|
夜間のパトロールで、一番厳しい季節となった。
吐く息が白いどころか、足元が冷たく、鈍い痛みを感じる。
歩き始めると、血行も良くなりホカホカし、何とも気持ちのよいものだ。
夜間パトロールをして各地域を歩くと、不良な道やポイ捨て、夜間照明の暗いところ、危
険な箇所など、通常では気づかないことが結構判明する。
パトロールをした隊員からいろいろと報告を受けたので次の日、役場に申し入れを行った。
一番気になったのが放置自動車。
放置された自動車の窓ガラスには、警告が貼られており、よく見ると約2年前の平成22年2
月16日のものと表記されていた。
何年放置しておいたら「ごみ」として処分できるのか、役場の担当に聞いてみた。
県の指導による放置自動車の状況チェックシートがあり、その車がどんな状態なのか。
そのポイントによって、放置自動車を処分するとのことだった。
従って「何ヶ月、何年放置したか」というより、車の状況がどんな状況であるかが重要で
あるとのこと。
確かに、車体に大きな凹みや傷もなく、タイヤもパンクしておらず、ガラスも割れていな
い、乗れる状況ということは、財産価値が十分ある。という判断で「ごみ」としての判断
にはならないということだ。
裏を返せば、このまま財産価値があれば5年でも10年でも放置されていても撤去できないと
いう解釈になる。
放置自動車は地域の方からすれば、目障りで邪魔な存在であることは間違いない。
杓子定規な回答より、そこで生活する生活者の立場で考えてもらいたいものだ。
|