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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

書庫学びの家

夜間中学校での授業風景やこまごまとした生徒さんとのやりとりを
中心に記録していきます。
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布教使課程Aで、「夜間中学との交流会」を設定されて、特別講師でガイダンスとまとめを足かけ7年ほど担当している。

「法座の聞き手には文字を読めない人がいる」「妙好人と言われた人に非識字者が多いのはどうしてか」ということから、私は実は「オーラルコミュニケーション」こそが、宗教の本質であることに至ったので、当初はそこをポイントにスカウトされたと思う。また生徒さんたちは相対的だが、社会的弱者が多く、そこには「戦争」「貧困」「差別」という問題があり、それらを当事者から聞かせていただくアクティブラーニングとしても『交流』を設定したわけである。

ではそこから、「教育を受ける意味」「文字を獲得する意味」をどうとらえるかは実は一番大切なことである。

教える側学ぶ側に共通認識が必要である。恩恵ではなただ権利保障・回復ではなく。競争から共同へというベクトルや社会的公正さの実現、そして社会へ参加しつくっていくためのスキルを獲得するという(被差別者において文字は武器だというスローガンを夜中はかがげてきた)展望において、私たちは国連の「adulteducation」とつながり、A・シンがいう「潜在能力」開発、つまり「教育」こそが、地域社会の経済発展を生む、ということを実現してきた。

これらを包括的に提唱されたのが「ESD」である。

したがって、布教使課程A出の私の講義、2コマ6時間は、全てESDにおけるワークショップ(参加型学習)で展開してきている。その際、ESDの理念は仏教徒こそ中心に担えるとういうことを背景として提示している。

宗報で、SDG’sが、築地本願寺で掲げられているのを見て、ESD−Jのメンバーとして感慨深く、かつもっと僧侶会員が増えないかと願うことである
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「じゅげむ」大人の寺子屋・人権教育ファシリテーター 共催研修1

「わたし、あなた、そしてみんな〜価値観を共有する」  

 

実施要項

 宗教法人壽光寺のミニホール「じゅげむ」と人権ファシリテーターとの共催で、以下の講座を開催します。

1.共 催:宗教法人壽光寺「じゅげむ」と

      人権教育ファシリテーター秋田大介・蕚慶典

2.講座名:「わたし、あなた、そしてみんな価値観を共有する」

3.日 時:2017325日(土)13:0019:45(夕食・お茶タイム有)

              受付 13:0013:30      セッション1 13:3015:15

                                                 セッション2 15:1517:15

                                                 セッション3 18:0019:45

4.会場(「じゅげむ」) 大阪市西成区玉出東2929 壽光寺内

5.主旨・内容 学校教育にとどまらず広義の「教育―より豊かな未来を築き、今をやわらかく生きるための概念やスキルの獲得過程」を実施していく際、「市民性の教育」として必須な価値観やビジョンが「人権の教育」。そのベースとして「話合い活動」をどう形成していくかというスキルが要求されています。

 これをどう考えどう学び教えるか、学び方教え方からあるべき社会への共通の価値観を形成し共有していくこと、そのこと自体が「市民」としてのスキルであると考えます。しかし、「話合い」「ワークショップ」「アクティブ・ラーニング」など、手法の新しさに気をとられて、大事な「価値観の共有」を目指していく方向が見失われているという危機感が一方であり、またそれらのスキルが「リスク回避」の手立てにされないように、しっかり押さえる研修としたいと企画しております。。

6.参加対象 学ぶ意欲のある人、誰でも

7.参加費 5000円(テキスト代含む)

8.申込 emailnazunayh@yahoo.co.jp)か

          電話で(0666618982)でご連絡下さい。

以上
 
 
お問い合わせは上記、emailか電話で、会場・壽光寺 蕚慶典まで。
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緊急なので。

 

個人的には校内でも提言してきたし、正教諭経由で近夜中や全夜中への意見も明らかにしてきたのですが。いくつか明らかにしておきます。

 

先ず背景。義務教育未終了者のための保障を行う「公立夜間中学」への評価はほしい。

 

1.しかし、その観点において①借金やDVその他で、家庭崩壊したために未就学となったオーヴァーエイジ者や不登校などで未卒業のママ或いは、「形式卒業者」の行先②これからの移民政策に伴う外国籍の人(成人)の日本語学習の場、という2点がうかがえます。

