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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

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12月

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成道会において 釈尊像 

十二月のうた   茨木のり子


                                  熊はもう眠りました
                           
栗鼠もうつらうつら
                           
土も樹木も
                           
大きな休息に入りました

                            ふっと
                           
思い出したように
                           
声のない 子守唄
                           
それは粉雪 ぼたん雪

                            師も走る
                           
などと言って
                           
人間だけが息つくひまなく
                           
動きまわり


        忙しさとひきかえに
        
      大切なものを
        
      ぽとぽとと 落としてゆきます



「日本では、いつ雪がふりますか?」

 夜間でのネパール人の教え子が聞きます。おシャカさまのふるさと、ルンビニがあるといわれる国は、北にサガルマタ(エベレスト)のあるヒマラヤ山脈が太陽を受けて、嶷嶷と輝きます。「色の白さは七難隠す」とは古い言いぐさですが、雪の白さは土の黒さをおおい隠します。

 大阪では、降雪自体が冬でもめったにありません。また、地上を覆い隠すほどの雪は、めったに降りません。善や正義や慈愛や忍辱もまた、そのようにシャバ世界では、現れることはあってもはかなく消えていきます。だからこそ、讃えられる価値観であるのでしょう。しかし、地上にしか目をやらなければ、私たちはいつしか、そのような理想さえも忘れ果ててしまい、建前として使い、煩悩に溺れてしまいます。

 詩人の眼はそこを見ている。煩悩の雲霧が厚くとも、陽の光りは地上にとどくよう、仏さまは、私たちの愚かさを見抜かれて、その姿を照らしだし、南無阿弥陀仏となって、常にこの胸にみちみちておられるのです。
12月の行事

 〇十五世住職坊守年回法要・門信徒総追悼法要
     十二日()午後二時〜 大経和讃 広陵兼純師(石川・満覚寺)
   〇お朝事 午前七時半〜  五日・十二日・十九日・二十六日
 〇除夜会 三十一日午後十一時十五分〜勤行と除夜の鐘(鐘楼) 
引き続き本堂に於いて↓
 〇元旦会 一日午前0時〜 正信偈・住職法話


寺内町散策

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 真宗史を地域史としてきちんととらえること。神田千里さんや蒲池勢至さんらの仕事などを学びながら、寺内町研究第一人者の、仁木宏先生から毎年、新年会で講義を受けてきた。今年から、実際に行ってみよう!ということでフィールドワーク。お近くで参加したいなあという方は、ご一報ください。

11月の行事

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        ぼくは川               阪田寛夫
                           
                        じわじわひろがり
                        背をのばし

                        土を砂とをうるおして

                        くねってうねって ほとばしり

                        とまれと言ってももうとまらない
                        ぼくは川
                        真っ赤な月にのたうったり

                        砂漠の中に渇いたり

                        それでも雲の影うかべ

                        さかなのうろこを光らせて

                        あたらしい日へほとばしる

                        あたらしいへほとばしる

 十一月は、高校の大先輩。阪田寛夫さんの名作を読む。教科書にも採用されているので、御存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。川の姿に自分を重ねながら、「そうありたい」という願いを描いている詩と理解されます。この「川」に如来を思うのです。
 「真っ赤な月にのたうったり 砂漠の中に渇いたり」というフレーズから、人生の苦悩に「のたうち救いをもとめて「渇く」姿が、目にうかびます。法蔵菩薩さまが成道なされて、「阿弥陀佛」と名乗りあげられたそのときには、滝の如く血を流されその皮で三千世界を全て覆われるほどの「捨身行」を行われたのだと、経典にあります。自業自得で自身の生き方の結果を、我が身一つで引き受けていかねばならないのが、厳しい現実です。
 つまりは、「あなたや私の生き方が」問われるのです。宗祖親鸞さまは、まさしく身をもって、仏さまを仰いで「自己を問い自己に習」われたかたでした。それは日本で最初に結婚し家族をもちつつも、「仏道」を歩むという生き方でした。そして「わが行業は地獄行きのものだ」と戦慄されたそのときに、「お前に代わって身を投げ出して修行したから大丈夫。お前は悟りの世界へ往きブッダとなると定まってある」と聞き信順されたのでした。それが「南無阿弥陀仏」の御呼び声であります。

十一月の行事 
○土曜お朝事 午前七時半〜八時半 正信偈 一席法話
                    七日、十四日、二十一日、二十八日
常例法座 十二日(木)        午後二時〜 新説親鸞聖人伝8 住職
○秋の遠足 二十八日(土)午後一時〜


☆北御堂(津村別院・報恩講)

10月 報恩講!

