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ついつい最後まで見てしまった。リオデジャネイロ五輪 最終予選の準決勝、対イラク戦。
前評判が、あまり良くないと言われてきたUー23。
ロスタイムで勝ち越しゴールを決める劇的な幕切れ。野球ファンである私も、鳥肌が立つ興奮を覚えた。
今回のアジア代表枠は、3つ。厳しい戦いとなるのは必至である。
逆に決勝へ駒を進めれば、五輪出場は確実だ。選手も監督もよほどのプレッシャーが掛かっていたと思
う。
しかし、プレーには焦りや力みはあまり見られなかった。同点ゴールを許した後は、完全にイラクペー
ス。こぼれ球はイラクへ。自陣にイラクの選手が躍動し、ハラハラする場面がいくつもあった。
私たちの想像以上に選手たちは落ち着き、必死に耐えていた。
本当に手に汗を握る戦いである。
競技場のある場所は、「ドーハ」。23年前に「ドーハの悲劇」と言われたいわくつきの場所である。
大学生であった当時、友人やクラスメイトとともに学食のテレビにかじりつき、応援をしていた。
日本のワールドカップ初出場が目の前に迫り、万歳の準備を始める。その瞬間―
ワールドカップ初出場を逃した瞬間のあの絶望感は、強烈な思い出で、今でも忘れていない。
「ドーハ」と聞くだけで、重々しい気持ちになる。
これで、ドーハのコンプレックスは薄くなった。「ドーハの感激」というべきだろうか。
ある意味、期待が薄いと言われたU−23が、新しい歴史を作り上げた。健闘を讃えたい。
しかし、これで終わりではない。今度は宿敵、韓国である。
韓国を撃破し、アジアNO.1として、堂々とリオ五輪に出場してほしい。
最後まで、応援したい。金メダルを目指して―
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