 

①においての未就学者は守口でも受け入れている。しかし、形式卒業者は本来、卒業させた学校の取り組み(学習権の保障、学力の保障)の課題なので、夜間中学は受け入れないようにしてきた。もちろん不登校から未卒業のままのオーヴァーエイジは受け入れるべき。また、いったん卒業証書を受けた人の実態的な学習権保障の場としても受け入れたい。だがしかし、一方で過去において、フリースクールへの通学も出席カウントし、さらに都道府県単位で「学習指導要録」において、成績評価・人物評価を与えて、同学年多数生徒の「沈め石」として彼彼女らを内申評価「1」とう最低点にしてきたことを、学校は総括しなければならないと思います。そしてそれを半ば承知の上で黙認してきた各地教委もまた、総括すべきです。

 

②現在の守口では、満州棄民の中国帰国者とその家族への「日本語保障」を、義務教育の観点から発展させて、国際人権規約やユネスコの諸教育提言に基づいて「学習権保障」の観点で行っている。もちろん「三世の配偶者」など中国籍の人も含めている。また、諸外国からの渡日者のうち「中等前期教育[中学校]」未修了者(本人申請だが実際に授業をしていけば経験上教員にはわかる)も受け入れている。単純に外国人の為の日本学校ではなく、あくまで中学校学習指導要領に沿う方向で、カリキュラムをくんでいます。外国人労働者の夜間日本語学校という規定をされるのは賛成できません。もちろん昼間の中学と同様に、夜間の外国人生徒には「生きる力」として即生活につながる日本語授業を意識して行っています。しかしあくまでも、8教科と特別活動のある中学校としての指導体制なのです。

 

2.提言では「各都道府県に1つはあっていい」という意見があるが、これが大阪府のように11校ある自治体において、生徒数や通学範囲で統廃合編成される根拠にされてはたまらない。現行の夜間中学制度の良さを失わない保障があるのかどうか、今のところ未知数なのです。

3.現行の夜間中学においても関東と関西ではそれぞれの自治体と生徒の実態において、大きく学校経営の考え方が違っています。当然乍関西では「識字―リテラシー、武器となるコトバと文字の獲得」という大きな獲得目標に基づいた運動の歴史があります。夜間小学校がない以上、小学校レベルの学習から保障するのが夜間中学ですから、公立中学校のカリキュラムに基づき教科書を使っての一斉授業は成立しないし、生徒の実態にあいません。つまり、識字力により学習クラスを編成して、自主教材で授業を行います。その際、テストをして成績による「評価」ではなく、生徒自身の満足度や生徒の自己回復を評価基準にしています。「学び」を通じて豊かな人生を生きていく。具体的には「非識字者」として奪われてきた社会権を行使して、社会の一員として社会を支え生み出し発展させてい主権者としての自己を回復していくことが課題となります。学びのシークエンスは教科書ではなく、生徒の市民意識の形成により定義されるべきです。以上のことから、文部科学省や国会が、夜間中学の歴史や現状をふまえずに、法的に措置をして結果、機械的なカリキュラム主義がもちこまれることを大きく危惧します。

 

4.しかしこれからの「夜間中学」をどのように定義していくかというのは、現在の教員生徒の課題でもあることは間違いありません。国や文科省や議員さんとも慎重かつ丁寧な議論が必要です。なかでも、全国に既に展開している自主夜間中学や成人識字の取り組みをふまえての、次のステップが必要です。立法化あるいは政令でもって一方的な規定が行われないように注視しなければなりません。むしろ、既存の自主夜間中学をNPO化して資金援助や学校施設貸与などして、「公立夜間中学」として行く方が現実的だと考えています。

 

★この間、個人として教職員組合や大阪府教育委員会の知己に、ずっと問題提起してきたが、全くもって対応できていないように思います。大阪の夜間中学設立に大きな力を発揮した府や各市教委に組合が、未来像を描く努力を怠ってきたことは、厳しく批判されねばなりません。少なくとも、私には許し難い「怠慢」に見えます。

 

以上取り急ぎ整理まで。


台風―夜間の授業から

河川系図(淀川河川事務所のHPから)
 
