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知人からいちごの苗を勧められたが、植える畑もプランターもないため断った。
いちごの苗が今の時期にあるとは知らなかった。
その代わり、イチジクをいただいた。もちろん天然モノである。
このイチジク。果物多しといえど出荷量は、全国で愛知県が1位のようだ。
収穫量は、2位の和歌山県の2,284トンに対し、愛知県は2,516トンで全体の17.35%のシェアをもってい
る。(2011年 農水省データ)
正直、イチジクの収穫量が、愛知県が全国1位とは思いもよらなかった。
さて、イチジクは漢字で「無花果」と書くが、花はあるようだ。
果実を半分に切ったときに見える赤いつぶつぶが、花だということ。
ただ、半分に割った姿は、正直、ちょっとグロいのだが…。
イチジクの歴史は古く、6,000年前から栽培されており、アダムとイヴが裸体を隠すのに使われていたの
が、イチジクの葉である。
このイチジク、ヨーロッパからペルシャ、中国へと伝わり、日本へは江戸時代に中国から長崎に運ばれ、
全国に広がった模様だ。
裂け目に指を入れ、半分に割ってそれから頬張る。口の中で、甘味と独特のプチプチ感が―
このプチプチするのが、花の部分だそうだ。
そういえば、子どもの頃は近くにたくさんイチジクの木があり、遊びの途中でかぶりついたものだ。
今はほとんど見かけなくなった。
少しずつ、季節感が失われていく感覚が否めない。
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