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今日は、夏至。夏至は、昼の長さが1年で一番長い日である。
字では、夏に至ると書いて“げし”であるが、この涼しさからすると、あまりピンとこないのでは。
夏至は、常に6月21日か22日であり、梅雨の真っ只中であるため昼が長い実感がない。
というより、いよいよ夏が近い、そんなことを実感する日ではないのだろうか。
そういえば、夏至って、何か特別なものを食べるのかな?
確か冬至には、冬至かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりという習慣があるが、夏至はあまり聞いたこ
とがない。
調べてみたが、全国であまり夏至に何かを食べる習慣がない。
ただ、関西地方では、夏至から数えて11日目にあたる半夏生(はんげしょう)の日にタコを食べるという風
習がある。
これは、タコの8本足のように作物がしっかりと根をはって豊作になるように願いが込められているようだ。
また、福井県ではこの日に焼き鯖を食べる風習がある。
どれも、暑さによる疲労を回復することを目的にしているようだ。
日本には、季節によって食事や行事で、願掛けを行う風習がある。
ほとんどが、五穀豊穣を願ったものが多い。
日本人の自然に対する畏敬の念、そして自然との共和を表した農耕民族らしい風習である。
いつまで明るいのか、空をまじまじと見て楽しもうと思ったが、仕事に引っ張られ、いつもの夜となって
しまった。
季節感が年々失われている昨今、自然の営みを知るには、良いキッカケとなったのではないか。
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