天気図の見方から、天気予報のシステムを学ぶ。
 
大阪では八尾・高安山にレーダーがあることも、知らない人も多い。
 
生徒さんは「商売で通ったことがある」「ああ、あの高安山のやつか」と体験と結びつけて理解する。全国20か所あるのだ。
 
ネットのおかげで、いくつかの台風映像が見られる。それらの映像を使って、台風の仕組みを進路予想をし、結果を見せてから、どういう理屈でそう考えたかをみんなで話し合う。
 
「天気は西からかわるんやなあ」「地球が西へ動くからや」「赤道は熱いから、離れれば寒くなる」「前線でわからんっかったけど、暖かい空気団と冷たい空気団がぶつかるというと、よくわかる」
 
「スーパーセル」「トルネード」の仕組みを学ぶために、水の循環の原子論。
 
天気も原子論的視点があればずいぶん、面白くなる。
 
もともと門徒さんに、気象庁で働いておられた人があって(今は中学校の理科教諭)、なんかのときに竜巻の話をしたら「あれは、下から上がるのではなくて、空の上昇気流が水面や地表面に降りてきて接することで可視化されたもの」「そこまでいかない竜巻は結構多く発生してますよ」と教えてもらったことでできた単元。
 
nazunaが「へーーーーーーーーーーーーーーーーー」と目からウロコだったのだ。
 
 
生徒さん、「先生、あれから天気図を見て、自分でも天気予報するようになりました」
 
夜間の学びは生徒の日常生活を生きる力にならなくてはならない。それが難しいのだが、生徒さんの声からしか生まれないと実感する。
 
台風18号。進路予想がもう少し東よりであったので「強い台風がくる」けれども、「風半球になると思うので、突風・猛風に注意」としたのが先週。天気図で示した進路はあっていたが、雨半球に前線から50年に一度の豪雨となった。
 
ただ、先週には「守口の場合、大雨洪水の洪水が一番恐ろしい。上流の水量に気を付けて、淀川の大堤防決壊だけが問題」と。
 
すると、「先生、淀川が溢れたことあります?」
「ええ、明治にあって八雲から市役所までどつかりました。」
「7mくらい浸かったと聞いたで先生」
「そのときは淀川の水が東大阪やら大阪市まで覆いました。そこで、新淀川、そして毛馬の水門ができました」「淀川の河川敷があるでしょう。あそこは浸かっていいように広くとってあります」
「へえ。あれは水に覆われてもいんや。先生そんあことありましたか?」
「守口に就職してから、一回だけ河川敷が浸かるのを見ましたね。まあ大堤防が大事ということで。」
 
この会話が現実になり、授業が現実を先取りしたことになりました。これも学び。
 
 
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解放出版社 2100円


20日まで別府市などであった全国在日外国人教育研究集会・中九州大会で、7月9日施行の改正入管法の問題点も議論された。在日コリアンら特別永住者には新たに「特別永住者証明書」を交付。本名のみが記載されるため、通名では暮らしにくくなるという。
 大野博司・同会大分地元実行委員らが分科会で報告した。従来の外国人登録証では通名を書く欄があり、本名と通名は事実上、自由に選択できた。しかし会場にいた20代の在日コリアン男性は「大学の卒業証書は通名、特別永住者証明書は本名で、就職の際に本人であると証明するのも難航が予想される」などと指摘。通名では日常生活に支障を来すという。
 寺井秀登・全国在日外国人教育研究協議会事務局長は「本名を名乗ることでいじめにあう現実が今も根深くある。自らの出自を隠さないで生きていける社会の実現に向けて、多くの人に現状を知ってほしい」と語った。【浅川大樹】


7月28日、29日と、夜間中学の歴史と今を総括する集いとして、白井善吾先生の呼びかけで、夜間中学の教員や運動の中にいたものが拙寺に集合した。
 
 
法務があって、全て参加できなかったが、それでも「教育権保障」という一点で日教組運動に参加してきた一人として、時間の許す限り出席した。
 
 
 
