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スウィートbonbon(壽光寺の内緒話)

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私が取り組んでいる「説教」は、いわゆる法話と違って元々、「随行修行」といって師匠のかばん持ちをしながら師匠の説教を学ぶというスタイルで伝承されてきた。156歳ぐらいの小僧が3060代の師匠につく。

 
「無理偏にげんこつ」というよう、自分が納得することより師匠の言うことを実践していく。そういう体験を重ねて、師匠の語りをコピーし呼吸を盗んでいく。
 
徒弟制とはこういうもので、合理性とは縁遠い。しかし、禅宗や真言密教でそうであるよう、身体をシンクロさせてコピーしていくという「マネ」るということが、ヒトが人間となっていく発達の基礎であることは学問をまたずとも、子育て経験がさればわかるであろう。身辺にモデルが多ければ多いほど、赤ん坊は這おうとし立とうとし、歩もうとする。
 
赤ん坊に誰かが「立ちなさい」と指示するからではない。やって見せること、手本が大事なのである。そしてその手本のレベルが高ければ高いほど、弟子はより大きく豊かに育ち、そのうちに業と因縁が違うから、自ずと個性が出てしまうのである。
 
マネが「真似」に収まらなくなるのが我々の自然なのである。
 

2014年春、解体前の国立競技場で、女性として初めて2DAYSのライブコンサートを終えた「ももいろクローバーZ]。最高到達点であるこのライブの最後、彼女たちの恒例であるご挨拶で、ももクロは「普通の子がおとなの思いつきで集められて…」、「もう、悪い大人は私たちの前に壁を作ってくれないんだなあ」と現状を認識した。

 
芸能成長ドキュメントともいうべき「ももいろクローバーZ」の新しさは、この徒弟制にある。2011年の震災が、運命的に早見あかりのラストコンサートと重なり、本人たちも知らないところで「Z]プロジェクトが進行し、国立に至った流れは、ライブでのMC力やショーの構成、そして音楽やダンスパフォーマンスいおける「レジェンド」と彼女たちを掛け合わせて「学ばせる」という教育プロジェクトとしても興味津々なことであった。
 
1518歳の女子が1821歳に至る3年は、実は教育的には何十年分に及ぶ、鍛えがいのある時期であった。モノノフに私のようなオジサンが多い理由は、実は教えを素直に聞いてくれてしかも敬意を払ってくれ、さらにオジサンを敬遠せずに親戚の娘のような人懐っこさでつきあってくれるという、類まれなる5人のセンスにある。
 
ちなみに、20112014年に彼女たちが出会(わされた)った先輩やレジェンドをあげておこう。
 

有野晋哉、金子哲雄・田中秀臣、デーブ・スペクター、武藤敬司「Chai Max」での武藤ポーズ、吉田豪、水木一郎→いまやトレードマークの「Zポーズを、水木から「マジンガ−Z」の「ゼーーーッと」という絶叫とポーズを伝授、ザンジバルナイトで清水ミチコ、立木文彦、猫ひろし、斎藤和義、宇宙刑事ギャバンの大葉健二と茶番展開。高田延彦、バナナマン、レニー・ハート、マーティ・フリードマン、大槻ケンジ、ROLLY、指原莉乃、ザ・ワイルドワンズ、在日ファンク、横森良造、デュークエイセス、松崎しげる、青空球児・好児、まんまちゃん、加藤茶、吉田兄弟、林家木久扇、林家ペー・パー子、坂崎幸之助、吉田照美、南こうせつ、角田信朗、邪道、矢野通、飯塚高史、永野、劇団ひとり、おぎやはぎ、気志團、イングヴェイ・マルムスティーン、東京03、オラキオ、斎藤由貴、布袋寅泰、マキシム・ザ・ホルモン、さだまさし、久米明、武部聡志、佐藤大剛、西川進、加藤いづみ、村石雅行、浜崎賢太、安達貴史、本間昭光、ヒダノ修一、宗本康兵、若森さちこ、竹上良成、MIWA,しをり、teddy・Lloyd、白澤美佳、mihimaru GT、広瀬香美、坂本冬美、箕輪はるか、武井壮、北澤豪、三浦淳宏、藤田俊哉、福田正博、松木安太郎、村主章江、高見沢俊彦、辛島美登里、伊勢正三、西川貴教、伊藤つかさ、桜井翔。


