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前回の続き 鮨は一貫、というのは結構人口に膾炙している。もともと、寿司屋に入るというのは大人の文化、という匂いがあった。寿司屋には、なかなか入れない。 子どもの頃は、難波の「丸十」に親父に連れて行ってもらうとどきどきした。大阪球場に南海ホークスのナイタ―(対西鉄、対東映)を見に行く。杉浦と稲尾、渡辺と尾崎、などの投手戦。さらには、稲尾VS野村、杉浦VS 張本、杉浦VS中西の対決。広瀬の盗塁を防ぐ、+種茂や+和田のバッテリー勝負も面白かった。 その前にときどき「丸十」に連れて行ってもらうのだが、子どもは巻物のみ。つまりカッパ巻きかシンコ巻きか鉄火巻きであった。だから50年たった今でも、お寿司というとnaunaには「鉄火巻き」である。また、鉄火巻きをいただくと父を想うのであるな。 さて、1970年代に入って、少しお寿司は身近になり、一皿でいただくこととなった。それも屋台寿司である。だから、「一貫」という数え方は、nazunaにとってあまり現実味はないのですね。 そこで、生徒さんにもどると、「今は、回転すしやからなあ」「そうそう、京橋の○○はどれも1皿105円やで」「あたしもよういくで。」と話に花が咲く。 「お寿司って大人、てな感じやったけど、回転寿司で入りやすくなったねえ」「1000円でお腹いっぱいになるもん」 おおそれなら。と問題にしたのが以下です。 問題)1000円もって回転寿司に入りました。お寿司は全て1皿105円です。何皿食べられますか?また、1皿2貫であるなら、何貫食べられますか?何算? 学校学力なら割算ですね。でも、夜間は違う。これ「たし算」と「かけ算」に向かうんです。確かに、1000÷105にリアリティはないんです。 ①とにかく1000円あれば食べれそう②皿を取って食べる③はっとして、皿を数えると、5皿…。 こうなるから。105+105+105+105+105.もしくは105×5で、525円や。 そこで、①もう5皿食べるとお金がちょっと、たらんなあ(1000−525、でわかる)。ちゅうことはあと4皿か。 「はい、l先生。9皿食べられます!」 「正解!!!」 こうしておいてから、改めて「これは割り算で表わすんですね。1000の中に105がいくつ含まれるかと考えればええんです。したがって、おつりがある(あまりがある)うちはOKですから、足し算・かけ算という発想ではなくて、引き算・割算で考える(1000−105、これは消極的な金使いです)。その方が、失敗しなくて安全です。お財布にお金を残しますからね。」「なるほど。そうか、わり算でこうところで使うんやねえ」と生徒さん。 1000÷105=9…55 → 1000−105×9=55 これがサイフの残りですね。これがわり算の筆算にはきちんと記されるわけです。ちなみに9皿で何貫ですか?はかけ算。2×9=18貫。 さてここが肝心。ここで問題に戻る。何貫食べられますか(可能)→何貫食べられますか(現実)へと問いを変換する。たしかに9皿=18貫食べられるけど、あなたはホントに何皿食べられますか? 「そら、5・6皿ですわ」「まあがんばって7皿やねえ」 そうですね。 「先生、私はせやさかいに、いつも赤だしをたのむねん。150円やけど。」 おお、それなら次にこう考えましょう。 問題2)1000円で回転寿司屋に入りました。150円の赤だしを1杯頼んでから、お寿司を食べます。何皿食べられますか?
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