詳しくはかけない話が多いが、要は現状を何とか切り開きたいという教員と、もはや「夜間中学は死に体」であって、お弔いをする時期であるという教員と、そして、高野さん自身の言うように「夜間中学の学びが生徒を覚醒させて新しい生き方、すなわち社会的人間としての人生になるよには、実に夜間中学の先生たちが邪魔をしている」という、鋭い見方まで含んで、60前後のジジイが熱く議論したわけである。
 
 
その中で、初期の同和教育の原点であった、「今日も教室にあの子はいない」という痛みを教員が感じられるかという点で、もう大阪もダメになっているという実態が見えた。
 
 
残念である。悔しいというのが、nazunamの率直なところである。
 
 
八尾K中のT先生など、朝から晩まで児童生徒のことで走り回っておられた先輩の姿に育てていただいただけに、相手がわからなくても教科書授業を流し、生徒さんの生活には興味がなく、ましてや生徒さんの人生を社会的歴史的に立体像としてとらえる視点も失って。
 
 
 
「教育は大衆運動であって、大衆の中に教員は生かされる。」nazunaを在日朝鮮人問題やその教育運動に導かれたS先生やK先生の、地道であるが根強い取組もまた、夜間中学から消えようとしている。
 
 
そんななかで上記の記事である。衝撃的であった。記事を読むに、ひょっとして書かれた記者が誤解ではないかとも思ったが。
 
 
もし記者の言うとおりの視点であるならば、立ち上げたメンバーのはしくれであるnazunaは一言いいたくなる。
 
 
大阪の「在日外国人教育指針」や各市の「在日外国人教育指針・方針」を作成する過程で最も理解を求めて言い続けたのは、「本名指導」である。
 
 
すなわち、いわゆる外国人、日本語とちがう母語をもち違った文化習慣に暮らす人々がマイノリティ状態にあるとき、その母語や文化習慣を自己のものとする教育を保障するのであると。
 
 
だからこそ、学籍から卒業式に至るまで「通称名を廃止する本名指導を行って、親と児童生徒の理解のもと、本名で生きられる学校社会を構築して、そのことから本名で生きられる日本社会を目指す」と運動してきたのである。
 
 
全外教の前身である「全朝教」を立ち上げたそのときも、この方向がコアであった。
当然ながら、1970〜80年代の状況では、「在日」主体の側からも抵抗があって、「本名を名乗ったところで商売ができるのか」「本名だのなんだのと運動してもいいことは一つもない」「結局イジメの対象となり差別されるだけや」と、個々の教員は親からこっぴどく批判された。
 
 
しかしそれでも、私たちは「本名」で生きられる社会を目指すのは、日本人として日本社会のあるべき姿としての行動であり、またそれが政治的に不十分な戦後処理
問題の一つの解決を、教員として引き受けられる道でもあると、「本名を呼び名乗らせる」運動を起こしたのである。
 
 
呼んで字の通り、「本名を呼ぶ」が先である。すなわちこれが日本人としての覚悟であった。
 
ところが記事ではなんと、大学の卒業証書を通名で出すという実態が語られている。ついこの間傍聴させていただいた、守口市の人権教育研究集会では、現場の先生方が、公文書での本名記載の徹底、また様々な国籍の子が自分のルーツになる国の言語や文化が学べるシステムが不十分ながらも構築されて、機能している実践報告を聞き、安心していたのに。
 
 
改正入管法問題もむしろ反対で、過去の外国人登録原票(外国人登録法に基づく住民票に代わるもの)時代から、私たちはずっと通称名使用を批判してきたのである。この点、在日特権を認めないという人々とはからずも一致するのである。記事は正反対の立場である。まるで通称名使用を奨励するかのようである。
 
 
「自分を隠すことなく堂々と朝鮮人として生き、名乗り呼んでもらえる。夜間中学にきて一番うれしいことでした」とチマチョゴリ姿で卒業された生徒さん、朴さんの姿が目に浮かぶ。今でもわが夜間中学では通称名では生徒を呼ばない。
 
 
へタレの日本人が、偽善的な優しさで差別を助長する。特定永住権があるのだから、本名で生きるのは当たり前のことでむしろ、通名で通ることが恐ろしい。いや、65年の日韓基本条約問題から90年問題、そして外国人登録制度の改正運動と、本名で生きるため永住権保障と教育権保障を求めたのである。
 
 
何とも情けない話である。

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