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年末の挨拶回りで、知人宅へお邪魔すると、餅つきを行っていた。
我が家も父の実家で毎年、餅つきを家族総出で行っていたが、祖父母が他界した後は、まったくしなく
なった。
三世帯と親戚が集まったところにお邪魔するのは、少々気が引けるが、みなさん歓迎してくれた。
力自慢が来たと、杵を渡される。杵を振り上げ、餅をつく。
力任せについているのか、スグに息が上がる。
知人は、私よりも年齢も高く細身だが、上手に餅をついている。流石だ…。
つきたてのお餅をいただいた。餡子、醤油に大根おろし― さらにヨモギを入れたよもぎ餅をいただく。
なかなか最近では、つきたてのお餅は口にできない。本当に美味しい。
この餅つきには、ちゃんとした由来がある。
ひとつは、鏡餅を準備するためである。
鏡餅は、新年の神様である歳神様をお迎えして、「今年1年が幸せでありますように」と祈願するためで
あり、その歳神様が正月の間に落ち着く居場所が鏡餅である。
もうひとつは、縁起物として食べるためである。
丸餅は神様がくれる生命力。
稲作文化の日本では、餅には神様からの魂が宿り、生命力が与えられるといい伝えられているため、神様
から魂(お年魂)をいただくということである。
さあ、明日は大晦日。まだまだ、やらねばならないことがたくさんあるが、こういった日本文化を実感し
ながら正月の準備をいていきたい。
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