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ロシアのウォッカ、フランスのワイン、韓国のマッコリ…
各国にいろいろな代表的なお酒があるが、先日、中国の紹興酒を飲んだ。
●紹興酒
餅米と麦麹を原料とする(醸造酒)老酒の一種。
老酒とは「永く寝かせた(年老いた)お酒」という意味が含まれている。
老酒には、上海老酒、蘇州老酒、福建老酒、台湾老酒が知られているが、中でも中国浙江省の紹興地区で醸造する老酒を紹興酒と呼ばれ、フランスのシャンパーニュ地方で造られるお酒がシャンパンと呼ばれるように産地呼称である。
フランスのワイン・日本の純米吟醸酒と並び紹興酒は「世界三大美酒」と称されている。
醸造法により元紅酒、加飯酒、善醸酒、香雪酒の4つに分類される。
<紹興酒の歴史>
かつて紹興では、女の子が生まれると、贈られた祝米を使ってその娘のために紹興酒をつくる習慣があった。
生まれて満一ヶ月経ったことを祝う儀式の際に、父が自らの手で造った紹興酒の入った甕を地中に埋め、娘の成長と幸せを願いながら長い年月の間じっくりと寝かせる。
そして、いよいよ娘が嫁ぐ日に地中から掘り出して、祝い酒として皆に振る舞った。
この紹興酒は、甕に美しい花模様が彫られたことから「花彫酒」と呼ばれた。
今では、「花彫」は愛称として用いられたり、また、長期間熟成させた紹興酒をさすようになっている。
とお店のスタッフ。勉強になります。
熟成させるほど高価になり、カラメル質ができ甘みが増し、砂糖を入れなくても甘みが十
分にある。
他に日中戦争時、日本兵が埋めてある紹興酒を掘り起こし、飲み干してしまった。という
話も聞いた。
紹興酒は、食欲増進、疲労回復、消化を助ける保健効能があるが、やはり飲みすぎては健
康を害することになるだろう。
以前もロシアのウォッカなど調べて掲載したが、その国の伝統と風土にあったその国の気
質がうかがうことができる面白いものだ。
わが国のお酒の歴史ぐらいは、しっかり覚えておきたいものだ。
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