ここから本文です

スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

書庫今月のお寺

記事検索
検索

5月の行事

イメージ 1
新しいチン電!!! 「来年度導入される低床車両」。豊橋のリトルダンサーに比してカッコいい。ライトレールトレインという思想が、都市交通の中でどうなるのか。橋下市政への一つの可能性である。
 
 
今月のポエム
 
日の昇るにも手を合わさず、月の沈むにも心ひかれず、
あくせくとして一世を終えし人のいかに多きことぞ。
 
道のべに花咲けど見ず、梢に鳥鳴けど聞かず。
せかせかとして過ぎゆく人のいかに多きことぞ。
 
二度とないこの人生をいかに生きいかに死するか、
耳をかたむけることもなくうかうかとして、
老いたる人のいかに多きことぞ。
 
川の流れにも風の音にも告げ結う声のあることを知ろうともせず、
金に名誉に地位に狂奔し終わる人のいかに多きことぞ。
 
(坂村真民)
------------------------------------------------------------- 
 今月は「詩」としてかかれたのではないけれども、詩的な言葉として、坂村真民さんの言葉をあげさせていただきます。東日本大震災から一年ですが、なお、考えさせられることがあります。たとえば、人がいなくなった原発周辺地域を、これからどうしていくのか。それは、どこかの誰かの話ではなく、あなたや私が、今住んでいる町や職場を、「あってあたりまえ」のものとはしないで、自身が共に築くものとして受け止めようということです。
 壽光寺の懸垂幕に「走れチン電!これからも」とかかげているのは、【RACDA(ラクダ)大阪・堺】というNPOです。住職が個人会員となって参加しているのですが、それはこれからの「お寺」が町の中でどんな役割を果たせるのかという課題からです。
 宗教法人はもちろんその信じる宗教を布教し信者のためのサービスを行うものです。しかし、大きく公益法人にくくられているということは、国や地方自治体からは、
「広く社会の人々のためになる考えや活動をなにがしか還元してください。それによって、少しでも人々の暮らしが安寧で喜びのあるものに向かっていけるように、その活動を認め保護します」
と委託されているということでしょう。
 チンチン電車がアクセスとなる町は、高齢者や障害者がしなやかに活動できる町。また、外から町へやってくる人には、緩やかな移動が、街並みや町の営みへの関心を生み、歴史遺産や文化をクローズアップします。
 坂村真民さんは、四国で一人静かに様々な宗教を学び、声高ではなく、私たちの文明に対してつぶやきを重ねられた。あたりまえのことですが、自分の足元を見つめて五感をこらし、語りかけてくる多くの声に身を委ねることで見えてくる営みがある。そこから、「人生の真の豊かさ」とは、何かを啓示されていくのではないか、あなたも足を止める時間を求めてはいかがかと、おっしゃるのです。
 親鸞さまのおっしゃる「自然法爾」とは、そういうことなのかもしれません。どうぞ、お寺へお越しください


今月の行事予定
○定例法座  12日(土)午後2時〜 ご讃嘆  西村哲夫師(東大阪・浄福寺)
○お朝事(毎土曜日)  5日・12日・19日・26日 午前7時半〜8時半
 
☆春のバスツアー   誰でも参加できます
 5月20日(日)午前9時〜午後5時 5,000円(格安!)
  木辺・錦織寺(親鸞聖人ご旧跡)参拝&琵琶湖博物館
  昼食は、伊賀もくもくファームにて。土地の肉と野菜料理
 5月27日(日) わたなべゆうコンサート①午後6時〜②午後7時〜
 一日通し券 前2,500円 当日3,000円
 
告! 「壽光寺門信徒・永代経(無量寿会)法要」
日時 6月12日(火) 午後2時〜4時半
勤行 阿弥陀経四句念仏廻向 ご讃嘆 足利孝之師(本山布教使)
永代経懇志&お供養募集中。
 
いづれも、壽光寺(06-6661-8982)までご連絡ください。
 

4月の行事

イメージ 1
彼岸会の高座
今月のポエム
洗たく物          石垣りん
 
私どもは身につけたものを
洗っては干し
洗っては干しました
そして少しでも身ぎれいに暮らそうといたします
ということは
どうしょうもなくまわりを汚してしまう
生きているいのちの罪業のようなものを
すすぎ 乾かし 折りたたんでは
取り出すことでした
雨の晴れ間に
白いものがひるがえっています
あれはおこないです
ごく日常的なことです
あの旗の下にニンゲンという国があります
弱い小さい国です


