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明眼院旧多宝塔が、国の登録有形文化財の登録されたことを記念して、旧多宝塔公開及び野点の会が開催
されました。
学芸員による解説を聞きながら旧多宝塔と仏像を鑑賞し、抹茶とお菓子を楽しむことができました。
この旧多宝塔があるのは「明眼院」
明眼院は、延暦21年(802)創建で、天台宗の寺院です。
1350年代頃、清眼が日本で初めて眼科治療院を開設したのが始まりです。
その後、後水尾天皇や尾張藩主などが治療を行った由緒ある治療院です。
当日は、たくさんの参加者が来られていました。
初夏の日差しの中で、お菓子と抹茶で一服とはとても風流です。
大治町で数少ない歴史資産ですが、明眼院は町が誇る財産です。
文化財を大切にし、大事な歴史を子どもたちに継承していきたいですね。
●旧多宝塔(登録有形文化財)
明眼院旧多宝塔は、当初、屋根の下に裳階(もこし)をつける二層の多宝塔として建立された。
多宝塔は、密教寺院ではたいへん重要な建物で、明眼院では大日如来を本尊としている。
建立は、室町時代、江戸時代・慶安2年(1649)に第13代住職 円慶が修理したと伝わっている。
それを裏付けるように、路盤に慶安二年の銘があり、内部の組ものにも室町から江戸時代初期の彫りとみられる部材が、複数確認された。
建立から現在に至る数百年の間、使える部材は残しつつ、傷んだ部材のみ差し替えるなどの修理を施して、現在まで守られてきている。
しかし、明治24年(1891)の濃尾地震で大破し、下層のみ改修された。
また、昭和34年(1959)の伊勢湾台風でも被災し、修理されて現在の姿になった。
そのため、「旧多宝塔」の名称で登録されることとなった。
(大治町教育委員会 資料より参照)
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