明治町自主防災会のメンバー13人と名古屋市港防災センターに研修に出掛けた。
防災センターは、昭和57年に開設され、台風や地震、火事といった災害と、その対策をテーマにした施設
である。
大治町から車で約30分のところにあり、港区役所のすぐ隣で、地下鉄港区役所からスグの分かりやすいと
ころにある。
体験を通じて災害というものを知り、その対策を練習することで、緊急時に対応できる知識を身に付ける
ということで、結構勉強になった。
<一階> 見る・知る
■地震体験コーナー
阪神淡路大震災や関東大震災に発生した地震の揺れ方から震度まで見事に再現している。
震度を体験。かなりの揺れで、地震の恐ろしさを痛感した。
揺れが収まったら、ガスの元栓を締め、ブレーカーを落とす。
いきなり大きな揺れが来て、冷静に判断できるか課題である。
■消防ヘリの試乗体験
実物の消防ヘリコプター「なごや2」の試乗体験と、モニター映像による飛行体験ができる。
子どもが喜びそう。大人の私たちも結構楽しんだ。
■展示コーナー
非常持出品の展示や地震のメカニズムなど映像で説明してくれる。
東日本大震災での津波の上映なども行っている。
<二階> 体験する
■伊勢湾台風体験コーナー
名古屋地方に甚大な被害をもたらした伊勢湾台風の映像と写真を見て、職員から説明を受けた。
斬新なのは、当時の建物を再現し、3D映像によって台風を体験できるコーナーがあった。
実際に障子がガタガタしたり、窓が破れて風が吹き込んだりとなかなかリアルだった。
■煙避難体験コーナーです。
煙が充満している真っ暗な部屋を手探りで進み、脱出する訓練。
中は結構暗くて、出口を見つけられないケースも。
ハンカチなどで、口を押さえ、中腰で壁沿いに手を当てて進む。
■防災教室
昭和34年当時の小学校の教室を再現。
過去の災害から学ぼうをテーマに、「一日前プロジェクトエピソード集」や「いなむらの火」の紙芝居を掲出している。
その他消火や119番通報など多彩な訓練が実施できる。
「おい、横井さん。伊勢湾台風のときは産まれてないだろ」とメンバーの一人が声を出した。
私は昭和45年生まれなので、もちろん伊勢湾台風のことは知らない。
伊勢湾台風の体験談をメンバーと語り合った。
当時、小学生だった人。働きに出ていた人。実際に遺体を見た人。それぞれだ。
共通して言えることは、もの凄い大きな台風で大変だったということと備えや近隣の方々とのつながりの
大切さが大事であるということである。
備えは自分自身でできるが、近隣とのつながり、いわゆる「隣保共同」の精神が薄らいでいる昨今、これ
が課題となりそうである。
我々は、自主防災組織を作っているが、まだまだ完全ではない。
地域とのつながりづくりが、今後の活動のカギになりそうである。つながりを構築するため、今後も精一
杯活動をしていきたいと決意を新たにするところだ。
兎にも角にも今日は、良い体験ができた。メンバー一丸となって安全で安心な地域づくりに向けて努力し
ていく所存である。
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