 石垣りんさんは戦後を代表する女性詩人。日本興業銀行のOLとして働きながら詩人の活動を行った人。作品は教科書に多く取り上げられ、生活に密着しながらそこからはばたこうとする詩人の自由かつリアルな眼差しがうかがえる作品が多い。この作品は、汚れをきれいにしていくことは当たり前の行いであるとさりげなく主張されてあるように思います。弱い人間であるからこそその弱さから目をそむけないでいたい。弱いことが勁いことになるという意といただきましょう。
 浄土真宗は、私たち自身のことを「煩悩具足の凡夫」と教えます。また、教科書などでは「悪人正機」の教えともいいます。確かに、そういって誤りではありません。けれど………。どこかで、だから「悪いことをしてもいかたがないのだ」「仏様のお心を裏切ってもいいのだ」と勘違いして自我肥大になっていませんでしょうか?
 四月は新年度。学校では新入生を迎え皆が進級します。石垣りんさんのこの「洗濯物」という詩をその風景の中においてみましょう。すると、さあこれから新しい学期だぞ。今までの汚れやたるみをきれいにして、精一杯の精進をするぞと読めませんか?精一杯精進努力をする。仏教は「諸善奉行、諸悪莫作」の教えであって、悪いことをしていい未熟な部分や愚かな部分をほったらかして好き放題していいなどということはありません。そうです。精一杯に「まとも」に生きようとするからこそ、「どうしようもなくまわりを汚してしまう 生きているいのちの罪業のようなもの」が意識されて見えるようになる。煩悩具足であることを知ることは、そうではない存在と遇わなければ起こりえないのです。私を白くすることを決定され、常に白くなれと働き続けられる他力によって、今ここのこの私が自ら作り出し続ける「汚れ」があることに悲しみ、それゆえに私を白くされるはたらきを真実と受け止められていきます。すなわち御身削って我々衆生のために、己の持ち分を全部与えることが私の喜びであり願いなのであるというお方に。
 そのお方を、南無阿弥陀仏と申し上げるのであります。

行事予定
8日() 午前10時〜 はなまつり(参加無料)
                                          ・甘茶かけ・歌・お話・人形劇団クラルテ
12日(木)午後2時〜    常例法座 ご讃嘆 大野孝顕 師(大阪・正宣寺)
28日(土) 午後1時〜    門信徒総会(讃仏偈 法話 事業報告・会計報告)
                   終了後   壮年会婦人会総会
お朝事(7時半〜8時半) 7日・14日・21日・28日(毎土曜)

今月の行事

イメージ 1
50年前の家族写真である。20名近くがお浄土の仏さまである。
 
今月のポエム
鮪に鰯』 山之口貘
 
 鮪の刺身を喰いたくなったと
 人間みたいな事を女房が言った
 言われてみると つい僕も 人間めいて
 鮪の刺身を夢見かけるのだが
 死んでもよければ 勝手に喰えと
 僕は腹立ちまぎれに言ったのだ
 女房はぷいっと 横に向いてしまったのだが
 亭主も女房もお互いに 鮪なのであって
 地球の上は みんな鮪なのだ
 鮪は原爆を憎み 水爆には また脅かされて
 腹立ちまぎれに 腹立ちまぎれに 腹立ちまぎれに
 現代を生きているのだ
 ある日 僕は食膳を覗いて
 ビキニの灰を被っていると 女房に言うと
 女房は 箸を逆さに 逆さに持ちかえると
 焦げた鰯のその頭を その頭を小突いて
 焦げた鰯のその頭を小突いて
 火鉢の灰だと呟いたのだ
 鮪の刺身を喰いたくなったと
 人間みたいなことを

