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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

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刺繍電報にうるし電報(弔電用) ちなみにNTTの電報例には腰を抜かすことが多い。
 
「鉄の女」とも呼ばれた、マーガレット・サッチャー元英国首相がお亡くなりになった。
 
労働党政権をひっくり返し、保守党政権を維持した。徹底した個人主義者。オークランド紛争では断固とした武力行使を行い、社会主義的政策を徹底的に見直し、小さな政府で家族の絆を元に生きるという社会を現出させた。
 
もともと英国社会は労働者階級と貴族階級がそれぞれの歴史と文化をもつ。例えばスポーツでいえば、クリケットと競馬を好む階級とサッカーを好む階級がある。クラブでお酒を飲み社交する人々とパブリック・バーで飲む人々、というように。
 
もちろんそれなりに相互浸透してはいるけれども、それぞれの中核になる人々は、明確にアイデンティファイして今日までその生活文化は続く。
 
古くは「シャーロック・ホームズ」。新しくはディック・フランシスの「競馬シリーズ」を読んでいけば、それらがリクツではなく実感的にわかる。また、アイルランド紛争やスコットランドの歴史も、連合王国えだるからこその特徴と問題を描く。
 
小さな政府なら、社会保障はけずられる。大きな政府なら税金を高負担する。そのどちらもが「イヤ」という国民は、何を求めるのだろうか?自民と公明が連立するというのは、本来この両端が合意しているということでしょ?
 
 
また、英国国教会という国教があるゆえ、信仰を育む「聖家族」という理念が英国人の倫理性を強く担保する。サッチャー氏はそのような理念を元に、国民の自立を求めた。しかしそれは、「弱者切り捨て」という批判を受けることでもあった。
 
 
政治は結果論であるから、結果的に「英国病」を超えた国民像、国家像を提起したことは評価される。また、半円教師としてし、サッチャー以後の「総合的な学習」や「市民性の教育」など、社会の持続と自立と協調、家族主義を相対化するためには教育が大事であるとし、して社会参加を促すという、「経済的価値」「政治的価値」に対抗する、「市民的価値」を構築していく流れを生んだ。これは今日、国家主義、覇権主義的発想を、批判するときの有効なよりどころとなっている。
 
一方で、我が国の総理のように、サッチャー型改革をお手本とする人もいらっしゃるのであり。世界に影響を与えたおひとりであったことは、間違いない。お悔み申し上げます。
 
 
さてさて。
 
ところで、このニュースの報道を通して、やはりこれは考えるべきことであると思うので書き留めておく。
 
報道の中で「天国へ行った」とか「冥福を祈る」ということを、遠慮していただけないか。一般社会事例として、有名人や社会に功績のあった人の死に対して、個人がコメントするのであれば、人事としての「死」を言えばいいのではなかろうか???
 
 
「〇〇さんが死んだ、悲しいですね」「〇〇さんが亡くなるとは残念です」でなぜいけないのだろう???どうして固有の宗教的価値をメディアで宣伝するのだろう???
 
 
「天国の連発」に「クリスマスを盛り上げる報道」に「バレンタインデー」を盛り上げる報道などなど、ワイドショーを使って国民総キリスト教化計画か?日米間の緊密(つまりアメリカさまがイキガミさま)という文脈か??
 
そこには、死者及びその遺族の死生観に対する配慮や尊敬はない。宗教を冒涜していることになる。
 
 
メディアの皆様。公的な発言なら、「お悔やみ申し上げます」でいいのでは。丁寧に言うなら「謹んで哀悼の意を申し上げます」でいいのではないか。サッチャーさんも日本のテレビ局から「冥福=冥途で福がるように」と祈られたら、「邪教異教徒よ、けがらわしい」とお怒りになるのではなかろうか。
 
 
この内容は何度も書いたり言うたりしているが、一向に変わらない。おそらくテレビ局ラジオ局の指示がるのであろう(マニュアル?)。だとすれば、民法・NHKの各局で一度再考すべきことであろう。死者への敬意とは何かということを、きっちり考えていただきたいものである。
 

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