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七夕は梅雨時期とあって、なかなか天の川を見ることができない。今日もそうだ。
七夕というと、織姫と彦星の年に1度の逢瀬の話が有名である。
しかし、雨の日となるには理由があるようだ。
七夕の前日には彦星が織姫に逢いに行くための牛車を洗うので、その時の水が雨になるということから、
七夕前日の7月6日の雨を洗車雨というそうだ。
また、七夕当日は、織姫と彦星の1年ぶりの逢瀬の後の惜別の涙、または逢えなかった時の悲しみの涙が
雨になるということから、七夕当日の7月7日の雨を洒涙雨(催涙雨)ともいうようだ。
おそらく、日本人の風情ある発想で考えられたものであると思われる。
いたるところに、笹に願い事が書かれた七夕飾りが目に飛び込んでくる。
七夕飾りの由来は…
奈良時代は五色の糸を、村町時代には硯や墨、短冊に和歌をしたためたものを納めていた。
現在のように笹竹に飾りや短冊を結びつける風習が始まったのは江戸時代からで、天の神様への目印とし
て7月6日の夜から笹竹を立て、無病息災や商売繁盛、習い事の上達などを象徴する色紙の飾り物や願い事
を書いた短冊をつるした。
宮中行事で願い事を書いた梶の葉は短冊になり、五色の糸は切り紙細工や吹流しへと変わっていったとい
われている。
風流に七夕を楽しんでみようかな。
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