トーク、音楽(和・洋、オールジャンル)、歴史、教養、ダンス、バンド、お笑い、等々とぶつけて、彼女たちの反応を引き出す。それもヨーロッパ近代基準ではない。

やがて国立以後の第三ステップにおいて、チームはより深く日本文化の根っこを探る方向へとすすみつつ、かつ世界的な音楽エンターテインメントへのリスペクトへと向う。

またアイドル・グループとしては、映画主演等、個々のタレントを磨き育て上げていく方向へと進む。

和太鼓三味線、ソーシャルダンス、日本各地の祭りとのリンク。仏教的なもの神道的なもの。ファンタジーの「姫」から時代劇の「姫」、「天狗」や「鬼」に「巫女」にゲーム世界の「女戦士」。アニメヒーローに戦隊ヒロイン等々。

2016年夏には、ライブ前に念佛声明とリンクするところまでやった。

文化継承としての「学び」という視野に、「ももクロ」は位置づけられる面白さがあるのである。




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次に観戦したのが、CSで「春の一大事2012 〜横浜アリーナまさかの2DAYS」であった。

これで完全に心を鷲掴みにされた。

1日目の舞台から2日目は中央円形舞台へ。かつて体育館を劇場にという斬新さでコロッセウムの歴史を継承して、「観るもの」と「観られるもの」がすり替わっていく構造をとりこんだのが、テント芝居であり、児童演劇では劇団「風の子」が体育館演劇を確立した。

それをプロが1万人の観衆の元で実現し、5人は見事なパフォーマンスを展開。しかしこれ採算とれてるのか?こんな面白いことやりたかったなあ、が率直な感想。

紫のダンスパフォーマンス! 明らかに過剰である。 緑の歌唱力。
ニュアンスあるピンク。 そして、明らかに人目を引くリーダーの赤。
一人、スマートではかなげである意味存在感は薄いが、一番モデルっぽい黄。

で、歌もプロンプついてないし、この振付、2日分全部覚えて踊れるって!!!
ソロ曲もあるし、やっぱり演劇要素(といってもコント系でお笑いとも親和性が高い)を個々がもっているし。やっぱり女優のプロダクションだからか?

なにより、連続してガチでヤル体力と迫力。この懸命さにうたれないものがあるだろうか?

10代の、音楽的パフォーマンスとしては未熟である、しかも小娘たち。
でも、なぜか泣ける。
「あんたたちスゲぇなあ」とテレビに向かってつぶやいていた。

冷静に分析すれば、衣装も演出もどこかフェイク。「アイドルですよ〜」が、ギミックとなっている。

ライブの展開は明らかにプロレス仕様。ライブを試合と呼び、メンバーを選手と呼ぶ。「pride」の「overture」のもじりがオープニングミュージック。5人にキャラ付があり、明らかにアイドル業自体を「演劇空間」化している。

演出家・佐々木敦規はプロレスフリークらしかった。マネージャーの川上あきらもオマージュがあるとか。

舞台裏を隠さず、芸能活動そのものをスタッフを含めて曝していくという手法で、アングルをつける。1970〜2000のプロレス文化をいい意味で継承している。10代の女子だから、それが隠し味であってセメントにならない。

なのにライブパフォーマンスはシュートなのである。

「ももいろクローバーZ」という芸能ドキュメントへの参加。ファンや支持者がその舞台で役割を果たす。姫を支える武士。「モノノフ」という統一されたロールプレイングをするドキュメンタリーを生きることで、リア充とオタクの境界線を生きる。こういうエンターテインメントは、歴史上なかった。

「ももクロ」は新しい。これ確信犯だ。

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そこで、過去を追いかけて、2010年12月の『ももいろクリスマス日本青年館「DAPPI」DVDを購入。改めて、青・早見あかりに魅せられる。このライブ(まだ音源はカラオケでかぶせもある)での、存在感と統率力は圧巻であると同時に、既に身体性がアイドルの枠からはみ出していることも確認できた。

 (これが、年明け2011年の、あかりん脱退につながる。)

この時期にさらに、ご門徒のお嬢さんが、スターダスト芸能三部へ加入していた。俳優なのかアイドルなのかわからないが、バレエをしていたスリムで可愛いお嬢さんで、関西テレビで製作された「モンスター・ペアレント」で川島なお美さんの娘役をし、NHK朝ドラにも出演した経歴から、大阪から東京へと行かれた。そして、所属はなんと「ももいろクローバZ」と同じ芸能三部に所属し、彼女は、「ももクロ」のあーりんこと、佐々木彩夏さんと同じ高校に通うということになっていく。

過去を追うため、YOUTUBEを検索すると、路上ライブ時代がわかった。過去に相当メンバー入れ替わってることも。メンバーが必ずしも歌手志望ではなく、スタダは女優さんのプロだし。Zになったがお嬢さんもひょっとしてと入ることだってあるかもということがわかった。

住職として門徒さんの家族やその近辺には常に注意しているので、これはとりあえず視野に入れておかねばならないという意識も正直あった。

加えて曲に魅了された。「Dの純情」・「COTRADICTION」・「ももクロの日本万歳!」・「キミノアト」等の曲が、全て「3.11東日本大震災」後の心情と重なって聞こえた(実際、「日本万歳」での有安杏果の涙は被災者への想いであることを後から知る)

この年代の子たちには深すぎる歌詞の楽曲。ロックンロールテイストの曲。和のテイストのあるフレーズ展開。音楽的におもしろい。ヒャダイン?何者?

