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後鳥羽院
おしなべて 空しき空の うすみどり
迷へばふかき よものむら雲
人もをし 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身 明けまして南無阿弥陀仏。坊守も今年は還暦。お寺をつかって、地域の有志の方々と、「社団法人まーる」を立ち上げ、「子どもの居場所」つくりに、取り組んでおります。年を重ねて世を憂うことが増え、ならばできることを実行しようという思いは、今も昔も変わらない。 後鳥羽院は「承元の法難」で、親鸞さまや法然さまらを流罪とした上皇。関東に幕府ができそれと対峙することになった時代の巡り合わせに、即位に三種の神器が欠けていた弱みと、政治の実権が関東へ移っていくという辛さの中、自己主張として北条義時を討とうとして失敗(承久の変)。今度は自身が隠岐に流罪となって生涯をそこで終えられた方でした。京を去る時出家され、以後深く仏法に帰依された晩年であられた。サトリのみどりのすきとおった空を妄念の雲が覆う。人を懐かしみ恨みつつ、そういう我が身を「味気なく」思う。
そういう心から院が書かれた『無常講式』「古よりいまだ萬歳の人身あることいふことを聞かず、一生過ぎやすし。今に在りて誰か百年の形體を保たん」や「實に、我はさき人やさき、今日も知らず明日とも知らず。おくれ先だつ人、本の滴、末の露よりも繁し。」から、蓮如上人の「白骨の御文章」が生まれてくるわけです。怨みを以って怨みを生まない仏法不思議のおはたらきと、ご縁を想うことです。本年もお聴聞を!
○一月の法座 一日(日) 零時〜 元旦会
七日(土) 午前十時〜 初朝事 正信偈・新年祝・ご法話一席
十二日(火) 午後二時〜 初お座(御正忌報恩講) 小林顕英師
十五日(日) 本山団体参拝
二十九日(日)午後十一時半〜 新年会 門信徒会 有料
午後二時〜新年節談説教会 研究会員数名・登壇
○お朝事 毎土曜午前七時半〜 十四日・二十一日・二十八日
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