 旦那も言い始めた


  山之口貘は沖縄出身の詩人。沖縄差別のある時代に上京し、様々な職を転々として、貧困の中で生活詩を書かれた。この詩は最後の詩集の表題作。アメリカが南太平洋、ビキニ環礁で核実験を行った際に、第五福竜丸の被曝事件があり、持ち帰ったマグロが放射能の灰をあびて汚染されていた事件をモチーフとしたです。
 東日本大震災から一年。津波や地震の被害もさることながら、福島原子力発電所のメルトダウンを伴う損傷と、放射能被害。そこから導かれたエネルギー政策問題など、まだまだ課題は沢山残っています。夏冬の関西電力からの節電要請など、まだ耳に新しいのですが、どこかで考えることを忘れている自分がいることに気が付きます。あれだけ多くの人がその生命でもって、示そうとされたことに今一度、耳をかたむけていきたいと思うのです。宗教というものがなぜ必要かというと、私たちのノーミソが自己を中心とした同心円の中ではたらくからです。それでは、円の外は存在すらなかったことになってしまいます。
 南無阿弥陀仏は親の呼び声と昔から申します。それは私と確実につながっていながら、私には意識されない(忘れている)外界から、常に呼び起こし話しかけて下さる声であり、まなざしです。お念仏を称える人となってください。そうして初めて、呼び覚まされていく自分に気づくことでしょう。


今月の行事
○常例法座    12日(月)午後2時〜・正信偈() ・都呂須弘道師
○春季讃仏会・13世住職坊守百回忌
                   20日(祝)午後1時〜3時・大経六首引き
     ・13世の時代(真宗史あれこれ)・節談説教(住職)
●彼岸寄席   同 3時半〜(3時開場)前1700円 当2000円(茶菓子付)
イメージ 2
      
○土曜お朝事  3日・10日・17日・24日・31日 午前7時半〜
                      ・正信偈六首引(和讃繰読)・讃嘆 住職
 
☆住職出講        4日午後2時〜 午後7時〜5日午後2時〜(大東市・本傳寺)       10日午後2時〜(城東区・栄照寺)
                            17日午後2時〜(伊丹市・福円寺)
       18日午前10時〜午後2時〜(長浜市・願久寺)
                            25日午後2時〜午後7時〜(泉南市・明覺寺)
 

 
 
 

今月の行事

イメージ 1
ご遠忌団体参拝。700回の写真には26名。今回は40名を超えました。
 
今月の詩(ポエム)
わらわれたって いいのです 辻田東造
 
 かねちゃんが ろうかで
 おしっこ もらして なきました。
 
 みんなが くすくすわらった とき
 あしのわるい かっちゃんが
 ばけつに みずを くんで きて
 さっさと ふいて やりました。
 
 みんなが くすくす わらいだし
 おべっかだ。
 むり すんなよと いいました。
 べろを ぺろっと だしました。
 
 でも、かっちゃんは へいきな かおで
 ぞうきんあらいに いきました。
 
 あしを ひき ひき おりて いくとき
 あたいが いくよと
 おもわず わたしが かけて いったら
 じゃ ふたりでねと かっちゃんは
 にっこり わらって いいました。
 
 それから ふたりで 
 れんげの はな つんで かえりました。
 


 作者の辻田東造さんは、『がんくつ王』や『なぜなに物語』など、戦後の翻訳文化の中で、児童向けに翻案してくださった作家・詩人であられる。作者については知識はありませんが、この詩は、国語教育者がたびたび取り上げる、隠れたベストセラーなのです。

 私はこの「かねちゃん」と同じ経験があります。一年生のこと、給食前の四時間目。おしっこにいきたいですと言えないまま、ギリギリで授業終わりのベルを聞いた瞬間に、モラシました。その瞬間に脱兎のごとく教室を飛び出し、トイレに一目散。けれども、もうすることがなかったのです(笑)。 教室に帰るに帰れず。でも、見つかるのは恥ずかしい。トイレの扉の影に隠れていましたら、母親の声。ほっとして出てきて一件落着。今思うと、いきなり教室を飛び出したまま行方不明。大騒ぎになっていたのでしょう。すいません、吉田先生(涙!)。
 その記憶が呼びさまされる詩です。あのとき誰が後始末をしてくれたのか、今となってはわからないのですが。教員になって何度か経験した子どものおもらしの後始末だけは全く平気でできました。
 