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  みみずのたいそう  かんざわ としこ
 
つちのなかから
とびだして
みみずの たいそう

ぴんぴこぴん
もつれて のびて
もつれて のびて
そら げんきよく
ぴんぴこぴん
 
あさの くうきを
いっぱい すって
みみずの たいそう
ぴんぴこぴん
はりきり はじけて
はねすぎて
ちきゅうの そとへ
ぴんぴこ ぴーん


 

真宗寺院は、これから「報恩講」のシーズンです。報恩講は、親鸞さまのご命日を吉書に、法会をいとなみます。それはお釈迦様の教えを聞き、本当に「生き生き」とこの命を喜ぶ道に出遭う御縁であります。

 「くまの子ウーフ」の神沢利子さんは、児童文学作家。今でも住職の憧れの人です。運動会に文化祭と、秋は若者や子どもが躍動する季節でもあります。土の中からとびだして「ぴんぴこぴん」とはねまわるみみずに、生命の息吹を感じとられたのがこの詩。

 お念仏を通してアミダさまの願いに遇わせていただくと、サトリの身と定められた私に出遭う。そしてその道は、「いくつになっても育ち盛り」と七〇になろうが八〇になろうが、光あふれた今を実感させていただけるのです。宗祖、親鸞さまは、そうしてお念仏の中で九〇歳まで生かされたのです。シャバの縁の尽きるまで、我が身の不実を嘆きながら、それゆえ大いなる真実法が自分をとらまえてお離しにならないことを、慶び続けられたご生涯でした。一家庭人として、悩みながら越えがたい「老病死」を、超えて生死の海を「弥陀弘誓の船」で渡っていかれたのです。

 どんとはじけて、宇宙とひとつ。まさに、往生成仏とは「ちきゅうの そとへ ぴんぴこ ぴーん」。そして、また個々の生命にはたらきかえる「法身」としてここへ還ってこれるのです。


九月の行事

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コスモス    与謝野晶子

 

                一本のコスモスが笑つてゐる。

 

                その上に、どっしりと

 

                 太陽が腰を掛けてゐる。

 

                 そして、きやしやなコスモスの花が

 

                 なぜか、少しも撓まない、    

 

                 その太陽の重味に

 二歳になる孫がアンパンマンに夢中。「そうだ、うれしいんだ 生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも…」。アンパンマンのマーチである。作詞者のやなせたかしさんは、マンガ・『アンパンマン』の原作者。

 『アンパンマン』には、メロンパンマンにカレーパンマン、食パンマンに、ジャムおじさん、バタコさんなどなど、食べ物のキャラクターが千以上出てきます。

 やなせさんはその戦争体験から、「正義の戦争などない」とされ、唯一の正義があるなら、「おなかをすかせて泣く子に、ひもじいおもいをさせないこと」だと、アンパンマンを制作されました。だから、ストーリーに必要な悪役のバイキンマンも、アンパンチをくらっても、死ぬことはありません。家にかえされるだけです。アンパンマンではみな不老不死です。

 晶子のまなざしでは、コスモスはそのたよりない茎の上で満開の笑みをうかべています。それはあの太陽が落ちてきても、しっかりと受けとめてしまう「勁さ」を内にもっているのです。

  お念仏をよろこぶ人は、平凡を尊びながら、阿弥陀さまにみそなわされ て弱くはかない自己を発見すると、それが阿弥陀様の願いによって転じら れ、このコスモスの花やアンパンマンのように、この世界の苦を支えられ て利他報恩と、健気に生きて行けるのであります。

九月行事

○常例法座  12日() 午後2時〜 節談説教「新説親鸞聖人伝7」 住職

○秋季讃佛会 23日(祝)午後2時〜  節談説教 住職

 彼岸寄席        午後4時半〜 林家染二 桂福丸

                      協力金 前千七百円・当弐千円 お茶お菓子付 (詳細別紙)

〇お朝事 午前七時半〜 五日・十二日・十九日・二十六日

申込お問い合わせは、お寺へ(〇六-六六六一-八九八二)




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