飲食店経営者の模型雑記

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シービュー号

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1/350シービュー号製作

キャラクターエイジ前号の製作記事ですが
本誌のものは諸事情によりオミットされている部分がありますので
ここにオリジナルのテキストを紹介させていただきます
_______シービュー号について
アーウィン・アレン製作のTVシリーズ「原潜シービュー号 海底科学作戦」の主役、原子力潜水艦
シービュー号 初登場は1961年の映画「地球の危機」まさに劇中で地球の危機を救う素晴らしい活躍
を見せてくれた後、キャスティングを一新してTVシリーズ「原潜シービュー号 海底科学作戦」としてスタート
TVシリーズでは 大自然の驚異 冷戦下での敵国の謀略 スパイ イカやタコはもちろん鯨 宇宙人や巨大生物 怪獣から 狼男
地底人 さらには亡霊など 毎週毎週さまざまな敵と戦い僕らをわくわくさせてくれました。
モノクロ第一シーズンのシービュー号は映画「地球の危機」ミニチュアをそのまま流用していましたが
カラー化された第二シーズンよりシービュー号の艦首部分を改造 二段あった窓を一段にして艦首下面に
フライングサブが格納されました。
このフライングサブの登場により第一シーズンではシービュー号艦内に限定されていたビジュアル面が
一気に広がりを見せました。L.B.アボット、ハワード・ライデッカーらによるフライングサブ飛行シーンなどの
特撮も素晴らしく当時のSF少年たちを夢中にさせてくれたものでした。

今回のキット
今回メビウスモデルから発売になった1/350シービュー号はこの第二シーズンから登場した
新シービュー号を正確に模型化してくれております。
以前発売された1/128のモデルは完成すると1メートルを超える巨大サイズ、
迫力もディティールもすごいのですが やはり飾り場所を考えるとわが国の住宅事情には
いささかやさしくない面があります。
もっと小さいサイズのキットも発売してくれないかあと思っていたところに
やってくれました メビウスモデルさま 今回のものは全長約36センチ 机の上に飾るの
ちょうどいいサイズです。今回はこのキットを二つ使用してひとつはキットのまま製作、もうひとつは
劇中の迫力ある浮上シーンのジオラマで再現してみます。

製作
今回 製作時にこのキット専用のPGMS ParaGrafixから発売されているエッチングパーツが入手できたので
これを組み込みながら製作しました、このパーツはちゃんと版権を取得して発売されている正規の商品なので
ぜひわが国でも輸入して発売してほしいものです。
組み立て上特に問題となる部分はありませんが艦首部分の底パーツと本体との接合部分などは成型の都合上多少の段差、
すき間ができてしまうのでこのあたりはペーパーと多少のパテを使用して丁寧に整形してやりましょう。
艦首 展望室のウィンドウは今回インテリアのエッチングパーツを組み込みさらにLEDの電飾を入れてやったので
キットのパーツだと内部があまりよく見えないのでバキュームフォームで塩ビ板から作り直してやりました。
エッチングパーツにはインテリア フライングサブ格納庫 水密ドア レーダーアンテナ 排水口やフィギアまで
再現されていてなかなかお得感があります、今回はレーダーアンテナ インテリア そしてフライングサブ
格納庫を使用しました。
インテリアのエッチングパーツを組み立ててから艦首下部のフライングサブ収納部分のシャッターを切り取り
ここにエッチングのフライングサブ格納庫パーツを設置 上下を張り合わせようとしたところ落とし穴が、格納庫と
インテリアが思いっきり干渉してしまいます、一度接着した格納庫パーツをはがしてインテリアと干渉しないように
深さを2/3程度にまで切り詰め再度接着しました。
格納庫がある以上ここがガランドウではなんとも寂しいので同スケールのフライングサブを自作して設置して
やりました。
電飾はヘッドライト インテリア そしてテールフィンの三箇所にそれぞれ白色LEDを一個ずつ配置 テールフィンは
左右フィン内部に溝を掘り光ファイバーを通して光源にもっていってやります。
セイル上のレーダーアンテナはエッチングパーツ またマスト類も真鍮パイプ等で作り直してやりました。
塗装ですが上部は米海軍の軍艦色、下部は白に近いガルグレーですが劇中では水中シーンが多いためミディアムブルー
のような色に見えます、ここは各自のイメージで塗装するのが良いでしょう。


