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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

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困った顔

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あえて記事をかかなかったワールドカップ。敗戦をもって総括する。

①前の記事で書いた8バックではなかった。9バックだった。守備的にたたかい、相手の攻撃をつぶしていくという消耗戦をしかけた。
②その中で、テクニックやスピードで勝負できる瞬間を、とらえることができたなら、全試合0−0に終わらず、1−0で勝つこともある。
③日本人のもっているメンタリティとして献身的であるということにふさわしい戦術であった。
④デンマーク戦のように、相手が体力的に劣るとへろへろになって、ファールも増えるし、FKもとれる。

以上の4点で、戦前の予想どおりベスト16へ進出できたので、チームとしての戦術理解と選手同士の目的意識は共有されて麗しいチームができた。


さて、ここから。
①予想したとおり0−0で引き分けた(PKで負けたのはどうでもいい)。ということは、ベスト8ベスト4を本気で目指したのではなかったのが、今度の日本代表プロジェクトチームであった。一次リーグ突破が目標のコンセプトであった。ベスト8,4にいきくなら、引き分けを想定しない戦略がいる。
②戦術がうまくいき、ある程度日本のサッカーや選手の体力とテクニックが通じることがわかったとたん、「何かやれた気分になる」という最近の日本社会の習性(主にメディアがそうなのだが)に、このチームも染まった。
③パラグアイを相手に勝つ気で研究したのであろうか?そうは思えない。やりかたを変えなかったんだから。

笛がなって最初の15分。「あああこりゃあ、いつもの日本のくせが」と感じた。メンバーをさわらないのはいい。けれども、「断固とした勝利への意志」を感じるプレイ、スピードとコンビネーションを生かした攻撃を構成しようとする意志が、全く見られなかった。

中継していたTBSは最悪で、FKの場面での期待をあおるばかり。松井がキープして駒野のオーヴァーラップ。左サイドでいえば大久保がキープ(ドリブル)して長友がオーヴァーラップ。こういう場面を作れなかったのは何故か?

さらに、ケンゴウ(中村)を入れた際に延長に向けて岡田監督が示したように、ディフェンスの間に入ったり出たりしてオフサイドの位置から戻って又出るというような運動量と、相手でフェンスをナナメ後に走らせるような動きを前線ができなかった。

これは相手のディフェンダーとのかけひき。さらには、実は相手が結構へばってきたときに、足元のスルーパス(ということは玉田、岡崎が抜ける動きをする)を意図するなど、時間帯と相手の状態を読んだ上での戦略が、延長戦になかったかのではなかろうか。

とにかく裏へ、DFの足元を抜く、を徹底する。後ろ向きにDFを走らせることでダメージを与えるという延長前半であれば、後半にビッグチャンスがもっと作れたであろう。実際には選手はいくつか意図していたのであるが。

結局、それを信じて「やりきる」だけの断固たる意志、決断〈リスクを冒す)をもって、総攻撃に出る時間を15分作ること。それができきれなかった原因はきっといろいろあるのだろう。協会もスポーツメディアも丁寧に分析したい。

とにかくブラジルの出来があまりによいので、落とし穴があるのか?と変な期待をしてしまう今回のW杯。ドイツとアルゼンチンの攻撃は魅惑的であるが、モロさも感じてしまう。ノーガードのうちあいにおそらくブラジルは応じない。となると対抗はオランダか?


まあとにかく、オシム氏がいうように日本のスポーツメディアの成熟と、システムと戦術論をもう少しきちんと整理して学んだJリーグファンが増えることを願おう。2014年。寿命があれば、あたりまえのようにW杯に出てあたりまえのように決勝トーナメントに出る「日本代表」を応援してみたいなあ。


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