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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

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九月の行事

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10月に向けて、こんな花が咲くだろうか?
    九月十日
                            菅原
         去年今夜侍清涼
        
秋思詩篇独断腸
        
恩賜御衣今在此
        
捧持毎日拝余香
 
           (読み下し文)
              去年 今夜清涼
                      秋思詩篇 断腸 ( だんちょう )
                      恩賜の御衣 
                      捧持 して毎日、 余香 ( よこう )
                                               
                  ※旧暦九月十日、今年は十月二十四日に
            なります。ちなみに十五夜は九月三十日。

 言わずと知られた「天神さま」の漢詩。九月九日は、重陽 ( ちょうよう )節句 ( せっく ) ( じん ) ( じつ )(七草・一月七日)、上巳 ( じょうし )(雛祭・三月三日)、端午 ( たんご )(五月五日)、七夕 ( しちせき )(七月七日)と、合せて五節句。重陽は菊の節句ともいわれます。
 ちょうど一年前の重陽に、天皇からお題をいただいて、道真は「秋思  ( しゅうし」し )」を作成しお ( ほ )めにあずかった。それが今、大宰府に流罪になっているというのだから、この世は無常であります。この詩は、そんなわが身の流転くとともに、かわらぬ都への思いをったもの。「恩賜 ( おんし )御衣 ( ぎょい )」から、あまり香を拝しているという表現がありますね。天皇の御徳が香りとなっていただいた衣服に残っているという ( たとえ )であります。
 そういえば、確かに匂いというものは、記憶と結びつきます。目をとじると皆さんも、母のにおい父のにおい、あるいは祖父母のにおいがふっとよぎりませんでしょうか。壽光寺のじいさま(十五世)は、小柄でしたがいつもピースを吸っておられたので、そのにおいがしました。またばあさまは、着物姿が多く、今でも呉服ダンスを開けると、ばあさまのにおいがします。
 香木というものが東南アジアでも、きつつあるとかですが、良いお香のかおりがすると浄土 ( じょうど )荘厳 ( しょうごん )が浮かびます。そして、香人 (せん こうにん )となれという「本願勅命 ( ほんがんちょくめい )」の南無阿弥陀仏を、思わず知らず称えずにおれません。


 
○常例法座  12日()午後2時〜  ご讃嘆 若林眞人 師(大阪・光照寺)
○秋季讃佛会(彼岸会) 22日(祝)午後2時〜 
                      法座 阿弥陀経 節談説教「大悲の親様」:住職
                   同  午後3時半〜彼岸寄席 林家染二 『紺屋高尾』他
                                      笑福亭松五「開口一番」 
      協力金一七〇〇円(当日二〇〇〇円)お茶・お菓子付 詳細別紙
 
〇お朝事 毎土午前7時半〜 1日・8日・15日・22日・29日
 
☆住職出講 
   17日()  泉南市岡田浦(南海本線・岡田浦)明覚寺・秋季永代経法座(昼晩)

今月の行事

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【8月15日(水)午後6時〜 田端裕美&伊藤麻衣子 コンサート 1500円 来てね!)
 
ナンクルナイサ           高丸もと子
 
アメリカ兵に連れていかれる
ベトナム人に間違えられて射撃される
そんな噂が沖縄の日常茶飯に飛び交って
 
学校の帰りの軍道では
音に耳をすます
トラックの音がすると
畑に 草の中に 飛び込んで隠れた
アメリカ兵が乗っているのだ
砂塵を撒き散らす轟音に
虫けらのようになって大地に伏せた
トラックが行ってしまうと
まっ白になった顔を見合わせて笑い
再び音だけを気にして歩いた
 
その好子さんの家の隣には
アメリカ人のハーブさんと奥さんの笙子さん
それに子どものヤフリンとアンナが住んでいた
子ども達は一緒に泊まり合いするほど仲がよかった
ハーブさんがベトナムの戦場に行くとき
好子さんも見送りに行った
ハーブさんは膝まづいて空を見たあと
飛行場の滑走路にキスをした
無事に帰って来られますように
好子さんも心からお祈りした
でもハーブさんは帰ってはこなかった
好子さんのおばあさんは
アメリカ軍の艦砲射撃に会い
遺骨はまだ戻ってはいない
 
もうすんだことさ
ナンクルナイサ
私達には
沖縄の
大地があるさ
そう言って日焼けした好子さんは
大地の子を抱き上げるようにして
収穫したばかりの
一番大きなパイナップルにキスをした
 


  また、この暑い一日がやってくる。父が母が祖父が祖母が、ラジオの前で頭を垂れて、聞き取りにくい音に耳を澄ましたあの日。
 私たちが住むこの国は、七十年近く前に多くの血と涙を流した国である。だから何が何でも国を守り国を愛せというのではない。むしろそのように偏していき、ハリネズミのように外に向かってトゲを立て、猜疑心が居場所となる人生に陥ることを危ぶむ。表題の詩は、作者も描かれた「好子さん」も、住職と同じ時期に同じ市内の小学校で働いた仲間であり、好子さんは、今も交流する得難い友でもある。
 私たちはほっておいても、執着し偏していく。世間はそれを「愛」と呼び、感動の物語とするかもしれないが、大慈大悲の阿弥陀さまはそのみ光で照らしたまいみそなわされ、ため息ついて「悲しいねえ」と仰せであろう。
 争い奪い合い憎み合うのも私であるけれども、そのような私でありましたかと知らされて、共に笑いあえる世界を生かされるのも私である。ナンクルナイサと、罪悪深重の御互いを抱きかかえて仏と転じられる親さまを頼もしくいただく夏である。歓喜会の法会に遇い、生命を讃歌するコンサートへ どうぞお越しください。


