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今日、昔の同僚と飲んだ。彼女は現在は、他市へ転出している、とある市の小学校の教諭。現在勤務している学校で浮かされているらしい。何でも「ヒゲ」のおっさんが恐怖政治を強いていて、いわゆる昔の「ばしっ!びしっ!きち!」という教育をし、体罰は日常だしルールは瑣末な事ほどうるさい。いわゆる管理教育全盛なのだと。
昨年赴任した校長が、「人権無視」「児童の学習意欲を萎えさせる教育」を変えようとしたが、校内人事までにぎっている「ヒゲ」さんの抵抗はすさまじい。歴代の管理職が甘やかしてきたからだろうが、未だにこの学校では正常な勤務時間が守られず、有休もとらずに4時半には帰っちゃう先生がたくさんいらっしゃるらしい。そういう人間や若い先生の仕事をまめに引き受けてやり、自分の教育観をふきこむ。学校として子どもをどう育てるかの議論もなくめいめいが気持ちよく働ければそれでいい(そこには、子どもや親の気持ちは入らない)という風潮。
彼女は僕が若い頃に同学年を組んだのだが、その頃の周りの先生や先輩たちが、みんなで議論しながらもいつも「子ども主体」を貫こうとしていた事を胸に刻んで、抵抗を続けている。彼女の不評は「管理職と仲良くする」「遅くまで仕事をする」ことが二本柱。そして、今、とても問題の多い子どもがたくさんいる学年を担任しているのだが(5年)、「事件を起こす」「ピシッとしてない」事で非難される。別の先生が「お前は邪魔やから、帰れ!」といったら本当に子どもが学校からいなくなって大騒ぎなんて事もあったらしい。
まあ、よくある話であるが。この学校の先生たちには、2000年から行われてきた「教育改革」の議論なんて全く関係ないらしい。実はこれが非組合員の一番恐ろしい姿だ。日教組は何かと攻撃されるが、教育問題や児童の人権や新しい学習の追求を熱心にしてきたのは、組合員教師であったのが、僕の見てきた事実である。教員の権利を保障するがその分実践で返す、それが非組は権利だけ行使しおいしい所どり。
ま、とにかく「しんどい事情」の子を受け止めて癒しつつ進もうという、彼女の姿勢に共感するので、
「職員間のよけいな摩擦を起こさない」「エネルギーはクラスと学年の子どもがステップアップする事に集中する」「そのためには、校内の仕事も最低限にする」の三点をアドバイスした。
夜間では通じない話ばかり。帰れって言わなくても、「授業がつまらなかったり」「生徒さんが傷ついたら」生徒さんは、帰っちゃうよ。そしてこっちのやり方がまずい、ってつきつけられちゃう。こんな基本がない小学校に子どもを通わせる親子に同情しました。
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組合のない管理教育全盛の学校に勤務したことがあります。エゴむき出しの出世主義者の不満はイジメに噴出していました。学校のイジメがはびこるのは仕方ないって諦めた次第。非組云々はともかく、「管理」について第三者評価が必要と強く感じました。
2005/9/14(水) 午後 9:15