたのがこの詩。

 お念仏を通してアミダさまの願いに遇わせていただくと、サトリの身と定められた私に出遭う。そしてその道は、「いくつになっても育ち盛り」と七〇になろうが八〇になろうが、光あふれた今を実感させていただけるのです。宗祖、親鸞さまは、そうしてお念仏の中で九〇歳まで生かされたのです。シャバの縁の尽きるまで、我が身の不実を嘆きながら、それゆえ大いなる真実法が自分をとらまえてお離しにならないことを、慶び続けられたご生涯でした。一家庭人として、悩みながら越えがたい「老病死」を、超えて生死の海を「弥陀弘誓の船」で渡っていかれたのです。

 どんとはじけて、宇宙とひとつ。まさに、往生成仏とは「ちきゅうの そとへ ぴんぴこ ぴーん」。そして、また個々の生命にはたらきかえる「法身」としてここへ還ってこれるのです。


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