 このかっちゃんには、何があってこういう行動ができたのでしょうね。いろいろと想像できます。かねちゃんの痛みや悲しみが、何らかの哀しみや痛みの経験のあるかっちゃんにひびいて動かした。わらわれても平気なかっちゃんが、また「私」を動かした。
 「それから ふたりで れんげの はな つんでかえりました」というフレーズがいいですね。泥中で根を張り花を咲かせる白蓮華(ふんだりけ)が思われます。大悲とは、もともと見ておれないといううめき声であるそうです。如来の大悲の願いに包まれるもの、念仏する私を、如来さまは必ず仏となる身であるから、私と一つだよと、仰せになるのです。
 
「じゃ ふたりでね」南無阿弥陀仏。


今月の行事
 
〇常例法座 12日(日)午後2時〜 不死川浄 師(羽曳野・明教寺)
〇夜学   18日(土)午後6時〜 正信偈様を学ぶ 濱畑慧瞭 師
〇聞法の会 25日(土)午後2時〜 大経下巻分読 住職
☆お朝事 午前七時半〜八時半 4日・11日・18日・25日
 
住職出講 14日〜17日 「節談説教者育成セミナー」 聞法会館
     18日(土)19日(日)各10時・2時 上妙寺(滋賀県米原市磯) 

 

今月の行事

今月の詩(うた)
 


「南の絵本」                                    岸田衿子
いそがなくたっていいんだよ
オリイブ畑の 一ぽん一ぽんの
オリイブの木が そう云っている
汽車に乗りおくれたら
ジプシイの横穴に 眠ってもいい
兎にも 馬にもなれなかったので
ろばは村に残って 荷物をはこんでいる
ゆっくり歩いて行けば
明日には間に合わなくても
来世の村に辿りつくだろう
葉書を出し忘れたら 歩いて届けてもいい
走っても 走っても オリイブ畑は
つきないのだから
いそがなくてもいいんだよ
種をまく人のあるく速度で
あるいてゆけばいい   (詩集 『いそがなくてもいいんだよ』 より)


 岸田衿子さんは、劇作家・岸田国士の娘で女優の今日子さんのお姉さん。『櫂』道人として詩作にふけり、繊細な言葉づかいの詩を沢山書かれ、またステキな絵本も多数残されている。昨年四月の御往生でした。彼女はまた、アニメの主題歌を沢山作詞され、「アルプスの少女ハ維持」や「あらいぐまラスカル」「フランダースの犬」そして「赤毛のアン」など名作を沢山書かれました。
 上記の詩を読めば、その歩みがうかがえます。私たちは「来世の村」にむかって、ゆっくりと次の世代を育みながら進めばいい。時には、みんなの乗った汽車に乗り遅れることもあろう。そんなときは少し穴で隠れて眠りにつくのもいい。いろんなものになろうとすることは大慈なことだけれども、「別の何になれなかっても」自分の道をゆけばいいと、オリーブ畑の木々がそう云うのであるよと。自然を愛しもともと絵を描く人であった詩人はそういわれる。 帰るべき浄土をいただきながら、あわてて生き急ぎその欲で世界を変えていく。壊れるものは壊れ一つとして常住のものはこの世いはない、だからこそ、執着せず(強迫観念をもたず)に、「中道を歩め」と示されたお釈迦さまのみ教えを思います。「いそがなくてもいいんだよ 種をまく人のあるく速度で あるいてゆけばいい」と。今年も、南無阿弥陀仏です。


1月の行事(要申込
○(除夜会に引き続き)元旦会 1月1日(日)午前0時〜1時 
           正信偈(行譜) 念仏始め・法話・御流杯
○門信徒会新年会 17日(土)午前11時〜3時 
 ①勤行(讃仏偈)②ご讃嘆(住職)③昼食④講演:仁木宏(大阪市大)
 ⑤ 福引   
           参加2000円(壮年会婦人会会員は1000円)
〇本願寺「ご正忌報恩講」参拝 1月9日(祝)午前11時〜午後6時 
           費用6000程度[交通費・お供え・昼食代]
〇常例法座(ご正当ご遠忌)112日(木)午後二時〜四時半 
           正信偈(草譜) ご讃嘆 小林 顯英 師
〇聞法の会 128日(土)午後2時〜 大経下巻分読 ご讃嘆 住職
○朝事(毎土曜) 午前7時半〜八時半 正信偈六首引(和讃くり読み)                           ご讃嘆 住職
 
 
nazuna
nazuna
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新のコメント最新のコメント

すべて表示

ブログバナー

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事