歓喜会(お盆 於本堂)
 12日() 午後2時〜 ご讃嘆 清岡隆文師(吹田・大光寺)
 13日(月14日()15() 午前11時〜 絵本と歌の法座 住職
 
 15日() 午後6時〜兵戈無用コンサート'12(於じゅげむ)
「和と洋 心の出会い〜フルートと箏の競演」一五〇〇円
出演 田畑裕美(フルート)・伊藤麻衣子(箏)
 
★お家でお勤め法座の場合は、お寺までお申し出くださいませ。
 
〇26日(日)6時〜 聞法の会SP「仏讃歌を歌おう4」
堯 正教先生(龍谷保育園園長)
 
〇お朝事 午前七時半〜 4日・11日・18日・25日
 
★16日〜26日夏安居をとります。葬儀法事は承ります
 

 

七月の行事

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 博多・萬行寺 七里恒順師(天保六年―明治三十二年)
 
 
今月のポエム
                     浜の石        金子みすず
 
               浜辺の石は玉のよう、
               みんなまるくてすべっこい。
 
               浜辺の石は飛び魚か、
               投げればさっと波を切る。
 
               浜辺の石は唄うたい、
               波といちにち唄ってる。
 
               ひとつびとつの浜の石、
               みんなかわいい石だけど、
 
               浜辺の石は偉い石、

               皆して海をかかえてる。


 七月。暑中お見舞い申し上げます。
  親鸞さまのご和讃には、海の喩えが沢山ございます。お正信偈さま
 だけでも「五濁悪時の群生海」とシャバを海に。「衆水、海に入りて
 一味なるが如し」と、浄土往生成仏をば、大海でとけあい一味となる
 世界と譬えられます。
  仏教とは、それぞれの人間のノーミソの中の世界を捨てて、リアル
 な世界を受け入れることを奨めます。反対に自己の脳内世界に住して
 そこから出ないものを「凡夫」といい、それは人間至上主義、ヒュー
 マニズムに対する厳しい批評ともなります。しかし、それは凡夫を否
 定することではありません。智慧なきものを ( さげす )むことでもない。
  みすずは「浜辺の石は偉い石、皆して海をかかえてる」と表現しま
 した。凡夫なければ弥陀も無し、といわれるお味わいです。


今月の行事
○常例法座 12日() 午後2時〜 
         ご讃嘆 長谷川毅正師(本願寺派布教使・西成組・西教寺住職)
☆大人の寺子屋1 17日(火)午後6時〜 「仏教と落語」 500円
         出講・釈徹宗教授(相愛大学) 落語(笑福亭たま他)
   TVの収録も行いますので、興味ある方は参加予約下さい。
 
〇聞法の会 28日(土)午後二時〜 無量寿経分読(下巻)・讃嘆 住職
○お朝事 各午前7時半〜8時半 7日・14日・21日・28日
 

六月の行事

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夜間の教室へ向かう廊下。光の方へ、光の中へ。
今月のポエム
 
祝婚歌 ( しゅくこんか )            吉野宏
 
                      二人が ( むつ )まじくいるためには
                      愚かでいるほうがいい
                      立派すぎないほうがいい
                      立派すぎることは
                      長持ちしないことだと気付いているほうがいい
 
                      完璧をめざさないほうがいい
                      完璧なんて不自然なことだと
                      うそぶいているほうがいい
 
                      二人のうちどちらかが
                      ふざけているほうがいい
                      ずっこけているほうがいい
 
                      互いに非難することがあっても
                      非難できる資格が自分にあったかどうか
                      あとで疑わしくなるほうがいい
 
                      正しいことを言うときは
                      少しひかえめにするほうがいい
                      正しいことを言うときは
                      相手を傷つけやすいものだと
                      気付いているほうがいい
 
       立派でありたいとか
                      正しくありたいとかいう
                      無理な緊張には
                      色目を使わず
                      ゆったり ゆたかに
                      光を浴びているほうがいい
 
                      健康で 風に吹かれながら
                      生きていることのなつかしさに
                      ふと胸が熱くなる
                      そんな日があってもいい
 
                      そして
                      なぜ胸が熱くなるのか
                      黙っていても
                      二人にはわかるのであってほしい


 
 六月。ジューンブライドといい、結婚式の季節。今年も多くのカップルが誕生するのでしょうね。好きだから一緒になる。それも一つですが、熱のある結婚は熱が冷めると……。言わずもがなですか。
 親鸞さまと恵信尼さまは、晩年は別居。けれどもご夫婦で歩まれた時間を大切に愛しまれていたようです。吉野弘さんは「ふざけて」「ずっこけて」「ゆったり」「ゆたかに」「なつかしさ」と、表現されます。
 どこかでどこかががクロスして、また、平行線に戻って。で互いが見える位置で歩いていく。後ろに子どもという線が描かれ、やがて肩を並べて、新しいラインが加わる。家族を「血縁」とのみせずに、こういうイメージでとらえていきたいなあと思うのです。

 浄土へ向かって。お念仏の声とともに。


 
○6月12日() 午後二時〜 永代経(無量寿会)法要
            勤行 仏説阿弥陀経(四句念仏・回向) 真宗六藤会
            ご讃嘆 足利孝之師(本願寺派布教使・兵庫安養寺住職)
○同23日(土)午後二時〜 聞法の会
            ご讃嘆 住職 「大無量寿経分読」下巻
○土曜お朝事 各午前七時半〜八時半
                   2日・9日・16日・23日・30日
 どの会もどなたでも 参加できます

      
       
 
 
 
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帝塚山音楽祭 2日目 ぜひ!きてください。
 
5月27日 午後6時〜 7時〜 2ステージ
じゅげむ(阪堺線塚西駅前ー恵美須町より10分)
一日 通し券 2500円
(チケット取り置きします)
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