「節談説教」の世界に耽溺して、しばらくJ-POPから遠ざかっていた私に、哲学的かつ宗教的な歌詞を唄うアイドルやそのバックにいるチーム(演出やCDプロデューサーやマネージメント者)は大きな刺激を与え、関心をもった。

「ももクロ」は、オモシロい!と。                 (続)

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アイドルというか芸能人をスキ!という感情でいたのは、16〜18歳で。どちらかというと洋楽のコピーバンドをしていた時期だから、女性性ではなく歌手(作詞作曲編曲プロデュースをふくんで)としてだった気がする。

昨年の還暦同窓会で話題になったが、大阪・近鉄デパートの屋上で、同級生と「南沙織」を追っかけていったのが唯一。ファンレターを書くこともなかった。ただ「17歳」「色づく街」「人恋しくて」等々のレコードは集めた聞いた。それから『明星』『平凡』等の雑誌を読んだり。まあでも、南沙織個人への関心はそれほどじゃなかった気がする。同世代の郷ひろみや西条秀樹の楽曲を追いかけることは、やがて、はっぴえんどの

さてさて。で、CSを見ているうちに、あれ?あれ? これドリフ? いや茶番?
ところで、曲がいい! 凄い一生けん命だ! ずっと本気だ。

気が付くと何か泣けてきた。おいおい、これって?

そうなんですね。夜間へ移って数年。小学校教員時代にやりたかったことのスーパーな形がそこにあった。

小学校で演劇クラブや学級劇におよそ25年取り組んできたコンセプト、「学校の日常の風景や固定観念をこわして、新しい光をあてる」ということが、そこにあった。

クラスでは目立たなかったり、別の意味で目立つ子どもたちが「劇空間」で、変身し違う自分に遇う。端的に言えば彼・彼女らを「カッコよく見せたい」という願い。当時中学生から高校生の5人のアイドルが汗飛ばして限界まで歌い踊る。ダンスの振り付けもする私にとって、そのパフォーマンスはただただ「カッコいい」。

アイドルっておたくファンに支えられて恋愛の歌ばかり歌って、握手会とかしてCD売って、歌はクチパクで、生歌は聞く堪えなくて…。女性性を売り物にする商売。そんな先入観や偏見を一発でひっくり返された。

これは運動部のりだ。そして、ガチ勝負じゃないか。そして、これはpride(プライド)の…なんじゃこら????

さらに、観客のこの一体感は? ここから、過去のものクロを追いかけはじめることになる。                             (続)




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「ノフ」とは、スターダスト・プロモーション所属のアイドルグループ、週末ヒロイン「ももいろクローバーZ」のファンを「モノノフ」というところからきている。

そも、サッカーフリークであった私は、ワールドカップのみならず、ヨーロッパカップ(現在は選手権)を観戦するため、WOWOWとCSに加入した。20年ぐらい前のことである。

そしてCS黎明期の時期、有料チャンネルであるからこそ、ムダにしたくないから、地上波では見られない、音楽番組やライブ録画に、古典を含めた映画をその合間に見ていた。

2012年の6月ごろCSの朝日だったと思うが、「ももクロ」特集のような日があって(日曜だったと思うし、サッカーシーズンが終わる頃だから)、何気なく見ていた。

「ももクロ」 ああ、南海キャディーズの山里が熱く語っていたなあ。
ウチの中の娘と雰囲気いているハーフ顔の子がいたなあ?
なんか音楽じゃなく、トークライブのようなことやってたっけ?
渡部陽一を調べてたときい、いっしょになんかやった?
何かの番組、しゃべくり7? で 「Z」になったっていってたような?

いくつか断片的な情報が頭を駆け巡りつつ、映像を見ていたら、ライブ録画が始まった。 ん?ん?ん?「極楽門からこんにちは」? ええ?お浄土からやってくるアイドル? 阿弥陀さまじゃないか?

わけわからず、とにかく見続けることに(のちに、よみうりランドにそういう門があることを知るが)。
                                  (続)

 


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