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大治町議会、福祉建設常任委員会の視察として、本日、北名古屋市へ出向いた。
北名古屋市は、旧師勝町・西春町が合併して、誕生した市で、市制10周年を迎えることになる。
日本初の回想法事業についての説明を受けた。
●回想法とは
米国の精神科医ロバート・バトラーが1963年に提唱。
人生を振り返り思い出を楽しみながら語ることで、脳や心の活性化を促し、認知症予防の効果を生み出すものである。
北名古屋市では、この回想法と地域づくりを結びつけ、地域づくりの担い手をつくる「地域回想法」を確
立し、今年で11年目となる。
回想法の核となる「回想法スクール」を各地で開催し、スクールのOBでつくる「いきいき隊」が積極的
にまちづくりの一端を担っている。
回想法スクールでは、昔の懐かしい「遊びの思い出」や「学校の思い出」などのテーマで、昔の思い出を
語り合い、絆づくりを行い、やりたい活動をチームで実践するものである。
<回想法の拠点>
■北名古屋市回想法センター
国の登録有形文化財として保存と活用が期待される「旧加藤家住宅」内に、思い出ふれあい事業の拠点となる回想法センターが、平成14年11月1日竣工。
旧加藤家住宅と外観を調和させた木造平屋建の施設で、昔風の学校教室をイメージした部屋を配している。
■北名古屋市歴史民俗資料館
「昭和日常博物館」と呼ばれている。
この北名古屋市歴史民俗資料館では、日本人の生活が劇的に変化した昭和時代にスポットを当て、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など電化製品や生活用品を展示し、回想法を実践する道具として利用している。
■国登録有形文化財 旧加藤家住宅
旧加藤家住宅は、主家を中心に、長屋門、離れ、茶室、土蔵、高塀などで構成されており約370坪の敷地となっている。
明治期地主層の典型をなす洗練された形式が、よく維持されており、文化的、歴史的価値が高いと評価され、平成11年11月、国の登録有形文化財として登録を受けた。
実際に旧加藤家住宅を、いきいき隊の方に案内していただいた。
茶室や庭園は、とても素晴らしかった。
認知症の予防対策は、今後の町政においても必要不可欠である。
介護予防をはじめ高齢者の生きがいづくりの参考にしていきたい。
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