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たまにクライエントから質問されることがある。 「先生はどういう理由で催眠療法士になったのですか?」 質問を受けたからには真面目に答えたいと思う。 「私の事はどうでもいいじゃないですか」 こんなつまらない答えを言わないように心掛けている。 しかし、明確な理由を言おうとしても、自分でもはっきりしない。 そこで、当時を振り返りながら、理由を整理してみることにした。 まず一つは、心理療法の仕事がしたいと思ったこと。 ある日、図書館で本を眺めていて、なぜか「セラピスト」という文字が目に留まった。 その瞬間、まるでインスピレーションのように、新たな気持ちが芽生え始めた。 そう、できればセラピストになりたいという気持ちである。 そして、その気持ちは日を追うごとに強くなっていったと記憶している。 もう一つは、偶然にもうちで働くことができたこと。 心理療法の仕事がしたいと思っても、実際に働くことは難しい。 カウンセラーの募集は少ないので、採用されたのはラッキーだったと思う。 では、心理療法の中で、どうして催眠療法を選んだのか。 それは、うちがたまたま催眠療法を専門に行っている所だったから。 その結果として、催眠療法士の私が誕生したのである。 |
独り言
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今回は非被災地の非被災者の反応について書こうと思う。 ちょっと気になる反応が見受けられたので、以下に挙げてみる。 1.無関心なタイプA 自分には関係のない事として全く関心を示さない。 仮に君が被災しても支援が少ないと文句を言わないよね。 義務を果たさず権利だけを主張するような態度は良くないから。 2.批判するだけのタイプB 特定の人物や特定の組織の対応の悪さを批判し続ける。 口を動かすだけで、建設的な行動を伴わない。 非常時には評論家は要らないと思う。 3.悲しむだけのタイプC 被災者の事を思い、心を痛めて悲しんでいる。 であれば、何らかの支援をしてあげようよ。 何もしないのなら、その悲しみが偽善に見えてしまう。 4.心配が広がるタイプD 災害の事を異常に心配している。 被災者の心配かと思えば、実はそうではない。 もしも自分の身に起こったらどうしようという心配である。 極度の不安症の典型例で、それを責めるつもりはない。 以上のように、タイプ別の反応と私見を書いてみた。 ただし、上記のタイプはあくまでも特殊な例に過ぎない。 大多数の人は、心を痛めて何らかの支援を実施している。 その事だけは改めて強調しておきたい。 |
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前回に引き続き、呼び掛けをさせてもらいたい。 「出来る人が出来る事をしよう」 嘆いているだけでは何も生まれない。 だからこそ、各人が出来る範囲で行動に移す必要がある。 金銭的な援助ができる人は相応の義援金を。 被災地に必要な物を持っている人は物資の提供を。 労力を提供できる人はボランティア活動を。 また、被災者であっても支援できる人は他の人の支援を。 専門的な職業の人はその人にしかできない活動を。 スポーツ選手はスポーツ選手なりの行動を。 有名人は発信力を活かした有名人なりの支援を。 さて、自分には出来る事が何も無いと思っているあなた。 たとえ少額であっても、あなたの義援金は役に立つ。 また、ネット上のポイントを募金するという方法もある。 さらに、震災支援のクリック募金という方法もある。 それでも、自分には出来る事が無いと言うあなた。 せめて「出来る事をしよう」と周りの人に呼び掛けて欲しい。 そんな行動ですら、今のあなたに出来る貢献だと思う。 |
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阪神淡路大震災の時も信じられないと思った。 まさか自分の身近であれほど酷い地震が起きるとは。 それ以前は、災害はどこか遠くの話という意識があった。 そんな甘い考えを改めさせられる出来事だった。 そして、今回の大震災でも信じられないと思った。 まさか日本でこれほど酷い地震が起きるとは。 日本では、いつどこで地震が起きてもおかしくはない。 でも、想定を上回る災害だけは勘弁して欲しい。 備えをしていても、時として全く役に立たない。 我々は自然の破壊的な威力を見せつけられた。 気分が重苦しいので、この辺にしておく。 最後に一言だけ呼び掛けをさせてもらいたい。 「出来る人が出来る事をしよう」 |
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ネットの質問コーナーに次のような書き込みがあった。 「1、2、3で眠ってしまうなんて、あり得ないと思う」 「だから、催眠術なんて絶対嘘だと思う」 確かに「1、2、3で眠ってしまう」ことはあり得ない。 しかし、そのことで「催眠術なんて嘘」と決めつけるのは無理がある。 そもそも「一瞬で眠らせる」現象には、二つの誤解があると考えられる。 一つは、決して一瞬ではないということ。 既に深い催眠状態に入っているからこそ、反応させることが可能となる。 テレビの収録では、予備催眠を行い、事前に深い催眠状態にしておくのだ。 もう一つは、決して眠らせているのではないということ。 催眠は眠らせるものではないし、眠ってしまうと催眠状態ではなくなる。 テレビの収録では、眠らせたように見える演出を行っているのだ。 裏の事情を知らない人が冒頭のような疑問を持っても仕方ないだろう。 しかし、催眠状態は嘘ではなく、明らかに存在している。 本人が気づかないうちに、浅い催眠状態に入っていることもある。 ただし、浅い催眠状態なので自覚もないし、問題が起きることもない。 なお、催眠自体は心理学的にも科学的にも証明されている。 |



