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【写真上】現在耐震工事中の愛知県庁。
【写真下】本日の教材。資料は、環境省自然環境局提供。
本日、愛知県議会議事堂 5階 会議室にて COP10(コップテン)の「生物多様性基本法」に関する
講演が行われました。
講師 田島一成衆議院議員(民主党 滋賀2区)
テーマ 「生物多様性条約会議の意義と課題」
●生物多様性条約(1992年) …
191ヵ国もの国が参加している国際条約。
この条約の目的達成に向けた取り組みを議論するために、2年に1度、締約国が集まる国際会議が開かれる。
今年の第9回締結会議(COP9)は、ドイツが議長国としてボンで開催され、次回の第10回締結会議
(COP10)は、日本が議長国となり、愛知県名古屋市で開催されます。
●生物多様性条約ってなに?
英語名称は、Convention on Biological Diversity(CBD)。
自然保護のためでなく、人間が地球上で安全に暮らしていくために地球上の自然をどう利用していくか、という方向を示した国際条約。
3つの目的を定め、この目的を達成するための各国の行動の方向性を決めている。
これらの目的達成のために努力・行動することに同意した国を締結国と呼ぶ。
●生物多様性条約の3つの目的
1、生物多様性の保全
2、生物多様性の構成要素の持続可能な利用
3、遺伝資源へのアクセスとその利用から生じる利益の公平で衡平な配分
分かりやすく言えば、
1、地球上の生き物のつながりを守ること。
2、人がいつまでも自然を利用し続けられるよう、自然資源を取り尽くさないよう利用していくこと。
3、生き物の遺伝資源を利用して、製品をつくる国だけでなく、遺伝資源がある国も、その利用で生ま
れる利益を受けられるようにすること。
生物多様性基本条約は、世界規模で地球を守るために超党派で提案されました。
日本のみならず、世界規模での活動になります。
現在、生物多様性の認知度は国の発表では、約30%。認知度50%を目指し、取り組まれます。
すべての生き物は、約40億年もの進化を経て現在に至り、この地球上には、科学的に明らかにされている生物種が約175万種、未知のものも含めると3,000万種とも言われる生物が暮らしています。
その生物種が、毎年約4万種が絶滅していると言われています。
人類の繁栄の陰には、生物の犠牲の上に成り立っていることを自覚して、開発中心の現在のやり方で良いのか、自問するものです。
次回の議長国は、日本になり、また私たちが住む愛知県名古屋市で開催されるとのことであり、会議の成功に向けて、まず地元から大きく発信するものです。
◆5月22日 生物多様性の日
◆2010年1月 2010 生物多様性年スタート(国連)
◆2010年10月11日〜29日 生物多様性条約 COP10
◆生物多様性条約締約国会議の事務局は、カナダのモントリオール
◆日本は1992年6月13日に署名。18番目の締約国に。最大の拠出国(拠出額は第1位(全体の22%))。
詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
www.cop10.jp/aichi-nagoya
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