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朝夕はめっきり寒くなった昨今、元気に早朝から資源ごみ分別作業を行った。
小雨が降る中、アルミとスチール缶、小型家電、雑鉄など仕分けをする。
さすがに涼しくなり、アルミ缶の量はいつもより減少したが、ペットボトルは相変わらず出されている。
季節で、出されるごみが違うのは、分別作業をしていてささやかな楽しみである。
小型家電では、扇風機の排気が目立った。季節が変わり、使わなくなって廃棄したのでろう。
また、必要だとして家に長年、取っておいたものも廃棄される。
スチール缶が、不燃ごみに埋没していたため取り上げると、中には新品のミシン糸が大量に出てきた。
作業をする主婦の方々と話をすると、今では、自分で裁縫するより買ったほうが安い。とのこと。
ミシン糸を保管していたお菓子のスチール缶は、約30年前の「坂角総本舗のゆかり」のもの。
おそらく、今までずっと家の片隅に保管されていたのであろう。
その他、優勝トロフィーや日本人形など、いろいろなものが廃棄され、過去には三味線まで廃棄されてい
たこともあった。
そのごみを眺めながら、持ち主の思いを推察している。
必要として、家人に愛され、その後老朽化し不必要となり捨てられる…
社会全体を表しているかのようだ。
ちょっと切ない分別作業だった。
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