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大治町にも呪い(まじない)が伝承されている。
まじないとは、神仏その他不可思議なものの威力を借りて、災いや病気などを起こしたり、また除いたり
する術の事を言う。
どんなものがあるのか、紹介したい。
■田んぼに雷が落ちると、その箇所の四方にしめ縄を張ると延焼をまぬがれる(八ツ屋・三本木)
■節分に焼いたイワシの頭と柊(ヒイラギ)を出入り口に吊るしておくと、魔除けになる(西条)
■イモリを焼いて、好きな女に投げると思いが叶う。米俵を転がすと思いが叶う(馬島)
■ヘビの脱殻を財布に入れておくと、金持ちになる(西条)
私も西条に住んでいるので、イワシとヘビはよく聞いた。
実際に今でもイワシの頭を吊るしているお宅がある。
詳しくは、焼いたイワシの頭を柊の枝に指して作る「柊鰯(ひいらぎいわし)」という。
いわゆる、節分の豆まきと一緒で、鬼が家に入れないようにするものである。
その理由としては、鬼はイワシの臭いが苦手で、ヒイラギの鋭い棘のついた葉は、鬼の目を刺すからだ、
といわれている。
そういえば、子どもの頃、テレビで「日本昔ばなし」で見たことがあったな。
ヘビの皮を財布に入れて縁起を担ぐのは、つい最近まで実際にやっていた。
今でも抜け殻を見つけると、財布に入れるよ。
まあ、このあたりだとシマヘビの皮だろうけど。
イモリを焼いて、好きな女にって、どこからこんなまじないが生まれたのだろうか。
余計に嫌われると思うんだけど。実際にやってみてはどうですか(笑)
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