浮上シーンのジオラマ
次に浮上シーンのジオラマを解説させていただきます まずシービュー号本体を海面に出ている
部分を残しレザーソーでカットします。ベースは30×44のMDFボード これに不要部分をカットした
シービュー号を設置 固定します シービュー号本体はこのときまでに塗装まで済ませておきましょう。
海面の再現は今回はヘンケルのドフィックス壁補修財を使用しましす、まず水を多少多め トロトロに
溶いたものを全体に流し海面のうねりを再現します、シービュー号本体の周りには水分を少なめに溶いた
もので海面に沸き立つ泡を再現してやります。ドフィックスが固まったら海面を塗装しますが
今回はターナーのアクリル絵の具 アクリルガッシュを使用、色はシーブルーに近くなるように
調合します、シービュー号周囲の泡部分はホワイトで塗装 乾燥後海面全体をリキテックスの
グロスポリマーメディウムでコートします グロスポリマーメディウムを塗ることにより
表面にぬれたような光沢がうまれ海面らしさがでてきます。
シービュー号本体に付着する水の表現にはウッドランドシーニックス社のウォーターエフェクトを使用、
これはジオラマ製作の川や池などを再現するための商品でわが国にもKATOのブランドで輸入されており鉄道模型
専門店などで手に入れるっことが出来ます。
ウォーターエフェクトは乾燥後透明な膜を形成し、またある程度盛り上げも可能です。シービュー号からのびる水柱は
本体と海面の間に透明プラ板や光ファイバーなどで芯を作っておいて、そこにウォーターエフェクトを塗布、
さらに本体や水柱の白くにごった波頭はリキテックスのブレンデッドファイバーを筆でちょんちょんと
盛り上げてやり乾燥後、頭の部分を白くタッチアップすればいいでしょう、この浮上シーンのジオラマは
けっこうお手軽に製作できますので潜水艦のジオラマとしてはおすすめです。
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4



イメージ 5

イメージ 6

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浮上シーン

キャラクターエイジ4号に掲載されたシービュー号浮上ジオラマの写真です
誌上ではテロップ等が挿入されているのでここにスタジオでプロのカメラマンに
撮っていただいたピュアな写真をアップさせていただきます
イメージ 1

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イメージ 2

イメージ 3

えー けっこうメールなどでお問い合わせいただきましたものの中に
メビウスのキットに付属のフライングサブの下面のスジ彫りは何のハッチか?
というお問い合わせがありましたので ここでご紹介しましょう

各写真をみていただければ一目瞭然と思われますが まず艦首下部のハッチは
マニュピレータハンドのハッチです これは劇中数回使われております
次に左右両サイドのハッチはランディングギヤーのハッチなんですが
写真でおわかりのように かなり巨大な 無骨なランディングギヤーです
幸か不幸か劇中では使われませんでした
テール部分のハッチは これはオーロラのキットにある着艦フックのハッチではなく
実はテールホイールのハッチなのです
この操演用ヒーローミニチュア 塗装も撮影時のままのようで
各部の色調 塗りわけなど かなり資料になります

元ソース
シービュー号
http://www.cloudster.com/Sets&Vehicles/Seaview/SeaviewTop.htm
フライングサブ
http://www.cloudster.com/Sets&Vehicles/FlyingSub/FlyingSubTop.htm
なお このサイトは他にも
映画版スタートレック 第一作のエンタープライズやTV版エンタープライズ
アーウィンアレンの他作品などの素晴らしい写真が多数あり
資料的にとてもありがたいサイトです

シービュー号 考察

イメージ 1

イメージ 2

えーっと
ええ わかっています おまえのシービュー号はどうなっているんだ? でしょ
じつはですねえ ちょいと製作中断しております
いちばんおおきな理由は 完成後の置き場所が確保できていない なんです

で その代わり といってはなんですが シービュー号 フライングサブの素晴らしい写真を
紹介していただいてるサイトがあるので そちらをご紹介しながら考察してみましょう

上の写真はシービュー号最大のミニチュア 16フィートモデルのフライングサブ
格納庫内部 写真でかなり構造がわかっていただけると思う シャッターフレームは
自分が作った物とおなじような形状をしている 興味深いのは どうやら
シャッターは板状のものではなく 玉すだれや もっとわかりやすく例えると
海苔巻きを巻く 巻きす のように棒状のパーツを何本もつないでいるようだ
なるほどこの方法ならばかなりの急角度でも自然にストレスなくスライドしてくれる

下の写真は 上の二枚はレストア前の16フィートモデルのミサイルハッチ 
撮影時そのままの状態なので資料的な価値は高い とはいっても丸いふたが
並んでいるだけだが ちなみに今回のメビウスのキットにモールドされている
ヒンジ部分のような四角いものは見当たらない
下の4枚は8フィートモデルの艦首部分 シービュー号のミニチュアは8フィートも
16フィートも映画版 TV第一シーズンを終えて 第二シーズン製作時に
それまでの艦首部分を切断して 新造した一段窓の艦首部分を接合しているので
おそらくシリーズ終了後 シービュー号8フィートモデルが他番組の何かに改造される
時に再度切断されたものと思われる 
内部に車のヘッドライトのような物が見られるが これは実際に艦内照明
というか艦首窓 内部の明かり用として実際に使われた物だそうだ

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